元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

ドイツの小学校入学にSchultüte!

8月31日は、新学期の始まりだったようで、円錐型の「Schultüte(シュールテューテ)」親に抱えてもらって登下校する新一年生をたくさん見かけました。

円錐型で、キラキラ飾りがついていて、中に学用品を入れるそうです!(お菓子も入れるらしいんだけど、学校にお菓子持ってくの?みたいな気持ちw) 日本で言ったらお道具箱みたいな? 幼稚園を卒園したら、夏休みの間に親が買い揃えてあげるそうです。

最初はお菓子だけを入れる入園おめでとうのお楽しみ袋だと思ってたのですが、近所に住む新一年生になるお嬢さんを持つ知り合いに聞いてみたところ、基本的に学用品を入れるみたいで、新学期に学校へ持って行くと! また、幼稚園の先生が卒園祝いに用意してくれることもあるみたい。

7月〜8月のおもちゃ店や、デパートのこども用品売り場には、入園準備品コーナーがズラリと並んでいました。

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(Spielschiff)

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(多分Kaufhof)

 

これを持って小学校に行くのはきっとワクワクですね。ちなみに、ドイツの小学生がよく背負うランドセルはこんな感じ。

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結構大きくて、日本のランドセルの様に、スペースがきっかり確保されてる感じです。キャラものも多くて、子どもたちにはアナと雪の女王がいまでも人気ぽくて、アナ雪ランドセルも売ってます。色合いが欧米っぽい派手さがありますよね。

 

うちは小学校関係ない年齢ですが、我が家にあるドイツ語のイラスト辞典?にSchultüteが載っていて、実物をお店で見た時にこれかーと思ったものです。

 

また、上に書いた知り合いの方から聞いた話ですが、初日からちょっぴり授業があるらしい!?

あと、小学生登下校の定番と言えばキックボード! 幼稚園児は小さめで足場がプラスチック製のものをよく使ってて、大きい子は金属のガッシリ系! ガッシリ系は大人も乗れる耐荷重で、たまに大人が乗ってます。私が学生の頃も流行った時期ありました。

JD RAZOR MS-105R クリア

欧米は、安全上の理由から子どもを1人で出歩かせる発想は殆どないと思ってたのですが、デュッセルドルフは何歳頃からは分かりませんが、1人で下校してくる子どもたちを近所ではよく見かけます。(登校は私の生活時間帯と合わないのでまだ見たことない)

 

ドイツ大使館発信のブログからシュールテューテの記事を見つけました(*´ω`*) 私の今回の文章、らしいだそうばかりでなんの意味もないですね!!写真撮ったから自分の記録的に書きたかったんです_(┐「ε:)_

Schultüte(シュールテューテ) | ドイツ情報満載 − Young Germany Japan by ドイツ大使館

昼寝をしない日が出てきた!

1歳半を過ぎていくと、めきめきと体力がついてきたなと実感することが増えていました。1歳半を過ぎると急にできるようになったことが増えたので、2歳もそのように感じることが多そうです。そして、明るいドイツの夜、22時まで寝ないことをちょっぴり悩んだり(寝ないので開き直るしかないのですが)。

  • 我が家の基本昼寝設計

うちの子どもは、基本は昼食後の午後に1回お昼寝を約1時間〜2時間。長いと3時間くらい寝る寝太郎ですが、さすがに3時間は良くないと思って2時間半くらいで起こそうとします。

午前中あまり遊べていないと、入眠時間が遅くなります。眠そうにしているのに、寝ない子の寝かしつけはつらいので、できればベビーカーや抱っこ紐で移動中に寝かせたい。寝かせたい作戦でゴロゴロ移動しているのになかなか寝ないとやっぱり親が疲れます。

  • 午前睡のパターン

午前中からベビーカーや抱っこ紐ででかけていると、ゆらゆらに気持ち良くなって、午前睡がたまに入ります。その場合、昼食後にお昼寝はなし。夕方に寝ることが多い。

午前睡が入ると、午後の起きてる時間を長くできるので、早めに夜寝かせるチャンス。チャンスタイム効果なしのことももちろんある。

夕方に寝られると台無し。できれば1時間程度で起こす。移動していると移動で寝るので、このチャンスは自宅や近所のみ利用可能。抱っこ紐、ベビーカー利用時は不可。17時くらいに寝ると、このまま朝までコースになるか!?と期待するが、だいたい無理で19時20時頃に起きる。

  • 夕方寝るパターン

冒頭の昼寝基本設計の通り、昼食後寝ずに、15時16時頃に寝てしまう。あまり登場回数はありませんが、できれば1時間程度で起こさないと、22時就寝がさらに遅くなる可能性がでてくる。

  • ついに登場お昼寝なし早寝パターン!

今までも稀に、昼寝をしなかったので19時台に早めに寝かせられたことがありました。

少し前の土日は、特別遠くへ出かける予定はなく、昼食後はちっとも眠そうにせず午後を過ごしていたので、これは早めに風呂夕飯歯磨きを済ませれば早寝の大チャンス!と思って夫婦で協力して、午後はどちらかが公園へ連れて行き、もう一方は食事を用意する作戦を決行。

公園の行き帰りもベビーカーや抱っこでは行かず、歩かせて、公園の後は風呂へ直行。そして夕飯を食べさせて歯磨き! あとは眠くなるのを待つだけ笑。

土曜日は20時前近くまで粘っていましたが、19時台にに寝たのは快挙。

日曜日は、18時半頃から始めた夕食中に電池が突然切れたようにうとうとしだしたので、歯磨きを慌ててさせて、抱っこでコテンとぐっすり寝ました。

昼寝なし早寝の時は、早い時間に寝言泣きがちょこちょこ入るので、ややドキドキします。

これが噂の昼寝なし生活……!

少なくとも、特別な予定がない日でないとできないですね。

 

22時寝を書いた気まずい日記。ちなみに今は20:30くらいが日の入りになりました。

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タリンクシリヤラインで船旅・ヘルシンキ〜ストックホルム

昨日はヘルシンキ〜タリン間のわずか2時間でフィンランドからエストニアへ着いて日帰り旅行ができる「ヘルシンキ〜タリン便」のことを書きました。今回はヘルシンキストックホルム間の夜便を利用した話を書きたいと思います。

uki.hateblo.jp

 

ヘルシンキストックホルムを結ぶセレナーデ号

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(他にシンフォニー号もある模様)

今回、ヘルシンキを17:00に出発し、ストックホルムに翌日9:30に到着する夜便を利用しました。出航するオリンピアターミナル行きのトラムはスーツケースを持つ人でいっぱいで大混雑。チェックインカウンターも大混雑。機械を使ってセルフチェックインがスムーズです。時間に余裕があると良いと思いました。

船内はまるで普通のビル!

乗船すると、生演奏と大道芸人がお出迎え。エレベーターに乗って部屋に向かいました。船の真ん中のエリアは吹き抜けのプロムナード。レストランやカフェ、ギフトショップがあります。窓付きの客室は、プロムナード側と、海側の二種類があります。プロムナード側の部屋にすると、ステージのイベントが部屋から少し覗けたりできそうです。

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部屋は窓付き海側を選ぶ

一泊だけの船旅なので、最初は旅費を少し節約しようという発想で(北欧はなんでも概ね物価が高い)窓なしの部屋にしようと思いましたが、数十ユーロを載せれば窓がつくんだし、せっかくの船旅なのだから!と、海側で窓付きの一番安い部屋(A-class)を選びました。結果的には窓付きで良かったと思います。航海中からしばらくすると海しか見えないのですが、太陽のあかりが部屋に入るというのはなかなか気持ち的に嬉しいものです。また、朝、目が覚めるとスウェーデンの島々が窓から見えるのは楽しかったです。

部屋にはベッドが左右に2つずつの計4つあり、そのうち1つは動かせて、他の3つは壁からパタンとおろすタイプです。二段ベッドになっていて、取り外せるハシゴが部屋入り口にありました。ベビーベッドもリクエストして借り、下段のベッドとベッドの空きにぴったり入る幅の折りたたみベッドでした。が、結局ベビーベッドでは寝てくれなかったので笑、大人のベッドをぴったりくっつけて川の字で寝ました。幅が狭いので、寝返りも打てなくてスムーズに寝てくれる子はどのくらいいるだろうかと気になります。

窓なし部屋だと下側のデッキにおそらくなるので、船の音が結構響くのかなーとか心配です。もし私が大学生とかだったらきっと窓なし部屋を選んだと思いますが笑。

船内のエンタメも充実

一泊クルーズですが、飲食ができるのはもちろんですが、ライブステージ、カジノ、ジャグジープール&サウナ、キッズスペースなどなど充実した設備、他にもイベントが各所で行われていました。イベントのタイムテーブルは残念ながらフィンランド語とスウェーデン語の二ヶ国語併記のリーフレットのみ。キッズスペースには子供向けプログラムのリーフレットも置いてありました。こちらももちろん英語なし。せめて英語が欲しい!

バーは24時までなら子ども入れます。カジノはもちろん18歳以上。

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ジャグジープール案外楽しい

プールは有料で大人10ユーロ、1歳3ユーロ。でも入ってきました! 水温はぬるいです。悲しい。タオルはプラスの支払い無しで貸してくれ、水着もレンタルあるらしい。赤ちゃん用の水遊びパンツも1ユーロで売っていました。

ジャグジープールが3つあり、泳ぐタイプの場所ではないので、他のお客さんはゆったりプールに浸かったり、飲み物を飲んだり、サウナに入ったりとまったりしていました。サウナも男女共用と男女シャワールームから行ける男女別のものがありました。水温がぬるいので、ちょこちょこサウナであったまってきました。

我が家が泊まった部屋はA-Classと、Aがついていても、グレードは下から数えた方が多分早いので笑、多分客船業界ではフツーの部類。フツーにシャワーも狭いため(ハイクラスの客室の洗面やシャワーはどんな風貌なのか気になるわ)、せっかくだから家族三人で入ってくるか、と水着と赤ちゃん用の水遊びパンツは持っていたので、ゆっくりジャグジーと広めのシャワーを浴びてさっぱりしてきました。すべりだい付きの浅い小さい子向けのミニプールもあって、子どもは何度もじゃぶんと滑り台を滑ってかなり気に入ってくれました。

お風呂の湯船やお水を怖がる子どもだったので、この成長にはびっくりしていますが、楽しんでくれて本当に良かったです。子どものストレス発散は旅行や移動における大事な任務なので、お金払った分だけの満足はありました!

ストックホルム行きではムーミングッズはラストチャンスかも

ヘルシンキにはあちらこちらにムーミングッズを買えるお店がありますが、セレナーデ号はムーミングッズを免税価格で買えるラストチャンス!? 買おうか悩んだけどやっぱり買おう!ができるかも。かなり充実しているラインナップだとは思いますが、悩んでた商品が必ずあるとは限らないのが免税店のあれこれですよね。アラビアのムーミンマグカップ2017バージョンは売ってました。免税価格+セールで結構安かったです。定番商品は免税店が狙い目とは思いますが、絶対欲しいものはやっぱり陸地のお店がいいですよね。

ちなみに、ムーミンのそこそこ大きいぬいぐるみはタリンクシリヤライン限定販売のスカーフを巻いたムーミンスノークのおじょうさんの二種類がありました。

キッズ向けギフトショップではもっと大きいのだとムーミンパパやママがいました。小さいキーホルダータイプのぬいぐるみも少しありました。ヘルシンキ市内で買ったお土産がいくつかあったので、ここにもあったかー!という気分でしたが、ちゃんと欲しいものを買っておくのは大事です!笑 ストックホルムでもムーミングッズを取り扱う店はありましたが、ヘルシンキ程の充実感はありませんでした。

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きっと飽きないキッズスペース

タリン行きの船よりも広いキッズスペースでした! うちの子どもは飽きずによく遊んでくれました。とにかく充実していて、ある程度大きい子どもでも何かしらで楽しんでくれると思います。あったものは以下の感じ。

  • ボールプール(0〜4歳、5〜12歳エリア分け)
  • おままごとエリア
  • アイスクリーム販売コーナー
  • お絵かきスペース
  • DVD上映
  • レゴコーナー
  • PS4!!!(メガスター号と違ってちゃんと使える)
  • 抱っこ紐、ベビーカー貸し出し!

特に良いとおもったものは、ボールプールは年齢別で分けられていること。ただし、0〜4歳エリアに勝手に5歳以上の大きい子が入ったら、保護者止めてくれ!と願うばかり……。正直4歳も0・1歳にとってもだいぶ大きいとは思う笑。

ボールプールの写真は大きい子向け。よじ登れる場所があったり、小さい子向けより広くやんちゃに遊べる模様。レゴは、壁に基礎板が貼り付けてあって、とても心が躍りました。私がレゴやりたい。PS4は15分で交代と書いてありましたが、多分普通の子は交代できない。私がPS4やりたい。写真以外にもPS4エリアはありました。

驚いたのは、抱っこ紐とベビーカーの貸し出しがあること。本当に手ぶらで船に乗れるかも。

22:00までやっているので、食後の寝る前にひと暴れもオッケーです。

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食事はビュッフェを予約

夕食と朝食をビュッフェでする場合、予約が必要です。時間は決まっていて、16:45〜、19:30〜のどちらか。席が決まっているので、席を探す必要がありません! 気が楽ですね。タリン便と同様に日本人スタッフがいて、席まで案内してくれました。

19:30少し過ぎに会場へつきましたが、食べ物を取るエリアはかなり混んでいて、割り込みとかなんやらとか色々目につきました……。

でも、食べ放題、ジュースやコーヒー、ビールにワイン飲み放題!子ども向けメニューにミートボール、フライドポテト、ソーセージなど置いてありました。食べられる子にはとてもよいですね。サーモンが私はとても気に入りました。

朝ごはんは7:00〜9:30の間で可能です。こちらは席が決まっていないので、できれば混む時間帯を避けたほうがよいですね。8:00頃は一番混むので早めをオススメするポスターがエレベーターに貼ってありました。9:30は空いていますが、ストックホルムに着いているよという感じだそうです。

船楽しい

クルーズを周囲の人からすすめられてきたポイントは、「子連れに良い!」ということですが、キッズルームがあるだけでとても嬉しいし、楽でした。遊んでご飯を食べて寝たら、別の国に到着ですから、寝台列車に乗っているみたいな感じですね。寝台列車乗ってみたい)日本に帰ったら日本でも客船に乗ってみたくなりました。

A-Classの部屋で大人2人、1歳1人で合計208ユーロでした。日程によって値段はかなり変わります。食事は大人1人夕食38.50ユーロ、朝食は11.50ユーロ。タリン便と同じくFAST LANEというカフェテリアや、予約不要のレストランもあるので、食事はビュッフェでなくても良かったかもと思っていますが、ビュッフェはそれはそれでエンターテインメントなので、お金はかかるけど、ビュッフェで良かったです。f:id:ukite:20170827071441j:plain

ストックホルムの港。

船の基本情報など

タリンクシリヤラインの基本情報は以下のサイトでわかりやすくまとめてあります。日本語サイトなので安心です。我が家はチケットはタリンクシリヤラインの公式サイト(英語)からオンライン予約しました。(シリヤライン公式で日本語サイトもあるって知らんかったw)

Stockholm-Helsinki | One way cruises - Tallink & Silja Line (英語)

ツーリスト| タリンクシリヤラインでの バルト海クルーズへようこそ | - Tallink & Silja Line (日本語)

 

旅の前に読んだブログ。これを読んで、船のブッキングをする前の参考にしたり、北欧旅の気分を高めました笑。

couchpotato.hatenablog.jp

タリンクシリヤラインで船旅・ヘルシンキ〜タリン

デュッセルドルフ住まいの知り合いからは、「クルーズ、いいよ!」と、乗った人はみんな絶賛、クルーズ旅行。クルーズと言ったらなんかブルジョアなレジャーのイメージ、我が家はめっちゃ庶民だし、なんか違うような気がする……と普通に思っていました。

でもって、子連れ旅行ならクルーズは特にオススメ!と言われます。クルーズでオススメされるポイントは、「毎日何かしらのアクティビティーがあって飽きない!」「食事もコミコミで楽チン!」「子どもが遊べるスペースもあるし、子連れの旅行にめっちゃ楽!」と、そんなところです。このあたりは概ね7日間くらいのクルーズ旅行へ行った人たちの話。

我が家は、移動を主目的として、1日で終わる船旅を夏休みに利用してみました。今年の夏休みは北欧を旅する計画をしていたので、フィンランドヘルシンキスウェーデンストックホルム間、ヘルシンキエストニアのタリン間を運航する航路を利用しました。まずはヘルシンキとタリンを結ぶ船のことを書きたいと思います。

 

ヘルシンキからタリン間のメガスター

タリンは、ヘルシンキの海を挟んで南、バルト三国の一番北にあるエストニアにある都市です。港から徒歩でも行ける旧市街が人気の観光エリアになっています。わずか2時間で到着なので、午前の便で出発し、夕方や夜の便で日帰り旅行も可能の距離です。『地球の歩きかた 北欧』のヘルシンキのコーナーにタリンのことが数ページ書かれてあるくらい、メジャーな行き先だと思います。

日本人スタッフも乗船しているので、困ったら色々尋ねてみると良いかもしれません。船のターミナルで乗船を待っていたら、日本人スタッフが声をかけてきて、逆にびっくりしてしまいました。JALのなんちゃらのメンバーですかみたいなことを聞かれたので、JAL利用者は何かお得にできるのかな? 日本人もいくらか乗船していました。メガスター号、タリンの日本語マップもあり、スタッフが渡してくれましたが、船内にもありました。ターミナルはこんな感じ。かなり広く、座る場所やカフェがあり、テラスに出てビールを一杯なんてこともできます。

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運賃は片道、大人一人で54ユーロくらいだったと思います。日程や出航時間などで少し変動があると思います。

席は自由席。窓際がやっぱり人気

乗船すると、みんな各々の場所へ向かい、座ります。クロークやコインロッカーもあるので、そこに荷物を預かれば身軽に船内を過ごせます。景色の良い窓際の席から埋まっていきます。まるで新幹線のようなシートがズラッと並ぶエリアや、レストランと同じようにテーブルが並んでいたりします。カジノやバーもあります。

まずは腹ごしらえにお店は大行列

乗船してから少し、気がつくとビュッフェやバーガーキングなどなど、お店は大行列! 我が家が利用した便は、朝の10:30発で12:30着の船だったので、ブランチか、早めの昼食をとるためでしょうか。我が家は11:30頃から食事をしました。

FAST LANEというカフェテリアは、自分が食べたいものを自由に取ったり、厨房の人にアツアツご飯のメニューを頼んだりしてからお会計。気軽に何かしら食べることができるのはありがたいですね。

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大人はこれでもかというくらいお酒を飲んでのんだくれています。また、船の中は免税価格なので、ケースのお酒を大量買いをする人たちも! 乗客の中に、キャリーカートを持って乗船するひとたちが結構いました。

メガスター号のキッズルーム

子連れ船旅のいいところ。キッズルームがあるので、そこで2時間遊ばせられるということ。メガスター号のキッズルームは、すべて角が丸く、柔らかくなっている内装。すばらしい。結構大きい子も遊んでくるので、1歳台の子連れは月齢によっては見守り一層注意が必要かもしれません。1歳台後半の我が子は、他の子とぶつかることなく、うまく避けたりなんだりで幸い怪我なく遊べました。

テーブルのあるスペースではお絵かきができますが、船が出発して少しすると、キッズルーム担当のクルーのお姉さんが二人やってきて、子どもたちと工作をしたり、バルーンアートを作ってくれたりしました。

また、PS4もありましたが、残念ながら壊れて使えないという笑。

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免税店は空港と似た感じ

免税店は、化粧品・香水・お酒などが最も多く並び、食べ物を売るエリア、土産品を集めたお店など、空港と同じような様子です。ムーミングッズもありました! ヘルシンキとタリン間を往復する人は、行きで目星をつけた商品を帰りで買っても良いですね。

2時間はあっという間で楽チン

乗船してからは、夫と交代しつつ、一方は子どもの様子を見て、もう一方は免税店や船内探検をしていました。子ども自身は自由に遊び回れるプレイルームの滑り台や階段におおはしゃぎ。大きなウレタン素材?のレゴブロックや、ブルドーザーとかダンプトラックなど、建機のおもちゃもなんでもござれで、他人と一緒にまだ上手に遊べない1歳台は、他の子とおもちゃの取り合いとか、他の大きい子と押し合ったりなど、そういうところは気をつけなければなりませんが、楽な時間でした。

たっぷり遊んだおかげで、船を降りるとすぐ寝てくれました。

このプレイルームの存在だけでも、船、いいかも!と思ったのでした。

ちなみに、メガスター号は大きな客船で、乗客が過ごすデッキは船の真ん中以上で揺れや音はほぼ気になりません。下層部は駐車場で、ほとんどの人は滞在することのないエリアです。カフェテリアのあった階層でジッとしていると、ゆらゆら水の上を進んでいる感覚がわかる感じでした。ふわふわ感は確かに少し苦手に感じましたが、ほんの少しです。

 

船の基本情報

タリンクシリヤラインの基本情報は以下のサイトでわかりやすくまとめてあります。日本語サイトなので、安心です。我が家はチケットはタリンクシリヤラインの公式サイト(英語)からオンライン予約しました。

 

www.tumlare.co.jp

www.tallinksilja.com

ちなみにタリン旧市街ざっくり

タリン旧市街。城壁が残っていたり、小道が楽しかったり、民俗衣装?を着た店員がお出迎えするレストランなどあって楽しい散歩になりました。石畳のゴツゴツ感はかなり激しく、階段や坂道も。ベビーカーはやや不向きなエリアに感じましたが、歩道ならば通れる平らな舗装でした。その歩道がめちゃくちゃ狭いところや、排水用の溝がちょこちょこあるので、少し大変なところもありました。

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ドイツ暮らしと、子育て戦友ママ友というやつ

正直に申し上げますと、ママ友、うーん、ちょっと面倒くさいかも……。という感じでした。日本ではサラリーマンをしていましたので、それどころではないのでした。

仕事復帰前提で暮らしていてママ友ゼロで4月復帰

日本ではフルタイム共働きだったので、子どもは0歳児4月から保育園に通っていました。復帰前提で産休、育休を過ごしていて、育休期間もそこまで長くなかったのもあってか、児童館やらなんちゃらセンターやらどこぞにも行かず、果たして毎日何をしていたんだろう?と思い出せないくらいには何もしていませんでした。育休中も子育てはやっぱり孤独でしたが、知り合いを新たに作る意欲はなく、そんなに興味はありませんでした。人間関係の構築を面倒くさいと思う前に、そもそも根本が基本的に面倒くさがりなので、微妙に駅から歩くなんちゃらセンターも家からちょっと遠いな、行くの面倒くさいな……で気持ちが止まっていました。

そんなわけで、産休育休中に連絡先を交換するママ友なし! 産院で母親学級で同じだった、入院時期がかぶっていた人もいましたが、病院内で顔を合わせれば会話はしても、連絡先を交換するほどにはならず。連絡をよく取り合う学生時代の友人も、子持ちはそこまでおらず、友人らはお互いの住まいも遠くて会うことは育休中に1回やっとできたくらい。

保育園児持ちの働く親はママ友(パパ友)どころじゃない

また、保育園でも、朝はバタバタとそれぞれの時間で送り、お迎えはそれぞれの時間。たまに顔を合わせれば「おはようございます〜」くらい。保育園の行事でちょこちょこ話したり、殆どの0歳が延長保育ナシの中、延長保育組同士のお母さんたちと見えない絆で結ばれている感wはありましたが、やっぱり毎日日常を回すだけで単純に忙しいから、連絡先を交換して保育園外での交流は私の場合は特別ありませんでした。

さすがに夏以降にもなると朝夕顔を合わせる回数を重ねて、にこやかに帰り道お喋りしたり、遊ぼうよという話題はあがりだしていた。しかし普通に仕事していると予定を合わせて実行するのもなかなか難しい事実!

ドイツに来ても最初はママ友に興味はなく

ドイツに引っ越ししても、できるだけ早く子どもの預け先を探して、フルでないにしても少しは仕事を再開したいぞ!と思う気持ちの方が大きく、ママ友に対する感覚は本当にニュートラルのままでした。幼稚園や託児などの子育て関係情報の入手源は同じデュッセルドルフ住まいのママブログ(本当にお世話になってます)だったり、ネット頼り。知り合いがもっといたら色々幼稚園の話聞けるのかな、と思いつつ、引っ越したては慣れない環境で情報の探し方ももろもろよくわからないのですよね。

まずは数ヶ月だけの期間限定ですが、ターゲスムッター(日本でいう保育ママ)にお世話になっていました。その後、新たなターゲスムッターや、現地園、インター園などなどあれこれ情報を集め、次の子どもの通い先が決まるまでの間、家庭内保育をすることになったのわけですが、ママ友に対する感覚も少しずつ変わっていったのでした。

日本語でたくさんおしゃべりできて普通に楽しかった

ある日、「ぶなの森」の水曜午後の自由参加のシュピールグルッペ(幼児サークル)に初めて参加した時のこと。そこでは、子どもがおやつ作りを先生と一緒にしたり、母親同士でお喋りしたり、子どもが木のおもちゃで自由に遊んだり、絵本を読んだり、自由に過ごし、おやつを一緒に食べ、後半はリトミックや手遊びなどができるクラスです。

そこでね、思った以上に楽しめたんです。初めてたまたま行ったタイミングも良かったんだと思います。その日は、何より、日本語でたくさんおしゃべりした! それが楽しかった! それまで家の中と、語学学校の休み時間くらいでしか日本語を話していませんでした笑。ちょっと寂しくなっていたのだと思います。

そこで出会ったお母さんと仲良くなったり、それからまた少し後に、同年生まれの子たちが集まるシュピールグルッペに参加したりして、すこーしずつ知り合いも増えました。といっても連絡先をたくさん交換しているわけではないのですが笑、案外楽しくやれています。

お母さん同士の会話って概ね、うちの子はこうで困ってるのよ〜おたくはどう? 昨日大変だったよ〜とか眠いわ〜とか、1歳台なら卒乳した〜? とか、保育先の情報交換をしたり、たわいもない話ばかり。でも戦友って感じで楽しいです。

 

ドイツ暮らしじゃなかったら作ろうとしなかったかも

デュッセルドルフは物理的に大きい都市ではないので、「ちょっと会おうよ〜」という距離感がとても近いと思います。それもあって人と会いやすい。公園もそこらへんにあるし子どもを遊ばせやすい。

ドイツで仮に私がバリバリ働いていたらやっぱり友達と遊ぶのはなかなか気軽にはやりにくいと思うので、フルタイム勤務と、ほぼ無職の今、日本とドイツでの環境の根底の前提が違うとはいえ、異国ドイツで日本語で話せる日本人の知り合いができて結構嬉しいです。

ママ友がいる、という自分、結構びっくりしています。

ドイツで保冷剤を買う

(2017/12/16「プラスチック入り保冷剤を買う」という日本語間違ってるタイトルを修正しました汗)

日本だったらケーキを買えば付いてくる保冷剤。勝手に溜まっていく保冷剤。あまり溜めすぎないように厳選していたお気に入り保冷剤(笑)は、ドイツ引っ越しの際に捨ててしまいました。

 

でも、例えば午前中から昼にかけてお出かけするとき、子どもの簡単なお昼ご飯を用意する時に、やっぱり欲しくなる保冷剤。捨てたことをやや後悔。


なんたって、晴れの日は日差しが強くてなかなか暑いドイツ。24度くらいでも晴れだと暑いです。ただの塩握りでも、日向にずっとあったり、冷房はないのが当たり前の室内。なかなか心配になります。だからと言って梅干し混ぜたおにぎりはまだちょっと試す勇気も無し。


一応デパートのキッチン用品売り場のプラスチック容器やランチボックスコーナーにプラスチックに青いジェルが入っている小さめの保冷剤も見つけました。初夏〜夏はピクニックシーズンなので、シーズン用品かもしれません。(その後Babykochsという子ども用品店のランチボックスコーナーでも見かけました)
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お弁当用の保冷バッグは日本から持って来ていたので、それに保冷剤を入れ、おにぎりやフルーツを入れたタッパーも入れて持ち運んでいます。

買ってよかった! 普通に便利です。

 

と言っても、8月は雨や曇りの日がとても多くて、最高気温が20度を切る雨の日も出てきました。日本なら今こそ夏だぜー!な8月ですが、ドイツは多分もう秋の気配。鈴虫やセミは多分いないので、季節の移り変わりは音ではなかなか感じにくいですね。そんなもんで、多分あっという間に冬がやってくるでしょう……!

ユーロ高円安で家計が大変!

ついこないだまで1€、120円前後だったのに、気がつけばみるみるユーロ高に。

 

8/1で約130円!

4/25が約120円でした。

10000円が83.69€だったのが、

8/1だと10000円76.90€。

 

仮にお給料20万円の人がいたら、1€がこれだけ差があるとかなりの打撃になります。

120円だったら約1673€、

130円だったら約1538€です。

135€もの差額は大きい!

(計算は苦手なので一応ちゃんと換算できてるかちゃんと後ほど再確認します)

我が家だったらもしかすると2〜3週間分のスーパーやドラッグストアでの消費になるかもしれません。(ざっくり家計だし、食費以外の消耗品はやはり流動的なので1週ごとの消費は詳しくは把握していません_(:3 」∠)_)

 

日本の銀行からお金も私の場合は引き出しているので、毎日アプリでチェックして、少しでも円高になったらちょこちょこ引き出さないとと思っています……。

 

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(8/2のスクリーンショット。さすがにBrexit決定の頃は円高しまくりだったのかな?と)

 

本当についこないだまで120円前半だったのに焦ってます! 化粧品類など、自分自身の消耗品は日本の銀行口座に置いてある自分の貯金から出してるので、円高のスキを狙っています……。゚(゚´ω`゚)゚。