元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

あと10年くらいは少なくとも縦型洗濯乾燥機派でいたい

我が家は縦型洗濯機派です。

やっぱり洗浄力やジャブジャブ洗いたい感覚は私の中で大きい要素(タテもドラムも洗浄力は同じ、とメーカーは言ってるね)です。

近年は小さい子がいて洗濯物多いなら、共働きなら絶対ドラム式!!

とネットでの声をよく見ます。

それでも縦型が好き。ついでにいうとSHARPの穴無し洗濯槽が好きです。

 

 

いきなり余談・ドイツ在住時の洗濯話

ドイツに引っ越す前、ドイツは外干しはそんなに一般的な習慣じゃないし*1

ドイツはドラム式洗濯機(斜めではなく、真横向いてる)だし、大体の家は洗濯乾燥機なのかなー、使ってみようかなーと思ったら、我が家が借りた家電・家具付き賃貸住宅はただの洗濯機でした。

どうやら、私が知らなかっただけみたいですが、洗濯機能オンリーのドラム式洗濯機は意外と普通にあるようで、ドイツで知り合った友人の家は乾燥機と洗濯機をそれぞれ別で持っていました。

当時日本で通っていたドイツ語語学学校の講師にこの話をしたら、「ドイツは乾燥してるし、暖房(Heizung)の近くにおけばすぐ乾くよ」ということを教えてもらい、まさにその通りで、ドラム容量小さすぎて1度にたくさん洗えないということ以外はたいした問題にはならないのでした。(これがドラムの容量小さいのが実際大問題なんだけどね!)

洗濯機は帰国時に買わなきゃいけない家電だった

ドイツに引っ越す前、一部家具家電や荷物は倉庫へ送り、独身時代に使用していた家電はすべて業者に買い取ってもらいました。(帰国予定のタイミングは購入してから8、9年ですぐ買い替えになりそうだったので、先に手放しておいた)

ドイツでお湯での洗濯*2にすっかり慣れ親しんだ私は、洗濯王子も洗濯時はお湯出せるようにしているらしいし、日本も温水洗浄が一般的にならないかな〜と思っていたもので、

日本に帰る前は、「絶対P社の温水洗浄ができる洗濯機にしたい!」と思っていたのですが、調べてみたら価格がヤバイ。

kakaku.com

26万円!? 洗濯機に20万オーバーは無理だよ!

(結婚後、ファミリー向けの大型冷蔵庫の購入に10万以上出費したことも必要経費で仕方がないとはいえ抵抗があったのにw)

なんせドイツ在住時代は、私自身に給与所得はなく、共働きの頃にやっていたペースの貯蓄は当然ながら一切できていなかった上に、海外引っ越しで一部補助があったとはいえ、引っ越し関係のデカイ出費もじゃんじゃんしていて帰国したら貯蓄しまくらなきゃと思っていたところで、20万とか本当に無理でした。仮に15万でも無理。

そして思うのは、ドラム式洗濯乾燥機買う人(お財布的に)スゴいな…ってことであったw

縦型洗濯乾燥機を売り場でひたすら見る

一人暮らしをしていた頃からずっとSHARPの穴無し洗濯槽ユーザーでもあって、他のメーカーもじっくり売り場で見比べた上で、最終的にSHARPを選びました。

洗濯乾燥機の上位機種はSHARPに限らず、ガラストップになってしまう。キレイかもしれないけど、ガラストップの必要性がわからない……。

しかし、ガラストップ機種じゃないと、念願の(?)温水洗浄ができない……。

(どうして上位機種になると日本の家電はガラストップになるのだろうか。冷蔵庫もしかり。冷蔵庫とか磁石つくほうが色々と便利じゃない?)

しかし、温水洗浄機種は10万円を超えてしまう……縦型も結局高いんだな……

(一人暮らし時代に購入した家電の価格帯に引きずられているのと、10万円以下になんとかおさめたいたいのが当時の感情だった)

たまに、ドラム式も売り場で見るけど、そもそもがデカイね……!

(搬入ができずに商品キャンセルはよくある話…縦型でもサイズと搬入経路は事前にしっかりチェックだな……。やっぱりドラム式はどうしても閉じ込み事故が心配すぎる。縦型でも侵入しようと思ったらキッズは侵入できちゃうけどさ)

ともあれ、最終的に価格帯も考えて購入したのはSHARPの洗濯乾燥機。 

kakaku.com(これは2019年モデルなので、これの旧モデル買いました。)

縦型洗濯乾燥機使用感ざっくり

縦型洗濯乾燥機って乾くの?

乾くよ!(入れすぎなければ)

縦型やドラム式に限らず、洗濯容量と乾燥容量って違うので、洗濯槽に突っ込みすぎるとしっとりした仕上がりに。

個人的には、脱水後、乾燥機をかける前に衣類をざっくりほぐしたほうが乾きがよい気がする。

ちなみに、縦型洗濯乾燥機でも乾く、という価値観は同僚が何年も前に雑談で

「縦型の乾燥機って乾かないかなーって思ってたんですけど、意外といける!」

という言葉を聞いていたので、そういう意味では乾くかどうかの心配事は少なかったです。

シワになる?

なるよ!

薄手で、細長いものほどシワがすごい。手ぬぐいとか、薄手のフェイスタオルとか。その辺はドラムも一緒?(日立の風アイロンの実力が気になるところ)

取説にもあったと思うけど、乾燥後早めに取り出すほうがシワできにくいみたいですね。

子供服のズボンくらいなら大したシワにはならない。大人のズボンはシワになる。

運転中や乾燥後すぐフタを開けられる?

開けられるよ!

乾燥終了後もくるくるしばらくまわってる機種だけど、停止ボタン押すとちゃんとロックが解除になって開けられる。昔の機種は冷めるまで開けられなかったものあるかもね。乾燥中も一時停止でちゃんと開けられる。

衣類の傷みは?

わかんない!

衣類が傷むという意味では、ドラムでも縦型でも通常の洗濯でも傷むし、子供服もいつかはサイズアウトするものだし、服は消耗品だし、比較そんなにできないのでわかりません。

そもそも日本の衣類って乾燥禁止の物多すぎるからその通りにしていたら何も乾燥できない……。(ドイツも結局洗濯表示よく見ると乾燥機ダメって洗濯タグあるし。60℃洗い・乾燥機が可能と堂々と書いてあるのはIKEAとか外国ブランドのタオルとかくらいでしか見たことないわ)

シワが困る・あんまり傷んでほしくない服は普通に干してる。

縦型洗濯乾燥機の悩み・不満

唯一の悩みといえば、脱衣所の結露がすごい!

ドラム式は乾燥方式がヒートポンプ、縦型はヒーター乾燥で排熱温度に差があるので仕方がないところかな? でもネットで調べてみると、家によってはドラム式でも結露あるそうなので、部屋や住宅の換気能力がモノを言うのか……? わかりません。

対処は、脱衣所のドア・風呂場のドア・脱衣所の窓を開けておいて換気するくらい。

脱衣所が温かくなるので、脱衣時に寒い!ということはないw

不満は、洗剤投入口が取り外せない……。

使い続けていると、ホコリやら柔軟剤のこったものとかが溜まっていくからキレイに掃除したい欲。

(追記)取り外せた!ちょっと引っ張っただけでは取り外せないんです。説明書をある日ふと読んでいたら取り外せる旨が書いてあった。ちゃんと引き出しきってから、ななめにクイっと持ち上げると取れました。戻す時は以外と力技でグイっと押す。

これで洗剤残りも洗えるし、ホコリもちゃんととりのぞける。

 

ついでに言うと、タオルとかフワッとしたものを乾燥機にかけると、ホコリがすごい。これはドラム式でも同じだと思うんだけど、

こんだけホコリ出りゃ、そりゃ乾燥機ついてる洗濯機は壊れやすいのは当然だな……と感じました。

日に日に乾燥機かけてもいい物のハードルを下げている

最初はタオルを中心に乾燥機かけていましたが、今は子供の服はほぼ全部乾燥機。大人のインナーやパジャマも乾燥機。靴下も乾燥機。

ハードルを下げると生活がかなり楽に。タオルだけの時でも生活はかなり楽になったとは実感してるけども!

おまけ・家電買うときにいつも見るサイト

「家電批評モノマニア」というサイトにいつもお世話になってます。複数メーカーを冷静にスペックで比較してコメントつけています。

洗濯機だと、小型・中型・大型洗濯機それぞれで比較していたり、スペック別のオススメ度の記事だけでなく、目的別のオススメ度の記事もまとめているので、いつもためになっています。

他の比較サイトもたまに見ますが、ジャンル幅広いのと比較・批評のポイントが適切だと個人的には感じている。

monomania.sblo.jp

 

 

*1:ドイツ人は日向ぼっこや屋外で食事を好む人も多く、バルコニーには椅子とテーブルを置いて、居住スペースの一部のように過ごしている家庭も多い。

そして、バルコニーには外から丸見えの状態では干さないし、一切干さない人もいる。そして景観上の理由などから外干しを禁止されているところもあるらしい…? 我が家が借りてたところはそういうルールはなかったが、干している人は近所は丸見えにならないように工夫して干してた

*2:ドイツの洗濯機は冷水〜90、95℃洗いまで色々モードの設定ができる。アイロンがけが好きな人・習慣になっている人も多く、ペスト時代のあれこれから、消毒・殺菌効果を期待して浸透した習慣ではないかというのがもっぱらの話ですが、ソース調べたことはないです。お湯で洗えるのでその分洗濯時間長い