結論:干してる人もいるし、干していない人もいる。
日本で言うところのベランダはドイツ語ではBalcon(バルコン)と呼んでいます。バルコニーのことです。詳しい違いは本筋には関係ないのでとりあえず置いておきます。
我が家と同じフロアに住んでいたドイツ人夫婦、長いことずっとこのアパートに住んでいる人たちですが、バルコニーで洗濯物干していました! でもそのバルコニーは、コンクリ壁になっているのでパッと通りからは見えないようになっています。
(私達が住んでいたアパートは、部屋によっては、通り側にバルコニー、「ロ」の内側にバルコニーがある建物で、上のドイツ人夫婦は通り側でした。)
ヨーロッパは景観上の理由で通りに面したところに洗濯物を干してはいけない、という話を耳にしたことがあります。
でも、デュッセルドルフで過ごしていて思ったのは、「本当か?」という疑問。*1
ヨーロッパのアパートが並ぶ区画は、上空から見ると建物が「ロ」の形になっています。「ロ」の中心部は、駐車場だったり、木がたくさん植わっている庭になっていたり、隠れ公園みたいになっていたり、様々です。
私たち家族が住んでいたアパートも、漏れずに「ロ」の字型に並んでいる区画にあるアパートのひとつでした。
「ロ」の内側はプライベートエリアの印象です。
バルコニーでテーブルやガーデンチェアをおいたり、日向ぼっこをしながら読書をしたり、BBQをしたり、週末はそこで朝ごはんをゆっくり食べたり。
そして、そのバルコニーで洗濯物を干す人たちもいました。
アパート内側の窓からは、対面のアパートのバルコニーも自然と視界に入ります。
この内側、各戸のプライベートな空間だから、割と自由に過ごしていいのかな? そんな印象です。
と言っても、対面で見える家庭は、どこのアパートで誰が住んでいるかはわかりませんので、ドイツ人じゃないかもしれないので、そこは出身国の価値観でやっていることかもしれません。
内側では丸見えの人もいたのですが、バルコニーの柵が通りの外側から見える場合、私が見かけて覚えてる限り、みんな目隠しを立てていました。
ドイツでどうしても日光に洗濯物を当てたい、という人は、一応、市の条例を確認したり、入居時にもらうことが多い(うちはもらわなかったと思う…w)アパートのルールの記載を見たり、周囲の住人の様子を見たりして、バルコニーが外側から見える物件だったら、目隠しをするなどして干してみるといいんじゃないかな〜と思います。
でもね、ドイツのアパート、結構乾燥しているんです。(真冬は関東の方が乾燥してるけど笑)
部屋干しでもうちの場合は結構乾きました。外干しできなくてもそんなに不便は感じていませんでした。それよりも洗濯機のドラマが小さくて一気にたくさん洗えないことの方がストレスフルでした(^o^)
*1:条例でそのような禁止事項はどこかの地域には存在しているかもしれません。