元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

思いがけないタイミングでトイレトレスタート

思いがけないタイミングでトイレトレが始まりました。来年でいいや、とのんびり姿勢で考えていたのですが……。まさかの子ども自身の「やりたい」気持ちからのトイレトレスタートです。

正直なところ、トイレトレはもっと言葉で意思疎通できるようになってから、2歳半以降でいいかなと思っていました。なぜかといえば、やはりドイツは外出時のトイレ環境が日本と比べて全然よくないから気後れしていました。

日本と違ってコンビニはないし、ショッピングモールのトイレは基本的に有料。飲食店でトイレを借りるにも、基本的に客向けのため、何かしら注文が必要。幼児くらいの子どもたちは親に連れられ、公園の茂みのはじっこで用を足す光景もよくよくみかけます。(間に合わなかったり、トイレがないから)

 

ある日、我が子がトイレに座ってみたいそぶりを見せたので、「練習してみる?」と声をかけたところが始まりです。一回目と二回目はだいぶ日が空いています。

  1. 初めてのトイレは怖がって座らない。
  2. 二回目、座ってみる。
  3. 三回目、少しでた!

それ以降は、少量を数回にわけて出すことがあったり、何回かトイレの練習をさせると、段々と一回で出せる量が増えてきたのでびっくりしました。出る・出す感覚が少しずつわかってきたんだろうなと思います。

オムツももちろん引き続き併用。お風呂の前に毎日、出ようと出まいと座ってもらっています。ちなみに、ここ最近は、出ないときは「ない」とソッコーで言うようになりました。

さらに、「しーしー」をした直後に「しーしー?」と言う模様。「しーしー?」と言われたら、そりゃトイレに連れて行きますね。そしてソッコーで「ない」です。これは、しーしーしたから言ったんだと後から気がつきました笑。

補助便座は、両足がしっかりつくもの(あるいは台を別途購入)、握れる取っ手があるもの、が理想的だと考えていましたが、それは日本に帰ることになってから買う!ってことで、爆安のIKEAの補助便座を買いました。買うまでは、両腕で子どもを支えてトイレの練習をさせていたので、非常に親も疲れました笑。

とりあえず今は、トイレでも用を足せるように練習し、オムツは引き続き併用し、来年から少しずつオムツはずしできるようにやってみたいと思います。

たまにかーかん、とーとんを発する、まもなく2歳

以前、家庭内では「お母さん」「お父さん」と言っているのに、「ママ」「パパ」と呼びかける我が子の話を書きました。

子どもを産む前から「お母さん」「お父さん」呼びを絶対させたい!と思っていました。でも、パパ」と呼ぶ子どもがなかなか可愛い。正直かわいい。子どもが「ママ」「パパ」と呼ぶので、親の私たちが子どもに話しかける時に「ママは」「パパが」ということも増えてきてしまいました。

余談ですが、1歳後半にもなると、発音が簡単な言葉は真似っこが上手になってきて、一度「ちち」「はは」もある日教えてみたら、それも理解し出していて、私を指差して「ははー?」と数日前言ってきました笑。

そんな中で、「かーかん」や「とーと」と言うようになりました!何故だか日本昔話的なイメージが頭をよぎりました笑。でもこれもかわいい。

2語文はまだなかなか出てきませんね。保育園に通ってたらもう少し話せるようになってただろうか? それか、親が察しが良くてしゃべる必要性をなかなか感じていないか……笑。

 

uki.hateblo.jp

ドイツの子供服のアウターはフード付きが多い気がする

うちの子どもはドイツに引越し前は保育園児だったため、ファッションは基本的に保育園児スタイルで今も続いています。Tシャツにズボン、Tシャツタイプの肌着。アウターはフードなしか、取り外しのできるもの。(男の子だったらオーバーオール、女の子だったらワンピースやスカートにタイツだったり、オシャレな格好をさせているファミリーを見かけると、本当にステキだと思う!笑)

昨年の冬、ドイツの真冬に適応できるモッコモコのアウターを探そうと子供服店へ探しに行きましたが、フード付きが9割以上だった気がします。取り外せるものや、フードなしはかなり稀でした。取り外せる商品は、モコモコじゃなくておしゃれなウール素材のコートとかしか見つけられず。

フード付きのアウターが多いのは、さむい真冬は帽子をかぶせ、もっと寒い時には更にアウターのフードをかぶせることも多いので、フード付きの方がドイツの冬としては適しているのだろうな、と思っています。

とは言っても、フード付きの服を着て公園などで遊ぶのは危なくないのかな?と正直気になります。ドイツは、小さい子どもにはつきっきりではなく、ベンチや遠いところで見守りながら遊ばせることが多いもので。

 

最近ネットでフラフラしてたら、公園遊びには脱ぎ着させやすいポンチョがオススメと書いてある子育てポータルサイトの記事の内容が「逆に危ない、消費者庁も注意喚起している」との指摘があっただの炎上だのの記事を見かけて、ドイツはフードなしの方が少なくて探すの大変、と思ったのでした。

だいぶ前ですが、仕事で作った書籍の中で「幼児が公園で遊んでいるイラスト」があったのですが、ラフをイラストレーターさんからいただいた際に、フードと紐付きパーカーを着ていたので、「危ないので、フードと紐はなしにしてください」と編集側からチェックが入っていました。自分自身が子どもがいなかったら、保育園に通わせてなかったらフード付きの服装が危ないなんて発想は持っていなかったと思います。

togetter.com

 

 

ドイツに持って行ったけど結局使ってないものと…

海外引越しにあたり、やはりネットで様々なブロガーの記事を読みました。結局必要なものは、各家庭や住む場所、その他の環境によってそれぞれ。用意してみたけど、結局使ってないもの、案外ありました。

私の個人的な結論としては、ドイツに関しては、先進国であるし基本的なものは概ねあるから、引越ししたてで環境や言葉に慣れない中で買い物に困らないように身の回りのものを数ヶ月分〜1年分用意できればよいのではないかなと思っています。幅は広いですが、やはりこれは個人差なので……。(育児に関しては日本らしい便利グッズが見当たらないことはありえる)

 

ドイツ引っ越しに伴い、持って行ったけど使ってないもの。生活用品編。

  1. 便座カバー
  2. キッチンマット
  3. 肌掛け羽毛布団(薄手だけどちゃんと暖かい)

 

1.便座カバー

日本は賃貸物件では、ウォシュレットがついているところがかなり増えていると思いますが、ドイツはもちろん無いのが普通です。

(ちなみに、2017年3月にオープンしたフランクフルトの東横インは部屋の中がまるっきり日本の東横インと同じらしく、トイレにはウォシュレットあるらしいです笑)

そんなわけで、冷たい便座対策に、便座カバーを新品を買って持って行ったのですが、洗濯するの面倒だなと思って結局使ってません。

ドイツの洗濯機って基本1時間以上かかるし(水温と洗濯モードによる)、容量も小さいので、普段の洗濯だけでドラムはパンパン、あっという間に1日が過ぎます。私は靴下とか床用のマットとか、他の衣類とは別にして洗いたいタイプなのですが、便座カバーもしかり。カバー1枚のために洗濯やってられないのが正直なところ。手洗いする程の熱意もございません。

ドイツ人は毎日洗濯しないそうだけど、毎日洗わないと洗濯物普通にさばききれないレベルのドラムの小ささなのですよね。子持ちならなおのこと毎日やらねばなのではと思う。

 

2.キッチンマット

滑り止めがついているデザインもお気に入りのものを日本で使っていて、そのまま持っていきましたが、上記同様に、普段の洗濯でパンパンなので、マットのために洗濯機回すのはやってられないと判断。またドイツといえばお掃除のイメージから掃除はできるだけ頻繁に頑張りたいなと、マットを置くことによって掃除がしにくくなることも理由にありました。

(とはいいつつも、お風呂マットは使っていて、洗濯機はそれだけあるいは他の床マットと共に回しています。お風呂マットとキッチンマット同時に洗えるドラムのサイズかというと微妙なところであります。)

あとは、子どもがマットのホコリや調理中に落ちた食べ物のカスを拾って遊んだら食べたりなんだの汚いなと思って。マットを敷かなくてもホコリやカスはあるんですけどね。掃除はしやすいです。

 

3.肌掛け羽毛布団

我が家は家具付き賃貸で、寝室にベッドにマットレス、掛け布団、枕、全部ついています。枕は日本から持って来た愛用品を使っていますが、正直羽毛布団なんて要らないと思うくらいに、室内が冬でも暖かいのでした。概ね殆どの賃貸はガラス窓がペアガラスになっていて、暖房をつけなくともそれなりに暖かいのです。さすがに夜はひんやりして来ますが、備え付けの薄手のIKEAの掛け布団が私には丁度良いです。夫は寒がりなので、真冬は厚手の備え付けのIKEAの掛け布団じゃないとダメみたいですが……笑。

 

家具付き物件に住む際、肌に触れるものは自分自身のものや、新品じゃないとどうしても生理的に苦手な人もいると思いますし、よく理解できます。私は、布団は平気だけど、備え付けのタオルはなんとなく使えないです笑。なので、全ての人に当てはまることではありませんが、私は持っていかなくても良かったなと思っています。

 

ところで、今週のホームセンター「OBI」のチラシをそれとなく見ていたら、ウォシュレットの広告がありました。ドイツでもウォシュレット買えるのね!w。1399€だそう。

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ドイツで葉酸(ヨードなし)を買ってみる

妊娠前から飲み始めるとよい「葉酸」。すでによく知られていると思います*1

可能ならばいつかは欲しい第二子。希望する年齢差や自分自身の年齢を考えたらあまりたくさん時間があるわけではありませんが、子供を希望するなら妊娠前から飲まないとな、と思い、同じようにドイツ在住日本人女性のブログでサプリについて簡単に調べてから*2とりあえずドイツのサプリを買ってみようと近所の薬局(Apotheke)へ行きました。

薬剤師に伝えたのは、以下の三点。

  1. 葉酸(Folsäure/フォルゾイレ)入り
  2. ヨウ素(Jod/ヨート)無し(Jodfrei/ヨートフライ)
  3. 妊娠希望しているがまだ妊娠していない

1と2を先に伝え、妊娠しているかどうかみたいなことを聞かれたので、3と答えました。そして買ったのは、「Folio forte jodfrei」という商品。90タブレット入っていて三ヶ月分。妊娠希望してから妊娠12週まで飲むサプリ。1日1粒です。ドイツらしいのが、これはグルテンフリーサプリらしいです。青いボタンを押すと、下から一粒だけでてきます。

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Folio forte jodfrei。7.25EURO。(Über Folio®forte und Folio®forte jodfrei

正直葉酸は400μgでよかったのですが、オススメされたのは800μg。ドイツの薬やサプリって基本的にドイツ人体系向けで含有成分多めな気がします。

また、ヨード無しにした理由は、出汁を使ってほぼ毎日食事をしていて海苔もたまに食べるので、何かしらヨウ素は摂取しているだろうと思って無しにしました。ヨウ素は日本人ならばほとんど不足しない栄養素だそうですが、昆布そもそも殆ど食べないし……と思ったものの、昆布出汁でも摂取可能ぽいので、それならドイツ生活でも摂れているだろうと考えました。ドイツでは、食塩にヨウ素が添加されている商品もあります。多分土地柄や食習慣からヨウ素を食事から摂りにくい生活なのだと思います。なので、妊婦向けの製品にヨウ素が添加されているものの方が普通なのだと思います。

子どもは授かりものなので、なかなか思うタイミングで授かれないものだとは思いますし、準備は思い立った日からできるよな、と思って飲み始めてみることにします。ただ、日本帰国予定のタイミングと妊娠初期や特に後期をズラしたり、帰国後、職場に復帰した際、社会人として最低1年は働いてから産休育休に入らないとと考えていたり、いつ産むか、産めるかというのはまた新たな悩み事でもあります。最終的にはその都度、最善の選択をとるくらいしかできないと思うのですけどね。笑

 

*1:

(参考・葉酸を摂取することに関して)

halproject.blogspot.de

*2:

(参考・ドイツの葉酸サプリと単語)

kocmoccc.hatenablog.com

昼寝しない作戦失敗の日と、20分昼寝の寝かしつけ

またまたお昼寝話。

  • 昼寝しない作戦失敗の日

こないだの日曜日は、昼食後に寝そうになかったので、18、19時台に寝かせる計画で動いてみたけど失敗!

午後は昼食後に旧市街(Altstadt)に散歩しに出かけてみたところ、お祭りがやってて人混みが多かったので、お散歩後半は素抱っこで過ごしたから、ではないかと思われます。

抱っこしてたらそりゃ眠くなりますわな。

夕方に1時間くらい寝ていたので、その後の寝かしつけは悪戦苦闘。親もヘトヘトに。

 

  • 20分昼寝の日の寝かしつけ

ターゲスムッター帰りの日。午後に一件予定が私にあったために普段より長めに預かってもらっていて、昼寝を20分くらいしたそう。帰宅時は素抱っこしたり、歩かせたりして眠そうなそぶりは全くなく。

17時ごろ不機嫌スイッチもよく入り、目をこすったり、目をパチパチしたり、眠そうなそぶりもたまに見せたので、早めに夕食をとることに。

17時半頃、床にゴロンと転がる様子がちょこちょこ出てきて(こう言うときは単にふざけてる場合と眠くてあやしい時の両方がある)、眠くなる前にご飯を食べさせなければとなんとか気を引きながら夕飯の支度を済ませ、食事は普通に機嫌よくモグモグ。

そのあと風呂(シャワー)と歯磨きを済ませ、寝室に連れて行くと、ゴロンとしてゆーっくりうとうと。普段なら、本を読んでと本を持ってきたり、本を開くような動作をして読んでアピールをするけど、今日はなく。すぐ目はとろーんとして20時頃すんなり就寝

寝かしつけ5分くらい。本当に。

昼寝ゼロより、ほんの少しの昼寝っていいかもしれない!と思った日でした。

 

過去の睡眠関係記事。

uki.hateblo.jp

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昼寝をしない日の行動観察

少し前に、昼寝をしない日がでてきた我が子の話を書きました。

Tagesmutterのところでは基本的にお昼ご飯の後に昼寝の流れになっていますが、まだ昼寝のリズムができておらず、お昼ご飯を食べた少し後に迎えにいく日々ですが、お迎えに行く頃は元気はつらつです。果たして、お昼寝できるようになるのだろうか。

少し前ですが、お迎えの後に少し寄り道をしてお友達と遊んでから帰りました。今日は夕食を作らなくてもOKの日だったので、ドイツの乳幼児食品メーカーのHippの子ども用レトルト幼児食HiPP: Menüsをレンジで温めて食べさせ、昼寝をさせずに夜早寝をする計画で動いてみました。

帰り道に寝ることなく、急いでレトルトの他に牛乳やフルーツも用意し、すると夕食中に電池切れ。レトルトは2くちくらいで終わり、大好きなイチゴはちゃっかり食べきりました。私もめちゃくちゃ眠かったら同じように大好きな果物だけ食べると思います。歯磨きをさせてくれる余力はなく、せめてお水を飲んでもらいました。そんなこんなで、この日は昼寝をさせないで早寝作戦は成功したのでした。

そして、昼寝をしない日のうちの子の様子。

  • 基本的に目の前に遊べる対象があると、昼寝しない

これは、昼寝時間を少しずらしたい時にも有効。

  • 昼寝をしないが故に、夕方の不機嫌スイッチが入りやすい

昼寝しても起きぬけは不機嫌な時は不機嫌で機嫌とるのがなかなか大変ですけども笑。

  • 夜泣きが多い

ほとんど寝言泣き系ですが、私たち親が寝る前に5〜6回くらいはエンエン泣きます。トントンで寝ることが多いですが、たまに起き上がって泣きます。「パパない!」と怒って母を所望することがほとんど。(パパ不憫)

こんな感じです。

普段は、21時台に寝かしつけを始めるので、子が寝たあとにとれる時間はせいぜい2時間程度ですが、18、19時台に寝てくれると、大人だけでのんびり夜の時間をいつもより長く過ごせるのはかなり快適です。また、普段の寝かしつけの時は親もほぼ一緒に寝落ちをするので、早寝をさせると「子が寝た後に○○やろう」というのも遂行しやすい。寝落ちしてしまうと、起きるのが23時や24時だったりするので、変な時間に次寝ることになったりして、なかなか困ることが多いんですよね。

寝落ちから起きたあとは、頭も体もぼーっとしてしまって、何か作業をしようとするにも体が動くようになるのに時間がかかりますし、その後体が動くようになって、さて寝ようとすると、なかなか寝付けなかったりして、深夜2、3時に寝るなんてことになることが私の場合は多いので、困りものです。

昼寝なし早寝作戦は、夕食の支度と、夕食をなんとか食べさせるのは大変なのですが、夜泣きが多くても、快適に感じることが多いです。

uki.hateblo.jp