元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

ドイツ語のduとSieについて外国人の私から見た印象

ドイツ語の二人称には、二人称敬称の「Sie(あなたが・は)」と二人称親称の「du(君が・は)」があります。

基本的には、他人や年上などとはSieで話し、仲の良い友達や恋人、家族などとはduと話します。お店の店員さんはSieだったりduだったりお店のノリや店員のキャラクターによりますが、基本的にSieです。カーニバルで突然話しかけてきて他の人たちにベルリナーを配る青年はduでした……笑。

基本的にその場限りの知らない人とはSieで話すもんだと思っていましたが、若い人は最初から「du」で話す人が案外多い。フレンドリーな感じでこちらも気軽に話せますが、あなたはduで話しかけて来るけど、本当にduで話していいのかな?と外国人のわたしにはドキドキです。

理由としては、「日本人はみんないきなりduで話しかけてくるんだけど!」とマイナス方向に受け取るドイツ人のコメントを今までに読んだことがあるので、外国人としてドイツに暮らすなら、ドイツの文化や慣習を知っておいた方がいいし、それに合わせて暮らさないといけないと思っているためです。

また、Sieで呼び合うのを「siezen」duは「duzen」と言います。最初はsiezenで話しますが、仲良くなって年上の方から「du」で話しましょ♪と提案してduで話すようになるとか。(放送大学ドイツ語講座の番組内で見ました)

 

経験上、語学学校は「du」で話すことが多いです。先生側から気軽に「duで話しましょうね」ってコースの始めやSieで話しかけた時に言ってくれることがあります。言ってもらえる方がこちらとしては楽。ない場合はふんわり雰囲気で。ただ、初級レベルのA1.1では動詞の活用系が難しいので、慣れてないうちはSieで話す生徒が多いと思います。私にとってドイツ語を一番多く話すのは語学学校。そこでduで慣れてしまったので、最初に口からポロっと出てくるのはついついduになってしまっています。

とあるドイツ語コースに通っていた時は先生が授業中は「Sie」とかなり厳しく言っていたので珍しいな〜と思っていました。(授業外ではduで話す生徒に注意することはありませんでした。使い分けしてたのかな)

幼稚園関係は、先生や保護者間も気軽に「du」、そしてファーストネームで呼び合うことがかなり多い。

児童→先生も「du」でファーストネームで呼び合います。もちろんこれは園によって違って、「Frau(英語で言うMrs. Ms.)○○」と呼ぶ園も。ドイツでは基本的に小学校になると児童→教員をファーストネームで呼ぶことはなくなります。

私自身、うちの子どもがTagesmutterへ通い始めた以降、Tagesmutterから前触れなくファーストネームとduで話しかけられたり、慣らし保育中に他の保護者から「Wie heißt du?(名前はなに?)」と声をかけられて内心びっくりしました。「え、いいの!?」って。私自身はドイツ語を学ぶ外国人なので、ファーストネームだろうとduだろうと気にしないんですけどね。あなたがそうするなら合わせますって感じで。他の保護者とも、わたしが様子みながら(笑)「Sie」で話してたら、「du! du! そんなかしこまるなよ、duでいいって!」みたいなことを言われたり。本当に同年代同士、同じ立場の者同士は気軽な印象です。

その中で、英語って「you」だから楽な言葉だな〜って感じています。

あと、語学学校で同じクラスメイトの日本人もドイツ語や英語で会話する時は名前呼び捨てですが、日本語で会話する時はなんとなく「さん付け」になったりして。ちょっと不思議な感じです。

日本語での「友達口調(タメ口)」は確かに軽いし、かなり仲の良い関係で使いますが、「です・ます言葉」や「さん付け」って仕事などで日常的に使うし、duほど近くはないけど、Sieほど遠くないが丁寧って感じで、そこまで堅くない話し方なのかなって個人的には思っています。(その上にさらにお堅い表現として尊敬・謙譲語があるので)

日本語を勉強している知り合いのドイツ人は、

「日本語は、動詞の原形から学ばず、です・ますから教科書は始めるし、活用があるから難しい」と言っていました。

(例・今日はご飯を食べる。今日はご飯を食べます。)

日本語は動詞の原形だとシチュエーションによっては変だし、日本語を話す中では「です・ます」から始めた方が会話として無難だし、いくらノリが軽い飲食店でも「今日はなんにする〜?」とは言わないのが普通なので、ドイツ語と日本語は違いますね。

 

ドイツニュースダイジェストにduとSieの記事がありました。

www.newsdigest.de

ドイツの子どもたちの外遊び必須アイテム

KITAやTagesmutterへの入園が決まると、持ち物リストを保育士からもらうと思います。そしてそこに必ずあるのが「Regenjacke & Regenhose」。もちろんレインブーツの「Gummistiefel」も。(ついでに言うと日焼け止めも必須アイテム)小雨が降ったりやんだりがよくあるドイツ、お砂場遊びをハイハイの頃からやったりと、ドイツに暮らす幼児持ちにはオススメアイテムです。

Regenjacke、Regenhoseって?

「Regenjacke」はレーゲンヤッケと読み、「Regenhose」はレーゲンホーゼと読みます。「Regenhose」は「Matschhose」と呼ぶこともあります。「Matsch(マッチ)」とは「どろんこ」のことです。主に0歳〜就学前園児が公園での砂遊びに使います。

日本でも「砂遊び パンツ」と検索するとアマゾンや楽天で出てきます。(日本のかわいいな……)日本では肩ひもアリで胸元まであるものと、普通にズボンタイプがあるようですが、ドイツでは肩ひもアリのタイプが主流です。

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ドイツのKITAやTagesmutterへ通う小さな子どもたちは、ちょっとした雨でも外遊びをしたり、遠足へ行きます。また、冬場は公園の砂場がずっとしっとりしていることがあるので、汚れ・濡れ防止や防寒のためにも使っています。とは言うものの、デュッセルドルフでの自分が知る範囲ですが、雨が降ってるか降ってないか際どい天気の日や、天気が良くない日に公園へ行くとそんなに子どもたちを見かけません……。内心本当に彼らは雨の日に遊んでいるのか?と少々懐疑的ですが笑、園庭があるKITAの様子は私は分からないので、ともかくドイツ現地KITAやTagesmutterでは大活躍です。

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ドイツの子ども向け雨具(はいはい頃〜6歳頃)

Regenhose、-jackeも季節でちょっと仕様が変わる

Regenhose、-jackeは、季節に合わせて主に以下の種類で売られています。

  • 春(夏)用に裏地なし
  • 春、初秋用に薄手〜やや厚めの綿、化繊裏地付き
  • 秋冬用にフリース地・ボア地付き
  • 厳冬期用に中綿入り(上下ツナギタイプもアリ)

春先は、裏地なしや裏地付きの雨具を店頭でよく見かけます。冬が近づくと、裏地にフリースやボアがついているもの、Schneejackeと名称を変えてスキーウェアのようにモコモコの物がお店に並びます。

個人的な印象としては、公園遊びに関しては、Regenhose(ズボン)の方が活躍頻度が高いです。例えば長袖シャツにRegenhose、ダウンジャケットにRegenhoseなど、上に着る服はフツーって感じ。

KITAの子ども達はグループで園外へ遠足へ繰り出すのも時々見られます。遠足に関しては逆でRegenjackeのみ着ているのをよく見かけます。それに加えて蛍光色のベストを着て出発。ドイツは雨が降ったりやんだりも多いので、普通にその日着てきたジャンパーが単に防水加工っていう感じなのではないかと思います。(森とか絶対どろんこになりそうな遠足の時は学校やKITAから指示があるハズ……)

夏にカッコをつけたのは、夏場はオムツ一丁、ボディ肌着だけで砂場・水遊びをさせる親が結構いるからです。5月頃から一部公園の砂場には水道の手押しポンプが登場します。まだ濡れたり汚れたりをコントロールしにくい年齢の小さな子ども(主に1歳台)は汚れ防止にRegenhoseを履かせている光景をよくみます。泥だらけになった子どもは大体公園のその辺で着替えさせてから帰路につくのが多いと思います。我が家は水遊びは近場の公園だけでやらせることがほとんどなので、抱っこしたまま連れ帰ってすぐシャワー笑。

下の写真はハンブルクのハーフェンにあった公園。水場が充実している公園だったので水着の子どもも。Tシャツ一枚とオムツだったり、肌着だけで遊んだり。かわいい柄付きボディ肌着も多く売られていて、小さな子どもはボディ肌着+ズボンなどで暑い日は過ごすことがあります。日差しは強いので、日本の夏と同様、帽子はあったほうがいいです。

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ハンブルクの公園で水遊びするドイツの子どもたち

RegenjackeやRegenhoseを見かけるお店(デュッセルドルフ市内マップあり)

子供服って100(98)cm以上あたりから、年齢としては3歳以上から商品が豊富になりますね。日本の子どもたちはヨーロッパの子たちよりも身長が小さいことがほとんどなので、日本の1、2歳の子供服を探すのって私は結構大変でした。例えば日本の子どもは早ければ1歳からトイレトレを始めてオムツ卒業する子もいると思いますが、ドイツで80cmのパンツは見たことがないです。概ね3歳頃の100cmあたりからなんとか見つけられます。同様にズボンなどのボトムスはウエストが合わないとか、トップスも首回りが小さすぎて入らないとか、結局日本の商品買ってるって人もいたり。余談ですが、2018年秋、デュッセルドルフとケルンにユニクロができるっていうんで楽しみです。滑り止めドット付き靴下とかメッシュ肌着(セパレート)とか買いたいです。

さて本題。今までRegenjackeやRegenhoseを見かけたことがあるお店を書きます。

☆マークは、店頭で80cmあたりからのサイズが見つけやすかったお店です。リンクをつけているのは、オンラインショップもあるサイトです。「Regenjacke kinder」などと検索窓に入力すれば探すの簡単。

KAUFHOFKARSTADTなどのデパート

デパートの子ども服売り場やスポーツ用品売り場によくあります。結構端の方にあって見つけにくい可能性も。デパートといっても、これらの雨具はめっちゃ高い!ってわけでもないと思います。ブランド物も売ってるのでそれは高いけど。そもそもドイツで子供服は基本高かった。

Babywalz

サイズは豊富・LEGOの服とかブランド物でやや高め。その他の衣類は乳児向けの物の方が多い印象。Babywalzは子ども用品全般取り揃えてあります。春用裏地なしの雨具はそこまで高級ではないです。冬場のLEGO防水防寒ズボンは結構高かった印象。

C&A

サイズは90cm以下もそこそこ豊富で安めのヨーロッパ各地にあるファストファッション(オランダ発でベルギー拠点?)。やっぱり100cm以上の大きい子の方が種類豊富だけど……。雨具が上下セットで安く販売されている時もあった。店員さんがいらっしゃ〜いと基本的に話しかけてこないのでコミュ障には良い。店舗が広くて綺麗だけど、なぜか0〜3歳、3歳〜の子供服売り場のフロアが変わってしまい、サイズが境目の2歳頃の日本人にはなかなか不便になりましたね笑。

Ernsting's Family(☆)

全体的に安め。お店としては、値段も手頃、サイズ・種類も豊富でオススメだけど、欲しいサイズ・商品を探すのが個人的には大変でした。店舗自体小さめが多いかも。小さいお店に子ども〜大人までの衣類や雑貨がぎゅぎゅぎゅっとたくさんつまっていて、特に上下を買いたい場合、ピンポイントで欲しいサイズの商品探したり、上下同じ柄でサイズが合っているものを探すのが大変。オンライン限定商品もあり。サイズがわかればネット通販して店頭受け取りが圧倒的に便利です。店頭受け取りする場合、封をされた袋を受け取った形だったので、試着はその場でしませんでした。返品や交換システムは公式確認してください。店舗はあちこちにありますが、地図上では最低限だけポイント打ちました。

LIDL

格安スーパー。ネット限定販売で格安のRegenhoseや、冬はスノーウェアが売ってます。早めに買わないとすぐ売り切れる。安いので、どうせサイズアウトするんだからできるだけ出費おさえたい人にオススメ。実店舗はあいにく行ったことなく。実店舗にも商品置いてあるのかな…?

Tchibo

コーヒー店であり雑貨店のTchibo。お店の商品は短期間で入れ替わるので常にあるわけではないのが注意点。Regenhoseもいつでもある商品ではないけど、オンラインショップで買えます。店頭では子供用衣類は110cm以上しかみたことない。通販の方が商品を見つけやすい。

WOOLWORTH

日用品から衣類までなんでも安めに商品が置いてある。乳児向けの服も見たことあるけど、3歳以上サイズの方が多い。Regenhoseはある程度大きい子向けの方が在庫豊富な印象。

Hoppetosse Bartels Kinderwelt

そば庵(そば大好き〜)の隣にある子ども用品店。Babywalzと同様に子ども用品全般あります。夏場は店頭にハンモックが展示されてて、めっちゃ気持ち良さそう。Regenjacke、-hoseの取り揃えはそこまで豊富ではないです。

 

Klamotte☆

新品も置いてあるセカンドハンドお店。ドイツはセカンドハンドも日本以上にたくさん流通している印象です。衣類の商品はサイズわけしてあって、XXcmとサイズのパネルも掲示してあるので見つけやすいです。DerendorfとBilkに2店舗あります。Derendorfのefaが近くにあるので、ここの日本人向けSpielgruppeに通っている幼児持ちママはDerendorf店が行きやすいと思います。

 

デュッセルドルフ市外でも、C&AやErnsting's Family、その他チェーン店はあるので、市外の人も参考になりましたらと思います。

ドイツの子ども服アウターの便利だなってところ

日本の保育園・幼稚園児、小学校低学年児童持ちファミリーにとっての必須アイテム、「お名前シール」の偉大さが最近分かってきました。

シールって取れたりしないの?って思ってたんですけど、洗っても名前が落ちない……とか、日本のその他の名前つけられる商品便利。かゆいところに手が届く系の便利育児グッズはやっぱり日本のがすごい。

ドイツのKITAやTagesmutterでは、基本的に持ち物に名前を書く必要はありませんが、子どもが小さくて自分自身で自分の持ち物をうまく判別できないとかだと書いておいてねと言われることもなきにしもあらず。Tagesmutterは5人までの小規模保育所なので、無くなることはほとんど無いと思いますが。

ドイツの子ども用の洋服にも、きちんと名前を書く箇所がある服もあります。(日本ほどではないと思います)ジャケットなどのアウターになると、背中部分に大きめのタグをたまに見かけます。

「DIESE KLEINE JACKE GEHÖRT :」

(この小さなジャケットは◯◯のものです)

 と、こんな感じ。子ども向け商品なので、クマとかイラスト付きのもあるんですけど、欧米でよくある感じの、ものすごく可愛い、というわけでもない動物のイラストとか描いてあったりして。(クマがマスコットのSteiffを筆頭に可愛いのだってありますぞ!!)

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ドイツの小さい子向けJACKE

ドイツのアウターで個人的に見つけた特徴

  • フードが取り外せないものが多い

ドイツのアウターはフードが取り外せないものが多い印象です。フード無しのアウターは少ない気がします(探せばある)。雨や雪など、基本的に寒さに寄せた服のデザインなのではないかと思います。真冬は帽子をかぶせてさらにフードをかぶせて外に遊びに行かせる光景も見かけますので。うちの子どももTagesmutterに帽子と更にジャンパーのフード被せられて冬の公園遊び行ってました。

  • コートをかけられるヒモ付きの上着もよくある

これはとても便利! ドイツのKITAなどでは子供達が自分たちの荷物を置いたり、コートをかけられたり、室内履きを履き替えたりと身支度をできる自分専用のスペースがよくあります。コートに最初からヒモ(ループ?)があるとすごく便利。日本の保育園などでも「かけ紐つけてください」なんてお知らせが来たりね。

  • リフレクター付きジャンパー多い!

これも便利! といっても、リフレクターがついているのは「Regenjacke・レーゲンヤッケ(雨用ジャンパー)」「Regenhose・レーゲンホーゼ(雨用ズボン)/Matschhose・マッチホーゼ(泥遊びズボン)」が主です。(真冬用はRegen(雨)をSchnee(雪)に単語置き換え)

雨用ジャンパーは単にレインコートです。日本の園児たちと異なり、丈が長めの雨合羽ではなくて、普通に腰丈でお尻が隠れるくらいのジャンパーが主。

雨用ズボンは、お砂場遊びに子どもたちがよく履いていきます。服の汚れ防止、寒さ対策です。

 

過去記事。元保育園児の親としては、フード無しじゃないと安全上心配になる。笑

uki.hateblo.jp

お金を出せば大体のアジア食材は買える

デュッセルドルフ中央駅近くの「Immermannstraße」周囲には数多くの日系企業日中韓系のお店、カフェやレストラン、美容院、様々集まっていますね。(もちろん市内全域に色々)

私も引っ越ししたての頃はまずはImmermannstraßeに行きました。日本から引っ越してきたばかりなのに、日本のあの商品あるー!和食器あるー!炊飯器あるー!なんてワクワクしてました笑。(そんな感じで本当に色々ある)今日はアジア食材を扱うスーパーをいくつか紹介します。

「松竹 Shochiku」

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通販もやっていて、ドイツ在住者は配送サービスを利用したことある人もたくさんいると思います。店内のテレビでアンパンマンがエンドレスで流れているので、アンパンマン好きの幼児連れは非常に注意笑。日韓の商品が集まっていて、お店の奥にお魚カウンターもあります。

火曜は「魚の日」で10%オフ、水曜は「お米の日」で5%オフ、など曜日によって割引サービスがあるので、ピンポイントで訪れても。基本的にやや高め。20€以上購入すると無期限のポイントカードにポイントを押してくれます。よく利用する人はまとめて買うのも良いと思います。

 

「大洋食品」

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松竹と似た感じの取り揃えです。私はまだ利用したことはないのですが、入り口近くのお寿司売り場、値段に対してなかなかおいしくてコスパ良いと聞きました!

 

「HANARO」

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韓国系(多分)アジアンスーパー。餃子、春巻き、丼ものなど持ち帰り惣菜もあります。たい焼き、どら焼き、まんじゅうなども。店舗手前側は日韓の商品をエリアでわけて置いてあります。日本の調味料類などはこちら側。奥側はヨーロッパ流通しているものや他の輸入アジア食品がたくさん。

日本人の店員さんもいらっしゃるのですが、日韓独英話すので、マルチリンガル!すごいといつも思います(アジアンスーパーお勤めの日本人は韓国語話せる店員さん多い)

時期によって緑色のカボチャが丸々一個置いてあります。HANAROも丸々一個置いたのちに1/4、1/2カボチャに変身しますが、他の店舗は切ってあるカボチャしか見かけたことないような。(とはいっても、カボチャの季節になると実は普通にドイツスーパーでも緑色カボチャが売られることもある)

店の奥には肉と魚カウンターあります。自動機械で相当薄い薄切り肉をパック売りしてます。(冷蔵庫のお肉が半解凍状態なので、元は冷凍肉っぽいですね)(ドイツの精肉店は通常手動の肉スライサーで薄切り肉を頑張って作ってくれます)ドイツの精肉店でお肉を機械で薄切りにしてくださいと頑張ってお願いしなくても買えます。肉の部位は韓国語なので、韓国語サッパリな私はむしろドイツ語でSchweinnacken(豚肩)とか見て部位を確認しています笑。

土曜日は特に店内大混雑。土曜日夕方以降はさらにヤバい。週末のためのお買い物は余裕を持って。

 

「freshasia 遠東超級市場

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中国系アジアンスーパー。中韓の商品と、ヨーロッパで流通しているような日系食品(キッコーマンの醤油とか)を見かけます。入り口が二箇所あるのですが、向かって左側がスーパーの入り口。右側は中国の月餅っぽい感じの中国のお菓子が置いてある?(緊張するので入れてません笑)

 

「Tains 大熊猫超市」

 

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ドイツのスーパーに普通に流通している商品や、REWEの商品もあるのでここでまるっとお買い物済ませられます。以前は「Nahkauf」って名前だったと思うのですが、パンダスーパーマーケットにいつのまにかなってました。

店舗手前側に大きいテーブルがあるので、アジア料理の持ち帰りやイートインができます。ランチタイムのビジネスマンにも気軽で人気。先日久々にお店に入ってみたら、たくさんのインスタントラーメンが置いてありました。

 

「和洋 WAYO Delicatessen Food Markt & Sushi Bistro」

Immermanstraßeではなく、ライン川の西側のNiderkasselにあります。多くの日本人がOberkassel、Niederkasselに住んでいるのでとても便利。Tainsと同様、普通のドイツスーパーで流通している商品、日本の商品が置いてあります。少し高いですが、日本のスーパーと同じように薄切り肉などが最初から店内冷蔵庫にあるので便利です。

イートインスペースの前は寿司カウンター。寿司カウンターのお兄さんがたがコーヒーも出してくれるのでお茶もできます笑。土曜日は補習校に通わせているお母さんがたが待ち時間によく利用している。ここに行くと多分知り合いに会える感じ笑。

 

各店舗住所(地図付き)

Immermannstraße 15, 40210 Düsseldorf
https://goo.gl/maps/M5HrDCWX8Zu

  • 大洋食品

Immermannstraße 21, 40210 Düsseldorf
https://goo.gl/maps/geyuGEQbXJ12

Immermannstraße 45C, 40210 Düsseldorf
https://goo.gl/maps/WTC67CiBfnR2

  • Fresh Asia

FreshAsia.de
Friedrich-Ebert-Straße 20, 40210 Düsseldorf
https://goo.gl/maps/sBnMi4GJ83z

Tains - mein-asiamarkt GmbH 大熊猫超市
Immermannstraße 50-52, 40210 Düsseldorf
https://goo.gl/maps/RR8VEasJkos

Lütticher Str. 17, 40547 Düsseldorf
https://goo.gl/maps/ZBY5rmqJeV52

 

日本の食材について色々ワンコメント。

  • 品揃えは基本的にいつも同じですが、売り切れるとしばらくお店に入ってこない物もあります。生姜チューブ探しに来たの〜ってお店にいったら数週間見かけないとか。YOUKIの甜麺醤とかここ何ヶ月もHANAROや松竹で見かけてなくてもう輸入してこないのかな、なんて寂しい。(他のアジアのメーカーのなら多分あります)
  • NISSINやKIKKOMANなど、ヨーロッパ進出していてヨーロッパ工場がある日本メーカーの商品は、日本からの輸入品よりもちろん安いので、そういう商品を選ぶのも良いです。コイケヤの海外限定ポテチ、メーカー未確認ですがこちらで製造しているっぽいおせんべい(サイズ的にはあられ?小さい)とか安いです。
  • ドイツの現地スーパーでも日系企業の商品を見かけることができます。醤油や、カップ麺や袋麺など。クノールやマギーなどのインスタント食品コーナー(Fertiggericht)にあると思います。ビオスーパーにはBIO食材の日本食品を販売している会社(Archeなど)の商品もよく見かけることができます。
  • Lien-Yingというメーカー(緑色のパッケージ)など、ドイツ現地スーパーでどこでも見かけられるくらいのアジア食材を展開している企業もあります。このメーカーでの醤油やパン粉(商品名Panko笑)などありますので、アジアンスーパーじゃなくても何かしら見つけられるかもしれません。
  • 海外輸出用で肉類エキス不使用のカレールーは日系、韓国系スーパーにあります。余談ですが、海外の1CUPは250mlなので、英語で書かれたカレーの作り方を読み間違えると水の量がじゃぶじゃぶになったりなんて……そんなことも?(落ち着いて読めばいいんですよ!)商品によっては日本語併記してあります。
  • イタリア産日本米も、日本からの輸入米より安く売られています。我が家ではおいしく炊けています。
  • ヨーロッパのサツマイモやカボチャ(オレンジ色のHokkaido)は日本のと比べて水分が多く、日本と同じように調理すると水っぽくてちょっと……って感じなのですが、蒸し料理だとホクホク美味しくできたり。日本と品種が違う野菜は調理方法を変えると美味しくできることもあります!
  • 免責で申し訳ありませんが、全てのスーパーにしょっちゅう行くわけではないので、このスーパーこうじゃなくてこうだったよ!なんて普通にありえますのでごめんなさい。ご了承ください。むしろ教えてください〜。

 

過去記事のドイツで買えてる日本食

ヨーロッパ工場がある日本企業の日本食品は安くて味も日本と同じ!

uki.hateblo.jp

 

〜ブクマコメントありがとうございます〜

id:momotooranda さん

コメントありがとうございます。デュッセルドルフは日本人にはかなり便利で海外暮らしイージーモードな印象です笑。懐かしくなれば日本のものがなんでも手に入るのがいいですよね。ケーキ屋は生クリームがふわっと軽くて初めて食べた時は感動しました〜。こっちに住む人も日曜日にオランダへよくお出かけするっていうのも聞きます。日本と違って外国が近所ですよね。

id:japadeutsch さん

ツイッターで紹介ありがとうございました♪ デュッセル生活少しずつ慣れてきたでしょうか〜。HANAROの薄切り肉は他じゃなかなか手に入らない薄さがすごいですよね〜笑。薄切りにしてくださいって店員さんにいう必要がないってのが精神的に嬉しいです笑。

慣らし保育と仕事復帰までの思い出話

春ですね。保育園デビューのファミリーは最初の一週間どのように過ごせたでしょうか。今回は子どもを日本で保育園通いさせていた頃の思い出話です。

我が子を通わせていた保育園では入園説明会が全年齢対象で同時に行われました。その説明会時に、入園前の個人面談の希望を書き込む紙が貼り出されていたのですが、説明会開始の都合もあり、「説明会後にも希望日程を記入できますので〜」と先生が言うので、言われた通りに真面目についつい動くたちの私です。しかも選択肢が無数にありすぎるとその場で決められないタイプなので、後でいいやとまずは席に着きました。保育園は先生が忙しすぎたりその他ストレスで大変だったりするだろうから、運営上からも先生の言う通りにした方がいいだろうと思ったのでした。夫は私の横で、いま希望書かないと枠なくなるよと言ってくれたにもかかわらず。

 

なんと言いますか、「ゼロ歳児とアレルギーのある園児は栄養士がいる時間に面談希望を入れてください」とあったんですけど、説明会終了時にはそのゼロ歳児のための枠が無くなってたんですね。説明会中に続々と面談時間を確定させていってたんです。保護者も帰るときに面談時間確認できますし、合理的ですものね。(それならなんで説明会後にも希望書けますと案内したのかという)

ゼロ歳児は15人だったんですが、栄養士がいる時間帯、枠足りないんですよ。その時間しか都合がつかない保護者はそこに仕方なく希望入れてもいいですし、アレルギーがある園児のためにも余分にたくさん枠があるわけでもなし。そんなわけでゼロ歳児の離乳食に関わる話を栄養士とできる機会を設けられないまま、(仕方なく)フツーの時間帯に面談をすることになりました。

電話で確定した面談時間を教えてもらう際に当時の主任の先生にめっちゃ謝られたんですけど、内心何でゼロ歳児のための枠が埋まっとんねんと思わなくもないですが、前述の保育園の先生も大変だから仕方がないことだとすんなり受け入れました。

こうは書きましたが、実際、当時も今も別に怒ってないです笑。

当時はゼロ歳児の親で第一子なのもあって手探り、不安ありまくりの毎日で「なんで枠ないねん!」ともやもや思えど、ここで怒っても何にもならないので大人しい保護者をやっていました。

面談は確か三月中旬でした。四月頭から保育園スタート。入園式の後に約二週間の慣らし保育スタート! 私の職場は15日〆の会社だったので、復帰は4月中旬がちょうどタイミングとしてよい職場でした。順調に行けば慣らし保育も終わってそこから仕事復帰もできます。職場から保育園まで電車で少々かかるため、しょっぱな延長保育も申請。そこで面談をしてくれた主任の先生に、「ほかのお母さんはいつ育休復帰するんですか?」と聞いてみたのでした。

「5月頭から復帰する人も結構いますよー^^」

(……え? なにそれ? そんなワザあんの?!)

 

基本的に、保育園は保育に欠ける家庭のための場所ですし、慣らし保育が終われば仕事戻ってなきゃダメなもんだと思ってました。復帰タイミングの体験談や情報、特別調べてはいませんでした。5月からってのは、慣らし保育後の登園からお迎えまでの、特に朝の生活を慣らしていくとかいう意図で五月復帰にしているとかなんとか。あとは慣らし保育がうまく終わらなかった時の保険。

その辺りのことができるかどうかは、職場や園によるのではと思いますが、勝手にカルチャーショックでした。といっても、私の場合は仕事には可能な限り早く戻りたい理由もありましたので、五月から復帰作戦が可能と知っていても四月復帰を選んでいたと思います。

そういうもんだろう、という勝手な思い込みは案外そういうもんじゃない、こともあるんですね。

と学んだ時でした笑。

 

ドイツの慣らし保育はゆっくり

ドイツ語で慣らし保育は「Eingewöhnungszeit」と言います。アインゲヴーヌングスツァイト。

私が以前子どもを通わせていた日本の認可保育園の慣らし保育は概ね2週間。日本の慣らし保育の初日は1.5〜2時間程度で確かに短かったですが、日本とドイツの慣らし保育の大きな違いといえば、初日から母子分離(親子分離)するか、という点だと思います。

ドイツでは、最初は親子(多くの場合は母子だと思いますが)同室で時間を過ごして、子どもにゆっくりその場に慣れてもらってから親子分離をトライしていきます。ドイツの慣らし保育モデルを紹介します。

 

1)Grundphase(基礎段階・1〜3日目)

  • 母/父子は子どもと一緒に登園し、約1時間保育場所で一緒に過ごす。
  • 最初の3日間は分離の試み(Trennungsversuch)はしない。
  • 両親のタスクは、子どもにとっての「安全な避難所(sicherer Hafen)」であること。

2)Erster Trennungsversuch(最初の分離の試み・4日目〜)

  • 保育場所に到着して数分、子どもに別れを告げ、部屋から去り、近くにとどまる。分離は最大30分。
  • 目的は、子どもの様子を見て慣らし保育の期間を仮決定する。
  • 最初の分離の日を週末のあとの月曜日には実行しない。

3)Stabilisierungsphase(安定段階)

より短い慣らし保育(約1週間)

  • 親のいない時間は長くなる。親は近くにとどまる。

より長い慣らし保育(約2〜4週間)

  • 7日目から分離の試みは新たに行われる。
  • 分離後、子どもが保育者(Tagesmutterとか)と過ごしても慰められたり元気付けられて大丈夫そうな場合、親との分離時間は長くなる。親は近くにとどまる。

4)Schulussphase(終了段階・約2週間)

  • 親は近くにはもうとどまらないが、もしも保育者と子どもの関係が、子どもの心を支えるのにまだ足りない場合、いつでも電話連絡が可能な状態でいること。

 

ドイツ語を訳したので少々変な日本語だったので、一部意訳しました。それでも変ですね。

ドイツの慣らし保育の大きな特徴は、最初は親子同室、次は別室、その後は外出するけど近所に、そして親子分離の時間を長くしてゆっくり慣らしていきます。モデルケース通りでいくと、約4週間が基本の慣らし保育になりそうです。

我が家の場合は、母親が同室に居るとうちの子が私から離れないから、Tagesmutter(保育ママ)自身が臨機応変にやってくれて、母子分離は結構早めにやってくれて、4週間目は普通に過ごしていました。なので逆に慣らし保育は終わってるのかまだやってるのかよくわからなかった笑。(ので通い始めて1ヶ月終わる頃に聞いた笑。)

慣らし保育は、子どもの様子を見たり、保育者や、KITA(保育園)なら先生や園の方針で多少差があるのではないかと想像しています。

私の個人的な感想ですが、子どもの年齢や性格によるとは思いますが、子どもは最初から親子同室で過ごすと、「ここはお母さんと一緒に居て遊んでいい場所なんだ〜」って思ってなおのこと離れようとしないんじゃないのかな?と思っています。

このゆーっくりなドイツスタイルも親と離れることで、さみしい、こわい、悲しいといったネガティブな気持ちを子どもに植え付けないようにするためのやり方なんだろうとは理解しています。

 

ちなみに、何人かの知り合いの慣らし保育の話を聞くと、ドイツスタイルで時間がかかって苦労している人も多いです。じっくりのんびり時間かけたものの、慣れずに結局辞めちゃう子どもも時にいます。特に、ある程度大きくなってから初めての託児になる子どもが親子ともに苦労が多い印象です。生まれてから数年間ずーっとお母さんと一緒だった、という子どもにとっては、なんでお母さんいないの!?となるのもわかります。

特に大変だと思ったのは、育休からすでに復帰して子どもが私立園から認可園に転園したワーキングママが、慣らし保育は仕事普通にあるんだけどどうすりゃいいの!?みたいな話を聞いた時でした。でも日本も転園の場合は慣らし保育が1週間くらいはあると思うので、慣らし保育の最大チャンスはやっぱり育休復帰直前ですよね。復帰済みの親は大変そうです。

ドイツの文房具は高いよ〜!

ドイツの文房具は高いので、愛用品がある人は日本から是非持っていきましょう。

ドイツの文具店やデパートの文房具エリアで例えば「ジェットストリーム」や、「フリクションボールペン」など日本の製品が海外仕様で展開されているのですが、結局高いんです。

他のドイツ製筆記具もやっぱり高いんです。ボールペン、鉛筆、消しゴム、ノート、クレヨン、色鉛筆、油性ペン、接着剤……高いんです。消しゴムのクオリティは日本のはいいですよ、本当に!

 

ドイツで見かける文房具って、ステッドラーファーバーカステル、スタビロ、ペリカン、ラミー、文房具好きなら特に心躍るものばっかり。

 

学生時代にお世話になったデッサン用に使ってたFaber Castelの鉛筆は1.80€でした。消耗品のデッサン鉛筆にこんなにお金出せない!てのが内心の気持ち笑。デッサン特化ではない、学童用(と言えばいいのかな?)グリップ付きの三角形のものは0.80€くらいだった気がします。といっても日本でも海外メーカーの鉛筆は高いので、お気に入りの硬さの鉛筆(2BやHとか)だけで揃えたりという使い方でした。たくさん持つ人は「ブルジョワだ!」なんてちゃかされたりしたものです。

 

高いんだけど、もちほん魅力的に感じる商品も多いです。子ども用ですと例えばミツロウのクレヨンは商品豊富なのはいいですね。その辺はドイツらしい感じです。文具店には殆ど置いてあると思いますし、大きめのBIOスーパーにもよく置いてあります。

 

余談ですが、Kö Bogen(Apple StoreとかBreuningerとかある辺り)にある歴史ある文具店Hennigは五月閉店するそうで30%オフです。店の中は三月末で少しずつガラガラになってきていましたが、ドイツで安く文具を買うチャンスです。

また、文具を安めに買いたいなら、Amazonか、1€ショップ、NordstraßeのWoolworthかなと思います。Woolworth は全体的に安めですが、文具も他の文具取扱店より安いものが多いと思います。