日本の保育園・幼稚園児、小学校低学年児童持ちファミリーにとっての必須アイテム、「お名前シール」の偉大さが最近分かってきました。
シールって取れたりしないの?って思ってたんですけど、洗っても名前が落ちない……とか、日本のその他の名前つけられる商品便利。かゆいところに手が届く系の便利育児グッズはやっぱり日本のがすごい。
ドイツのKITAやTagesmutterでは、基本的に持ち物に名前を書く必要はありませんが、子どもが小さくて自分自身で自分の持ち物をうまく判別できないとかだと書いておいてねと言われることもなきにしもあらず。Tagesmutterは5人までの小規模保育所なので、無くなることはほとんど無いと思いますが。
ドイツの子ども用の洋服にも、きちんと名前を書く箇所がある服もあります。(日本ほどではないと思います)ジャケットなどのアウターになると、背中部分に大きめのタグをたまに見かけます。
「DIESE KLEINE JACKE GEHÖRT :」
(この小さなジャケットは◯◯のものです)
と、こんな感じ。子ども向け商品なので、クマとかイラスト付きのもあるんですけど、欧米でよくある感じの、ものすごく可愛い、というわけでもない動物のイラストとか描いてあったりして。(クマがマスコットのSteiffを筆頭に可愛いのだってありますぞ!!)
ドイツのアウターで個人的に見つけた特徴
- フードが取り外せないものが多い
ドイツのアウターはフードが取り外せないものが多い印象です。フード無しのアウターは少ない気がします(探せばある)。雨や雪など、基本的に寒さに寄せた服のデザインなのではないかと思います。真冬は帽子をかぶせてさらにフードをかぶせて外に遊びに行かせる光景も見かけますので。うちの子どももTagesmutterに帽子と更にジャンパーのフード被せられて冬の公園遊び行ってました。
- コートをかけられるヒモ付きの上着もよくある
これはとても便利! ドイツのKITAなどでは子供達が自分たちの荷物を置いたり、コートをかけられたり、室内履きを履き替えたりと身支度をできる自分専用のスペースがよくあります。コートに最初からヒモ(ループ?)があるとすごく便利。日本の保育園などでも「かけ紐つけてください」なんてお知らせが来たりね。
- リフレクター付きジャンパー多い!
これも便利! といっても、リフレクターがついているのは「Regenjacke・レーゲンヤッケ(雨用ジャンパー)」「Regenhose・レーゲンホーゼ(雨用ズボン)/Matschhose・マッチホーゼ(泥遊びズボン)」が主です。(真冬用はRegen(雨)をSchnee(雪)に単語置き換え)
雨用ジャンパーは単にレインコートです。日本の園児たちと異なり、丈が長めの雨合羽ではなくて、普通に腰丈でお尻が隠れるくらいのジャンパーが主。
雨用ズボンは、お砂場遊びに子どもたちがよく履いていきます。服の汚れ防止、寒さ対策です。
過去記事。元保育園児の親としては、フード無しじゃないと安全上心配になる。笑