元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

車が無くても便利に暮らせるけど、あるとやっぱり楽しそう

ドイツ転勤が決まって、車の免許をわざわざマニュアルでとった私です。駐車場も、空きがあるわけではないですが笑、敷地内にあるアパートを一応、選びました。日本の免許証で運転できるように領事館で免許証の翻訳も作ったし、その後、EUで運転できる免許証も申請してお財布に入っています……。

 

でもうち、車買ってないです!\(^o^)/

 

車が無くても便利に暮らせるんですよね、デュッセル。

 

デュッセルドルフ市内は交通網がしっかりしていて、Sバーン(都市鉄道・都市と郊外を結ぶ)、地下鉄、トラム、バスがありますが、定期券があれば全交通において市内は乗り放題(めっちゃ便利で楽チン!)。停留所や駅も中心部ならそこいらにある上に、間隔も短いので西武線の都立家政〜鷺ノ宮くらい、それより短いところも)、よほど中心部から離れなければ歩道もしっかりありますし、歩いてどこへでも行きやすい都市です。

我が家も地下鉄やトラムの駅・停留所からかなり近い場所に住んでいて、徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、精肉店など揃ってますし、毎日の暮らしに何も困っていません。

まあ、家賃は高いんですけど!

ドイツ全体がかなり家賃が高いのですが、デュッセルドルフももれなく高い都市。探せば安いのもありますが、転勤で海外に住むならば、ある程度お金を払って安心安全、利便を買う。比較的治安の良い都市ですが、日本とはもちろん違いますし、大事な考え方だと思います。20万円以上の家賃はフツーにあります。日本人ファミリーが多く住むライン川の西側のオーバーカッセルやニーダーカッセルという地区は本当に高く、安くてもかなり狭いなどなど。

 

話が逸れました。

電車に30分でも乗れば本当にかなり市内の遠いところまで行けちゃいます。(電車やバス来ないってのはしょっちゅうですけど)

やはり、ドイツなので便利な場所に住む人でも車を持つことは多いようですが、日本の首都圏で電車網が発達している地域と同様に、デュッセルドルフは車なしでも本当に便利に暮らせます。空港も近いので(成田は東京から遠いね、都民には近年羽田から国際便?)、ヨーロッパ旅行もだいぶ気軽に行けます。(車にいーっぱい荷物を詰め込んで休暇に出かけるというのも割とドイツ的普通ぽい!)

 

でも車があると、公共交通機関では行きにくい場所へのお出かけがとても便利で楽しそう。

特に小さい子連れならば、ギャン泣きされても気兼ねなく移動がしやすいですね。(親や泣く子の兄弟がつらいですね)

デュッセルドルフはオランダやベルギーも近いので、日曜日はお買い物をしに越境なんてこともやりやすいです。

そこは首都圏も同じですね。車があったら便利でできるレジャーも増えるが、生活には困らないと。

 

無くても楽しく便利に暮らしてますが、たまに他の家庭が車でどこどこお出かけした、と聞くと良いなーと思う気持ちも笑。カーシェアリングやレンタカーも豊富にあるので、利用すればよいですけどね。

チャイルドシートが我が家にはない、という大問題もあるんですけども。

 

そもそも電車に乗る方が好きなのですね、私(*´ω`*)。詳しくはないですが、E5とかE233とか何のことを言ってるかわかる程度です\(^o^)/。ローカル電車や特急などみるのが大好きです。観光列車も大好きです。是非乗りたい。

 

オマケで、ドイツはタクシーもチャイルドシートが必須。安全性は大事ですが、日本と違ってタクシーでちょっとどこぞへ行きたい時に利用できないのは残念ですね。

 

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レトロな貸切トラム。普段はもうちょっと近代的な見た目のトラムが走ってます。都電荒川線9000形のレトロ列車と同じ感じですね(*´ω`*)

 

帰国子女について思うこと・自分の経験より

デュッセルドルフは日本人がとても多いドイツの都市です。駐在員として期間限定で暮らす家族、現地採用されたり自営業をしたり、ドイツに基盤を持つ永住家族、たくさんいます。

今回は、海外赴任による海外在住者の子どもの教育について書いてみたいと思います。自分が過去に受けていた教育について。

個人の経験、n=1なので、「ふーん、そうなのね〜」くらいで!

私は小学生低学年の間、アメリカに住んでいました。語学形成のとても大事な時期です。帰国子女ってカッコイイ〜英語話せんの? 発音ネイティヴとかうらやまし〜とかいろいろあると思うのですけど、振り返って思うと、「しっかり日本語を勉強する」のはとても大事。アメリカでは、小学校1年生から3年生までの全課程をやりました。受けていた教育は以下の通り。

基本

  • 月曜〜金曜日に現地校
  • 土曜日に補習校
  • チャレンジ(通信教育)
現地校と英語の取得について

通っていた学校では「ESL (English Second Language)」という、英語を母国語としない子どものために、授業時間内に別の場所に集まって英語を教える授業をやっていました。唯一覚えている内容は、「箱とボールの絵が複数あって、in on under above などの場所をあらわす前置詞を勉強する」ものくらいです。いつ頃から同級生とペラペラと話せるようになったかは分かりませんが、ネイティヴに近い発音(とリスニング力)は身につきました。ただし、抑揚やイントネーションなど、喋り方は6〜9歳の子どもっぽい感じです。

算数の授業では、理解の早い子には、個別にその先の内容へ進んでいきました。私もどうやら二桁以上の割り算の筆算をやっていた模様。日本に帰国後、アメリカで使っていたノートをふと見返すと、解き方が分からない割り算を見て、「自分こんなのやってたの!?」とびっくりしたことをまだ覚えています。

土曜日の補習校

車で高速道路に乗って毎週送ってもらっていました。何やっていたか全然記憶にありません笑。でも内容はぬるかったような気もします。月〜金は現地校に通い、土曜日は補習校、意外と忙しい毎日ですね。補習校もあるので、レジャーはほとんどしていなかったと思います。

海外在住の就学児持ちのママさんのブログを見ると、補習校を含め、日本語の勉強が負担のようだと綴っている方をちらほら見かけます。もうこちらはウン十年前の話なので、当時実際どうだったかはあまりわかりません。

チャレンジ

1年生の4月号から始めました。付録やポイント集めて景品と交換などコツコツ頑張っていました! 小学生向けは特にそうだと思いますが、イラストがあってかわいかったり、楽しく続ける工夫があったりして、自主的によくやっていました。

毎月やっていくと教育費が大変だとは思いますが、私も、今現在子どもがもし小学生だったらチャレンジを海外受講していたと思います。

 

帰国後の国語の成績

自宅はもちろん日本語で会話、補習校もチャレンジもとっても真面目にやっていました! かなり真面目にやっていて、成績も良い方だったと思います。

でも、帰国後最初の漢字テスト、20点台でした。

担任の先生に「帰国してきたばかりだし、仕方がない」と言われたのを覚えています。アメリカでも真面目に勉強していたのになんでこんなに点数がとれなかったのか、今でもさっぱり理解できません笑。その次の漢字テストは点数よかったです!なので成績が悪かったのは一瞬だけです。

他の国語のテストは、「チャレンジをやっていたので成績はよかった」。中学校まではチャレンジよくやってればそれなりに成績はとれる構成なんじゃないかと思います。そんなわけで、国語力という意味で理解力がちゃんと身につけていたかは不明。

高校からの国語のテストはボロボロでした。だってチャレンジと全然違うんだもん!笑

 

 帰国子女の個人的に考えるマイナス点(個人の感想)

ここで強調したいのが、子どもは吸収力や柔軟性がバツグンだが、忘れるのもあっという間!ということ。私ももれなくあっという間に忘れました。語彙、文法、ボロボロです。英語喋り慣れていない人と比べてずっと英語の引き出しが浅い位置にある、くらいです。ビジネスで日常的に使っている人、英語の語学をしっかり勉強している人と比べたら全然です。

RとLの発音と聞き分けができるようになったのがもうけもん、ってくらいで、自分が今まで感じた帰国子女のマイナス点を書きたいと思います。

  • 国語力が中途半端になる

自分の努力で解決できるとは思います。でも多分大変です。滞在年齢や環境によって英語も、日本語も中途半端になってしまうというのは時にききます。

  • 小さい頃のみに海外で過ごすと英語の喋り方が子どもっぽいままになる

これの解決方法はわかりません。ニュースなど、大人のちゃんとした英語をよく聞いて話し続けること?

  • 日本語の機微・行間をいまいち読み取れない?

これは単に私自身がイマイチ日本語の微妙な空気感を読み取れなかったり、日本語を理解しにくいダメダメ人間なだけかもしれませんが、ちょっと苦手……という帰国子女、その親御さんには何人か会ったことがあります。

でも、多分本人の努力で解決できる問題だとは思うのです。

ドラマの「逃げ恥」でゆりちゃんの部下の柚が帰国子女だとわかるシーンで「彼女が言いたいことよくわかるわー」と思いました。そのシーンのことや、帰国子女のこといろいろ書いているブログさん、見つけたのでリンクを貼りたいと思います。

korasophie.hatenablog.com

  • いじめられる要素がある

本の学校は「異なる」ものはハブられがち。今は昔よりも多様化していると思うのですが、実際はどうでしょうか。帰国子女ってだけでただでさえ目立つ、欧米から来た子は自己主張も得意。日本の子どもたちの習慣や感覚、遊びがわからない、理由はなんとも言えないけど、私が会ったことのある帰国子女の人たちは大小何かしらのいじめやからかいに遭ったことがある人の方が多かったです。

私は中学の英語の授業が嫌でした。発音いいと周りがからかうんだもん。先生はそのままでと面談で言ってくれたけどね。

欧米スタイルでハキハキと自分の意見を伝えることが得意だった子が、いじめやからかいの影響で引っ込み思案になってしまった、という帰国子女にも会ったことがあります。

  • 年齢や個性によって、海外での学校生活を苦痛と感じる

海外赴任していた人の書籍で、幼稚園児だったお嬢さんが現地の幼稚園でとても苦労をした経験を綴っていたのを読んだことがあります。親のサポートも大切です。私は、記憶から抹消してしまったか、苦痛に思うことはなかったかです。多分後者です笑。

  • 他の外国語の取得方法に悩む?

これは大した問題じゃありません笑。日本帰国後からの感覚では、苦労せず英語を取得したので、他の外国語をどうやって勉強したらいいかわからない!と、割と悩み、学生時代の第二外国語のドイツ語はさっぱり理解できずに挫折しました。(また勉強することになるとは夢にも思わなかった!w)

 

 

発音、という意味では、帰国子女じゃなくてもちゃんと取得できます。日本生まれ日本育ち、綺麗な英語発音の人、私の周りにいます。帰国子女だけど、日本人学校に通っていたので日本語教育を受けていたけど、英語を別に習っていた友人、綺麗な発音です。

後からなんとでもなる。

ネイティヴ発音のために帰国子女いいな〜みたいな下心より、母国語力を鍛えるのは、その後、もし別の語学を勉強したい時にとても役に立ちます。

日本人として生きるならば、日本語は本当に大事です。

 

といっても、既に海外駐在している子持ちファミリーは帰国子女決定なやつ。親のサポートはどうしても必要になるんだろうな、と思います。私の子どもが幼稚園以上の年少以上だったら、どこを選んだかな、悩みます。

 

 

C&Aの肌着、ちょっと厚手だった……

その時その時で感じること、それぞれですね、ごめんなさい。

前は確かにC&Aの肌着が、デザイン・価格ともにコストパフォーマンスが一番良いと思ってました……。

 

uki.hateblo.jp

暑くなってきた今、C&Aは今はインナーとしては無理だわと考えがシフト。

最近はすっかり日差しが強く、上半身はボディ肌着一枚で過ごしている赤ちゃんをよく見かけるようになりました。ボディ肌着一枚で過ごすなら、C&Aも着せられなくはないと思います。

ユニクロのメッシュ肌着を筆頭に、普通の綿肌着もサラリと軽いのが日本の乳幼児用の肌着の特徴なんだなーとしみじみ。

ドイツの乳幼児用肌着は日本と比べると少し厚手かも。とても暑くなってきたので、厚手のC&Aの肌着じゃその上にTシャツ着せるとか絶対無理!

むしろ、以前買ったH&Mの肌着の方が薄め

複数枚入りパックの肌着はサンプルを触ることができればもっと判断しやすいのですけどね。(たまにパッケージ開封された痕跡があるものがちらほらあるので、ドイツ人多分普通に開けて中確認しているけどね)

そもそも、日本で夏は肌着なしでTシャツ一枚で過ごす子は多いですよね、きっと。お腹が出ちゃうの嫌だなーとか、オムツを履いているから、Tシャツのラベルは肌に触れない位置とはいえ、やっぱり縫い目が肌にザラザラガサガサ当たるのやだな、肌触りが良い肌着を着せてあげたい、という気持ちがちょっとあります。なので、うっす〜い肌着、着せたい! 今は、ドイツユニクロで通販しちゃおうかな〜と考えています。ただ、暑い日もあっという間に終わっちゃうかもと思うと、そんなに買ってもいざ出番がほぼなく秋冬突入するかもしれないとひよる気持ちも。

 

ドイツの住居は冷房が普通はないので、完全に住居が「冬」に合わせて設計されているのと同じように、極寒の冬のために服もこんな風に重めなのかな〜(根拠なし想像)

uki.hateblo.jpクーラーないよ〜という話と、暑い日の幼児らの服装の話。

 

今日の最高気温は35℃!でもクーラーないのが標準

春だな〜の心地よい日差しから、四月の不安定な天候が続いた後はすっかり夏! あれ、春短くない? 今日の最高気温は35℃です!

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湿度は日本とは違うので、日陰はとても気持ちが良いです。でもやっぱり暑いもんは暑い! 午前中は、25℃くらいでしたが、外を歩くだけで汗ダラダラ。日差しが強いです。子どもは虫の居所が悪かったようで、ギャン泣きもあいまって鼻水まみれの汗まみれで、家から目的地に向かうだけで汗びっしょりになってしまいました。

 

クーラー無い方が普通のドイツ

トラムは蒸し風呂のよう! トラムにクーラーないんです。ドイツの住宅の空調設備は暖房のみが標準で、家にクーラーはありません。ありません……。そんなもんだから、お店やオフィスにもないことだって割と普通。スーパーやデパートにもないということがドイツではありえるらしいです。

デュッセルの主要ショッピングセンターはクーラーついてたと思うので、散歩してダラダラひんやり浴びたいです。

ただ、家の窓を開けると風が通ってまあまあ涼しいのは幸い。アパートの共用廊下や地下が涼しかったり、ひんやり気持ちいいです。ドイツの住宅は網戸はついてないのが標準なので、夜に明かりをつけて窓を開けると虫が入るのが恐ろしいのでうちは開けてませんー。゚(゚´ω`゚)゚。

 

めっちゃ暑いけどwarmなの

今日行った幼児サークルの先生が、今日の気候を「warm(ヴァルム・暖かい)」と言っていて、いやいやどう考えても「heiß(ハイス・暑い)」だろ!と思いましたが、トラムで会ったご婦人も「今日はwarmね」と言っていたので、ドイツ人的にはwarmが暑いの形容詞なのかな、と思いました。

いや、heißでしょ!笑

 

暑い日はもう肌着で過ごす

暑い日は1〜2歳台の子どもたちは、ボディ肌着+短パンorクロップ丈ズボンが多いスタイルみたい。

公園では、裸足でボディ肌着一枚で遊びまわったり。砂場に水が出る装置のついてる公園では肌着一枚や、男の子ならオムツ一枚で泥遊びをしていたり。これなら帰り着替えさせるのも楽チンですね。

 

子ども連れで楽しめる音楽イベントでした!

コンサートホールのTonhalle(トンハレー)で、5/21の今日、「Familienmusikfest(ファミリーエンムジークフェスト)」がありました。午前中だけ有料コンサート、ホール前広場、建物内の円形広場などで音楽に関する様々なイベントが行われていました。

 

子どもは基本的にコンサート会場には行けないので、子連れにとても嬉しいイベントです。

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屋外では、パイプ、鍋、車のパーツなどを叩ける楽器がたくさん。子どもたちがカンカン叩いている音がずっと鳴り響いていました。

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ボタンアコーディオンクラリネット(金属製のクラリネット?も吹いていた)、コントラバス(普通のより小さめ。1/2サイズかな?)、カホンのカルテット、コンボジャズやらのアコースティック編成のバンド好きなのでこういうの大好き。

パントマイマーが子どもたちを集めて(勝手にわらわらとドンドン集まった)わいわいバンドの前でぴょんぴょんしたり遊んでいました。こういうの楽しい。

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トンハレーは昔はプラネタリウムだったそうで、メインのコンサートホールは天井がドーム状で美しかったです。(それゆえ音響はすごく良い!というわけではないらしい?)

演奏中撮っていいか分からなかったので、演奏が終わってから……。

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クラシックの国ドイツ、1歳児にどのくらい音楽が心に響くか分かりませんが、子どもを連れて行けるイベントは嬉しいので、見つけたらたまに行ってみたいと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)

Japan Tagでした。たまやー!

5/20土はアルトシュタットのライン川沿いでドイツ内最大級(?)の日本関連イベント、「Japan Tag」(ヤーパンターク)でした。

 

ものすごい人だかりでした。ベビーカーはゆっくり移動すれば大丈夫でしたが、人混みがすごく、全出展を見るのはなかなか骨が折れるのではないかと。

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食品関係会社が集まるテントでは、キッコーマンが醤油を売ってたり(これが一本2€、3本5€で安いのさ!)、

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おにぎり店やら日本食のお店が出店していたり…、ANAや自治体が観光案内のブースを用意していたり…、書道や花道、着物着付け体験など日本の伝統文化に触れていたり!

 

食べ物販売屋台のテント前は大行列! 何か食べたかったんだけど、並ぶ気力も無く。キッコーマンは醤油販売だけで無く、ご飯も売っていたのだけど「注文用・最後尾」、「受取用・最後尾」2つの列を案内するプラカードを持っていて流石だと思いました!笑 イベント慣れしてるなコレ!みたいな。

 

そして、コスプレイヤーがたくさん!!

やっぱりイマドキ日本の代名詞はマンガやアニメなのね。

私もマンガやアニメは好きですが、多分こちらでかなり人気のワンピースやナルトは途中までしか読んでいなくてストーリー分からず。

 

道行く人々に「Perfect Kakashi!」と言われていました。カカシ先生。本当は近くに行って「写真撮っていい?ブログに載せていい?」と言おうと思ったのですが、人が多すぎて近づくのも大変でした……。

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メインステージでは、日系幼稚園や体操クラブ、日本人学校が出し物を。音楽系は和太鼓、コーラス、ブラスバンドなどやっていました。ブラスバンドに興味があったので、ちょっと見ていきました。

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ブラスバンド日本人学校のウィンドアンサンブル部と日本クラブウィンドアンサンブルの混成でした。

ナルトのオープニング曲、いきものがかりの「ブルーバード」とワンピースのオープニング曲、「ウィーアー!」をやるとMCで女の子が言うと、観客がうおー!と盛り上がっていました笑

音楽やりたいなー。ビッグバンドかオーケストラやってみたいんです。やってみたいけど、社会人バンドは平日夜活動や土日練習だと子連れは配偶者の協力が不可欠。日本でもだけど、土日毎週オケやブラス練てのはよくあって、それは正直共働きでも働いてなくても子持ちにはなかなか大変だよね。いや、普通に社会人でも大変かも。やりたいけど毎週やってスケジュール固定されるのは厳しい〜みたいな。

 

Japan Tag の目玉イベントと言えば、夜の日本の花火。5月の日の入りは21:30とかなので、完全に暗くなった23:00からスタート!

遅っ!笑

メイン会場のアルトシュタット近辺は人が多すぎて危ないだろうと思ったので、ラインパークから少し遠目に見ていました。

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ラインパークも人がたくさん集まっていました。でも普通に歩道は余裕でサクサク歩ける人の量、子連れも、ベビーカーのファミリーもいました。一応酔っ払いなどには気をつけて。うちは子が寝ていたので抱っこ紐で連れていきました。

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23:00ちょうどからはじまり、25分くらい。最後はやはり、特段派手なものでシメ。最後は「おおー」と拍手。アルトシュタットの近くから見るとどんな景色なんだろうな。テレビでも中継するので、テレビも楽しいかもしれません。

花火が終わったら、公園の出入り口のスペースは限られているので、人の波ができていました。ラインパークは人が少ないけど、帰り道はちょっと注意ですね。それでも昼間のアルトシュタットよりずーっと人少ないから歩くのは楽チンでしたけども。

 

花火は懐かしく感じました。デュッセルドルフでの直近の花火イベントと言えば年明けの花火で大騒ぎですが、それと比べたらこじんまりかもしれませんね。

子供が小さい間は日本でも花火鑑賞は人混みや長時間その場に居続けることのぐずりがあったらなどのハードルから見るのは難しいだろうなあと思っているので、日本でも家族で見に行けるのは何年も後かなあ?(有料席でもやはり愚図りが…!)

 

この花火玉は一体どこからやってくるのかな。日本からどんぶらこ?ヨーロッパ内で作ってるのかな。

 

 

ドイツの喫煙事情と受動喫煙について雑感

昨日も記事内にタバコネタ書いてましたが、今回はタバコのみのテーマで。

 

喫煙者が多いドイツ?

ドイツに引っ越してきた時にまず思ったのは、「喫煙者多いな……」ということ。タバコ税の上昇で減ってきているようですが、日本より多いという印象があります。そう感じる理由は、「屋外ならどこでもタバコを吸えるから」ではないかと思っています。(実態はドイツが数%だけ多い模様。記事最下部に参照リンク)

 

屋外ならどこでも喫煙OKのデュッセル

デュッセルドルフでは、屋内はどこでも禁煙です。屋外はどこでも喫煙OKです。欧米の多くの国でも同様に、飲食店は完全禁煙、屋外では喫煙が可能な状況になっていると思います。たまにTwitterで「海外のように日本でも飲食店完全禁煙にするべきだ!」という声を見かけます。ヨーロッパの喫煙事情を知って発言をしているのだろうかと疑問に思います。

飲食店の店先のテラス席、バスやトラムの停留所前、人混みの中、お店の前、公園……外ならどこでも喫煙者はタバコを吸い、かまわずポイ捨てをしていく(ドイツは道端にゴミ箱兼灰皿もたくさんあります)。日本的観点から見ると、喫煙マナーがたいそう悪い。でも、ドイツではいたって普通のこと。

飲食店に入る前にテラス席の喫煙者たちのモクモク煙を浴びてから入店。こないだは、前を歩く喫煙者のタバコの灰が風に舞って後ろを歩く人たちに降りかかって、自分も嫌だし、子どもにかかったらすごく嫌だな、とタバコネタの記事を書きたくなりました。そういう環境から、日本の路上喫煙禁止のスタイルの方がいいな〜と個人的には感じていることです。

 

日本の飲食店では完全分煙が進んだら嬉しい、ただし……。

私は、個人的には日本の「路上喫煙禁止」のスタイルは気に入っています。日本は歩きタバコはマナー違反。歩きタバコによる子どものヤケドの事故も危ない。また、受動喫煙防止には、飲食店は完全分煙にしたり、飲食店に「禁煙」「分煙」「喫煙」の表示を義務づける方向は悪くない選択肢だと思っています。

ただし、そこで問題になるのは、「従業員の受動喫煙は防止できない」ということらしい。

産婦人科医、宋美玄(そんみひょん)先生のブログ。この記事を読んで、正直そのことは頭にありませんでした。客の立場なら、その飲食店を選ばない選択ができますが、従業員はそうはいかないですね。

ameblo.jp

このブログは別に社会派ブログではないので、自由気ままに自分の意見をダラダラと書き連ねるだけですが、受動喫煙防止の観点から考えると、屋外で拡散する煙よりも、屋内に充満する煙の方が問題である、と考えべきなのかしら?

(その後、日本の受動喫煙関係の記事などを見て言葉として自分自身が嫌なものがわかりました。とにかく「煙のにおい」が嫌なんだなと……。6/15追記)

完全分煙の飲食店もありますよね。モスバーガーや、エクセルシオールカフェなど、ガラスできっちり空間が分けられている店舗もあります。そういうお店ならタバコの煙が苦手な人、妊娠中や子ども連れでも行きやすいですね。(でもこういう店も、喫煙スペースのドアが開くと煙が〜とかいう人見たことある。そこまで行くともう知らん、みたいな)

 

三次喫煙はイヤなんですわ。

日本では夜に外食する、となるとタバコの煙はあるだろうな、と思うのが自然な流れでしょうか。妊娠中はたくさん外食しにいったわけではありませんが(基本的にデザイン業は長時間労働で平日外食の機会はなかなかないw)、お店の公式情報を調べて喫煙か禁煙か確認することもありました。

子どもが生まれてからは、仕事のあとに友人や仕事関係の人と食事にいくこともたまにありましたが、「三次喫煙」が気になっていたので、夜飲みに行かない方が100%子どもの世話をし、飲みに行った方は、帰宅してからは子どもに触れず、真っ先に風呂に入り、上着などは別室にかけてしまっておくなど我が家なりの対策をとっていました。

ドイツでは、テラス席で飲食しない限り、タバコの煙をまとって家に帰る、ということはないですね。いいところです。

 

 おまけ・今日のブログを書くにあたって読んでいた記事いろいろ。

都議会議員の音喜多駿氏のブログ。日々私が市内で見かけるゴミ箱は、まさにこの写真の通り!と思ったら、デュッセルドルフへ視察に2015年に来ていた模様。受動喫煙防止の対策に、ヨーロッパは屋内禁煙から始め、日本では、路上喫煙・歩きタバコから始めたという違いを書いています。

otokitashun.com

 

ドイツで禁煙法が実施されたされたのは、2008年。もう10年近いとはいえ、そんなに古くない法律でした。

allabout.co.jp

ちなみに、「三次喫煙」について。この言葉は最初は知りませんでした。出版・編集、デザインなど、制作業界での喫煙者は減っていると思うけれど、喫煙者結構多いです。タバコ吸った直後の人のそばはちょっと苦手ね……。

www.huffingtonpost.jp

 これ読んだ時に、今度ドイツの喫煙について記事を書きたいなと思っていました。

anond.hatelabo.jp

塩崎厚労相がんばってます。望まない受動喫煙が問題。たたき台案には、飲食店側が喫煙専用室の設置するのを認める、小規模のバーやスナックでも認めるとあるので、出来うる範囲でうまい具合にまとめようとしているのかなと思います。

www.huffingtonpost.jp

ここのリンク先に「OECD各国の成人喫煙率(2013)」の画像があります。2012年日本とドイツは4%の差?でドイツの方が多い

ドイツの喫煙 - Wikipedia