日本人には外国語の前置詞ってなかなか難しい相手だなーと思ってます。英語でも、使わないと忘れてしまうのもありますし、英語では今や前置詞はノリと感覚で使っています。at on inとかね、ようわからんよね。
ドイツ語の前置詞もワケわからん。以前まで3格支配?4格支配? Dativ(3格)やAkkusativ(4格)両方で使えるやつはどう使い分けるの?なんじゃそりゃ?って感じでしたが、復習や練習問題を少し重ねてほんとうにすこーしずつ分かるようになってきました。
だいぶ前ですが、ドイツ語の授業で前置詞の歌を習いました。今でも、前置詞の穴埋め問題を解くときにたまに心の中で歌っています。
語呂合わせとか、歌で覚えるのはどこの国も同じなのかな。
「Dativ Song」
aus bei mit nach ×2
seit von zu ×2
immer mit dem dativ ×2
dem - der - den ×2
原曲はフランス民謡「Frère Jacques」(フレール・ジャック)。英語で「Are you sleeping?」(この後Brother John〜と続く歌)、日本語では「グーチョキパーでなにつくろう」のメロディです。
「Akkusativ Song」
durch für gegen ohne um
ohne um ohne um
durch für gegen ohne um
bis und entlang
原曲は、「O du lieber Augustin」。ドイツの民謡です。(正確にはオーストリア、ウィーンの?わからん)のメロディは聴いたことあるのではないかなと思います。
(原曲:O du lieber Augustin 英題:Oh you dear Augustin)
残念ながら私が習ったメロディの動画を見つけられませんでした。このメロディで覚えられるよ〜とTIPPSが書いてあったHeuber社の以下の練習問題集「Deutsch Üben 15 Präposition」のダウンロードコンテンツ、文法一覧表(Grammatikübersicht)の中でしか見つけられませんでした。(ちょっと歌詞違うけど)この本自体はAmazonなどでまだ販売はしているようですが、10年以上前の本。
(PDF)
とは言っても、ほかのメロディでもAkkusativSongあります。
この3格・4格支配の前置詞よりも、3と4格両方で出てくる前置詞の方がなかなかの強敵ですけどね。