日本人は子どもの名付けに意味を込める、ということは日本のことを少し知っている人には結構知られていることかもしれません。(個人の体感)
ドイツでは、子連れ(特に0歳ベビー!)で歩いているとよく話しかけられるということは以前にも書いたことがありますが(記事最下部)、「かわいいね」「ねむいのね」「何歳?」などという定番フレーズの後、もう少し話しこむと「故郷はどこ?*1とかそんな話題に発展することも。
そこで日本人と知ると(あるいは子どもの名前を聞けば日本人だとわかったり)、稀に聞かれた「なんて意味なの?」という質問。
子どもの名前はどんな意味なの?って初めて聞かれた時は、かたまってしまいました!
名付けに込めた想いとか、そもそもちゃんと言語化したことない……(子どもが大きくなったら聞かれる気がするのでしたほうがいい気がする)。
そんなわけで、その想い、一度たりとも英語ですら考えたことはなかった!
とはいっても、ドイツ語の授業含めて片手で数えられる程度しか聞かれたことありません。
でも、海外で暮らすなら、自分や子どもの名前の意味、漢字そのものの意味の説明、一回くらいは英訳(独訳)して模範回答をふんわりと用意しておくと、外国で聞かれた時に答えられて、ふとした日常の会話が広がって楽しい……かもしれません。
でもね、聞かれた割には、模範回答は用意していません……。
過去記事。子どもに対してかけられる定番言葉「ねずみちゃん!」とか書いてあります。
*1:「Woher kommen Sie?=Where are you from?」
って聞かれることがありますが、難しい質問文です。いま住んでいる場所なのか、単純に今日の話なのか、はたまた故郷の話なのか、その文だけでは(私は)わからない。他にも、aus+stammenで〜の出身である、生まれであるという、よりピンポイントで尋ねられる動詞がありますが、あまり聞かれたことがないし、私の場合はその単語が頭にきちんと入ってないので、聞かれても多分その場では理解できないと思います。