元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

世界最大、Stuttgartのクリスマスマーケット!

ICEを使って1泊2日、シュトゥットガルトエスリンゲンの中世マルクトを見に出かけました。世界最大と言われるシュトゥットガルトのクリスマスマルクトは、2017年の今年は11/29〜12/23までの開催です。(クリスマスイブ〜クリスマスは通常終わっているのがドイツのマルクト!)

 

 中央駅到着!

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昼過ぎにStuttgard Hauptbahnhof(中央駅)到着。子どもは、下車直前にベビーカーに乗せたらぐっすりお昼寝を始めました。到着したらなが〜いホームを歩いて歩いて、10年近く工事していていつ終わるか不明な中央駅を横目に駅の外へ。いまだに基礎工事中。なにやっとんねんドイツ。駅構内のお店はそこまで豊富な方ではないです。メルセデスベンツのエンブレムが眩しいぜ!くるくる回ってます。

中央駅からすぐの観光案内所で地図をゲット

中央駅を出て左(東側)へ歩くとKönigstraße(ケーニヒ通り)が見えます。通りの始まりに観光案内所があるので、クリスマスマルクトの地図をゲットしました。といっても、予め夫が開催エリアを確認済みでスマホにポイントを打ち済みなので、補助的に使います。このケーニヒ通りにも小さな屋台やメリーゴーランドがありました。

クリスマスマルクトはSchlossplatzから歩いて回ろう!

ケーニヒ通りをまっすぐ歩いて行くと、Schlossplatz (シュロスプラッツ)のクリスマスマルクトが広がります。中央駅から歩いて行けますが、ここの最寄駅は地下鉄駅「U Schlossplatz」になります。

到着初日はドイツの冬では珍しく晴れ! 雲は多いけど紛うことなき晴れである。ここのすぐそばにNeues SchlossとAltes Schlossという新宮殿と旧宮殿の城があるようなんですが、ドラクエ的な城じゃなくて、大きいお屋敷みたいなお城です。滞在中何度もこの広場は歩いたのですが、目の前にあるのに宮殿は目視してなくてどれがそうなのか分かりませんでした(^o^)。旧宮殿では何かコンサートやってるらしいです。

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警察官も沢山いました。楽しいクリスマスマルクトですが、昨年はベルリンで悲しい事件がありましたからね……。この広場には、「Königsbau Passagen Stuttgart」というショッピングモールもあります。歴史的建造物(かな?)のモールとかかっこいいなシュトゥットガルト! 12/16には24時まで開いてる真夜中ショッピングなんてイベントもあったようで。

小さい子連れにオススメ、ミニSL、ミニ観覧車!

クオリティの高い鉄道模型とミニチュアの町の中をがたんごとんとミニSLが走ります。これは子供の昼寝が終わったら乗らねば!と思いました。

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そして雪化粧! 二日目は雪がじゃんじゃん降って大変だったけど、貴重なものを見られました。SLに乗ったので、乗りながら写真撮りました。へへへ。

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観覧車は小さいけど、案外高さを感じます。何周か回ります。ゆらゆら揺れて、二人で乗ると恐らくほかの二人組と共に相乗りです。

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観覧車に乗れば上から見たSchlossplatzのマルクトが一望できてとてもワクワクしました。

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SL、観覧車共に大人3€、子供2€。このSchlossplatzには他にメリーゴーランドが二つあります。

「Kerzen Werkstatt」。ロウソク飾り用のガラスを売っているお店が並ぶエリア。

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「Schlemmergässle(シュレンマーゲスレ)」(直訳は食い道楽横丁かな?)という左右にお店が並ぶ小道。飲食が集まります。シュペッツレという南ドイツシュヴァーベン地方の名物料理で、削って鍋に入れてゆでるショートパスタがありました。ここは狭いので、昼間でも奥に行けば行くほどベビーカーの移動が難しくなります。BIOグリューワインを扱うお店も一軒ありました。

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レンズ豆のシュペッツレ、レンズ豆のソースは酸味があります。他はドイツ人のソウルフード、ポメス(フライドポテト)、ブラットヴルスト(パンに挟んだ焼きソーセージ)を食べました。塩気が強いけど、今年になってただの焼きソーセージの旨さが分かってきました。

ちなみに外食にて我が子は、フライドポテトは既に解禁、物は試しでマルクトのご飯をあげてみましたが、シュペッツレはお気に召さず。ブラットヴルストはひとくちくらい食べました。ハムやサラミはターゲスムッターの所で毎朝食べまくってるらしい。

シュトゥットガルトのマルクトは屋台の屋根にも注目

シュトゥットガルトでは、屋台の飾り付けのコンテストもやっているらしいです*1デュッセルドルフの屋台も趣向を凝らしたものを見かけることはできますが、さすがにシュトゥットガルト程ではありません。飲み食いせずとも、屋台の飾り付けをみるだけで本当に飽きません。

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クリスマスの飾り、「Weihnachtspyramide(クリスマスピラミッド)」もクリスマスマルクトでお馴染みの飾り*2。きっと1都市に1店舗くらいはこれを飾っているのではないかと。デュッセルドルフも旧市街の入り口にあります。

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Karlsplatzのアンティークマルクトと、フィンランドマルクト

クリスマスピラミッドのあるDorotheenstraßeを東方面へまっすぐ行って、市場であるマルクトハレの横を通りつつ、マルクトの中心エリアから少し離れると、カールスプラッツに出ます。そこではアンティークマルクトと、フィンランドのクリスマスマルクトがやっていました。

広場の中心部にアンティークマルクトのテントが張ってあり、中は結構大きかったです。ほぼガラクタとしか思えないようなものが多く集まるデュッセルさんのどこぞのフリーマーケットと比べて、かなり質の高いアンティークが揃っていると感じました。 テントの周囲にもアンティークを売るお店が並び、広場の一角に「Finnisches Weihnachts-Dorf」と書かれた看板とフィンランドの国旗が飾ってありました。

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フィンランドと言えば「Flammlachs(フラムラクス)」!? 焼いている様がとにかくカッコいいw 主な商品は、フラムラクスと、フィンランド風グリューワインなどの暖かい飲み物。他にフィンランド製品を扱うお店や、家庭用サウナ(!)の展示がありました。日本円で100万円くらいだったかなw。結構安い。

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市庁舎前では小さなお店がたくさん並ぶ

市庁舎前は小さなお店が本当にたくさん。雑貨や工芸品、飲食ももちろん。市庁舎の窓はアドベントイベントを毎日やっています。粋ですね。昼の市庁舎前と夜の市庁舎前。

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本物のロバ! これほどリアルなKrippeは初めて!

ドイツのクリスマスマルクトでは、小規模なものでも、キリスト降誕を再現したシーンの模型が大抵あって、それを「Krippe(クリッペ)」と言います。本物の藁をしきつめて家畜小屋を表現しているKrippeはあっても、さすがに本物のロバは初めて見ました。エサの寄付を募っていました。ロバ以外にもう一匹小さい生き物がいました。ロバはもしゃもしゃ一心不乱に食べていました。 エサどうやらなくなって、黒い大きな餌箱を口にくわえて持ち上げていました。かわいいです。

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ちなみにデュッセルドルフに無いユニクロにも立ち寄る

デュッセルドルフは日本人がたくさんいる都市ではありますが、都市の規模が小さくて回収が見込めないからなのか?残念ながらユニクロがありませーん。ドイツ国内で通販ももちろん利用できますが、ちょうどヒートテックのインナーと、薄手のメリノウールのニットが欲しかったので、寄り道してサクッと買い物をしました。シュトゥットガルトかベルリンに行った時しか実店舗に行けませんからね!笑

主要エリアの地図ザックリ。

 自分たちの足と、シュトゥットガルト市の公式にあったマップを元に、Googleマップでポイントを打ってみました。

緑のポイントが中央駅、観光案内所、マルクトエリアへと向かう道。

中央駅から離れてるかな〜って感じかもしれませんが、基本的に全部徒歩圏内です。(1)〜(8)と回ればグルッと一周できます。

 

 

【クリスマスマルクト関連記事】

 

uki.hateblo.jp

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【参考】

市のウェブサイト(ドイツ語)

www.stuttgart.de

この市のサイトにPDFで開催場所のマップがあり、それと自分の撮った写真の記録を元に上記マップを作成しました。(http://www.stuttgart.de/img/mdb/item/186055/120468.pdf

 

イベント公式(ドイツ語)(今見られないかも?少なくとも私は……)

http://www.stuttgarter-weihnachtsmarkt.de/

 

以下サイトをPCで見た時、そのページにあった動画は(自動再生なので注意)、シュトゥットガルトのクリスマスマルクトを完全網羅しているような完璧な美しい動画でした。

Stuttgart Christmas Market 2017 (英語)

www.youtube.com