元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

ダルマイヤーのアイスティがすごく好き!

Dallmayr(ダルマイヤー)はドイツ・ミュンヘンにある歴史ある食材店。

ドイツのスーパーでよくみかけるのはコーヒーの商品が多く、コーヒーのイメージが強いかもしれませんが、ミュンヘンの店舗ではコーヒーや紅茶、ソーセージ、ハム、チーズ、チョコ、ケーキ、生鮮食品など……なんでもござれのマーケットのような店内の装いです。

その時にかったEistee(アイステー・ドイツ語で茶をテーと言います)。とってもお気に入りです。

ミュンヘンへ旅行に行ったらお土産にものすごくオススメしたいです。

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DallmayerのEistee

このアイスティはルイボスティーとハイビスカスティーがベースの茶葉で、冷たくして飲むと夏にぴったりの香りと爽やかさがあります。

原材料は、ルイボスティー・ハイビスカス・緑茶・紅茶・りんご・レモングラスオレンジピール・香料です。

Rooibostee, Hibiskusblüten, Grüner Tee (20%), Schwarzer Tee (10%), Apfelstücke, Zitronengras (5%), Orangenschalen, natürliches Aroma

 水出し紅茶ではないので、ティースプーン4〜5杯に熱湯500mlをそそいで、最低5分。そして、500gの氷や氷水にそそぎます。

うちは、ティーポットで出してから、1リットル入るお茶ポットに移し、そのお茶の方に氷をどぼどぼ入れます。この間作った時は、1リットル分作っちゃって、粗熱とって冷蔵庫で冷やしました。

これが日本で買えればめっちゃ嬉しいんだけど…!公式サイトはEU内までしか配送なさそうで、日本公式では取り扱っていない……残念!

ミュンヘンは、食べ物(ヴァイスブルスト大好き)も景観も全部素敵なので旅行もおすすめです。

www.dallmayr-versand.de

 

ドイツから帰国して変わっていた日本のこと。

サイレントブログ名変更していました。いまは日本に帰ってきています。

ドイツ暮らしの間は一度も一時帰国していませんでした。帰国してから最初はエレベーターの乗る位置に慣れない(ドイツは国際基準の右側に立つ)ことから色々、浦島太郎状態ってほどではありませんが、「日本変わったなー!」って驚いたことをいくつか書きたいと思います。

 

 電車の車両にベビーカーマークがついている!

まず最初に驚きました。電車車両に「ベビーカーマークがついている」。ドイツへ引っ越す前はありませんでした。いつ頃つきはじめたんでしょう?

ドイツやヨーロッパといえば、公共交通機関の多くがベビーカーフレンドリー(古い建物でエレベーターなしって建物もあるけど)。日本はベビーカーで電車乗りにくいよね、と思ってたけどSNSやネットの記事を見ていると、少しずつお出かけしやすくなってそうだなと感じていました。

帰国してから初めて電車でやや遠くへ行く用事があった時、ベビーカーマークを見かけてビックリしました。

路線バスは、私が利用する範囲でほぼないです。車椅子客が利用するための折りたためる座席がバスにありますが、そこにベビーカーマークついているバスがありました。多分運転手さんに畳んでもらう座席ですよね。操作は乗務員がしますと書いてあった気がするし。それは頼みにくいし、そこまでじゃないし、それならベビーカー畳みます…って感じ。

ショッピングモールへの送迎バスを利用した時、通常折り畳み座席になっていることが多い座席が、最初からなくてベビーカーや車椅子用エリアとしてマークがあったバスがありました。バスで見たことあるのはそのくらいです。

 

電車の車内アナウンスを日英中韓と4か国語で案内している路線がある!

何年も前から案内のサインは日英はもとより、私鉄によっては中韓含めてありましたが、遅延のアナウンスも録音が!

以前よりも訪日客にフレンドリーです。

都内も大きい駅には英語話せる駅員を配置していたり、東京メトロの券売機には最初から英語で表示されている自動券売機があったり。

私が通勤で利用している駅も、そこまで大きい駅ではありませんが、英語でここで乗り換えてねってスムーズに案内している駅員さんを見かけたことがあります。

 

外国人旅行者、在住者が圧倒的に増えている!

私がドイツへ越す前から、旅行客は多かったです。爆買いも既にでてきていたワードです。

それでもめっちゃ増えた!

通勤してても、週末おでかけしていても見かけない日はほぼありません。東京駅周辺では通訳ボランティアが外国人に道案内してるのを見かけます。

職場近くにあるマクドナルドやコンビニ、外国人のスタッフがとても増えました。コンビニスタッフの名札にはできる言語のシール貼ってある店舗も。

 

日本語学校増えました!

都内の職場近くにも日本語語学学校があり、毎日通学する生徒を見かけます。耳にする言語は韓国語、中国語だけでなく多分東南アジアの人たちも。

多様性の時代ですね。

 

Bollerwagen持っているファミリーが断然増えた!

Bollerwagen(ボラーヴァーゲン)というのは、こういう荷車です。

結構見ますよね?

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Bollerwagenに荷物を入れてお出かけするファミリー結構多い

 

コールマン(Coleman) アウトドアワゴン 2000021989

コールマン(Coleman) アウトドアワゴン 2000021989

 

 

ドイツでも特にファミリーにはかなり身近なアイテムです。初夏になるとこの荷車の安売りチラシをよく見るようになります。

ドイツ人は太陽大好き!って人が多く、アウトドアは比較的人気なレジャーです。

日常的に散歩大好き、日向ぼっこも好き*1、外の空気大好き*2

テラス席で外の空気を吸ってコーヒーやタバコを一服*3、ピクニック*4、BBQ!*5

という感じで、家の外で何かを楽しむのが総じて好きな人たちがとても多いと思います。(冬は冬でスキー楽しむ人もけっこういるみたい。オランダ人は)

ピクニックやBBQの時や、カーニバルの時にお酒や食事をゴロゴロと運ぶ様子はドイツではかなり見かけます。

ドイツの動物園ではレンタルの荷台はよく見かけました。食料品やその他荷物、子どもが乗って疲れたら寝たり(!)してます。

 

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ドイツの動物園で借りられることが多いBollerwagen

日本でも、例えばポップアップテントならOKという広い公園に遊びに行った時も荷台を使っているファミリーがたくさんいました。

それだけでなく、日本で単純にアウトドアのレジャーを楽しむ人が増えたのかなという印象です。

といっても、私がドイツでピクニックや屋外でコーヒー好きになったり、意識が変わったので、より気がつくようになっただけという可能性は普通にあると思います。

 

私は外でバーナー使ってお湯を沸かしてコーヒー飲めたら何でも良いくらいなんですけど、うちも家族でキャンプしたいな〜と思ってます。夫はソロキャンしたいらしい。ゆるキャン△も面白いですね。

 

*1:気候と天気が良いと水着姿で公園の芝生で太陽浴びてる人いる

*2:家の換気はよくします!カビ対策の意図もあるけど、エアコン派VS外の空気派による窓開けるバトルがドイツの一部職場にはあるかもしれない……。エアコンないオフィスも多いです。基本的にドイツは冬の寒さ対策に寄せてる建築物がほぼ。

*3:ドイツではカフェやレストランの屋内は喫煙一切禁止。でも、屋外なら路上でもバス停でもOK。バス停はやめてほしいけどw 喫煙者比較的多い国だと思います。コーヒーも大好き。テラス席は非喫煙者も楽しみますが、外の空気を吸いながらタバコを吸いたいというのもあるのかも

*4:天気のいい日は育休中と思われるママたちがレジャーシートを敷いておしゃべりしてる

*5:天気がいい春夏秋は、BBQ OKの公園は週末BBQ客でいっぱい

ドイツってベランダで洗濯物は干すのか?

結論:干してる人もいるし、干していない人もいる。

 

日本で言うところのベランダはドイツ語ではBalcon(バルコン)と呼んでいます。バルコニーのことです。詳しい違いは本筋には関係ないのでとりあえず置いておきます。

 

我が家と同じフロアに住んでいたドイツ人夫婦、長いことずっとこのアパートに住んでいる人たちですが、バルコニーで洗濯物干していました! でもそのバルコニーは、コンクリ壁になっているのでパッと通りからは見えないようになっています。

(私達が住んでいたアパートは、部屋によっては、通り側にバルコニー、「ロ」の内側にバルコニーがある建物で、上のドイツ人夫婦は通り側でした。)

ヨーロッパは景観上の理由で通りに面したところに洗濯物を干してはいけない、という話を耳にしたことがあります。

でも、デュッセルドルフで過ごしていて思ったのは、「本当か?」という疑問。*1

ヨーロッパのアパートが並ぶ区画は、上空から見ると建物が「ロ」の形になっています。「ロ」の中心部は、駐車場だったり、木がたくさん植わっている庭になっていたり、隠れ公園みたいになっていたり、様々です。

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ハンブルクのNeustadt。

私たち家族が住んでいたアパートも、漏れずに「ロ」の字型に並んでいる区画にあるアパートのひとつでした。

 

「ロ」の内側はプライベートエリアの印象です。


バルコニーでテーブルやガーデンチェアをおいたり、日向ぼっこをしながら読書をしたり、BBQをしたり、週末はそこで朝ごはんをゆっくり食べたり。

そして、そのバルコニーで洗濯物を干す人たちもいました。

アパート内側の窓からは、対面のアパートのバルコニーも自然と視界に入ります。

この内側、各戸のプライベートな空間だから、割と自由に過ごしていいのかな? そんな印象です。

と言っても、対面で見える家庭は、どこのアパートで誰が住んでいるかはわかりませんので、ドイツ人じゃないかもしれないので、そこは出身国の価値観でやっていることかもしれません。

内側では丸見えの人もいたのですが、バルコニーの柵が通りの外側から見える場合、私が見かけて覚えてる限り、みんな目隠しを立てていました。

 

ドイツでどうしても日光に洗濯物を当てたい、という人は、一応、市の条例を確認したり、入居時にもらうことが多い(うちはもらわなかったと思う…w)アパートのルールの記載を見たり、周囲の住人の様子を見たりして、バルコニーが外側から見える物件だったら、目隠しをするなどして干してみるといいんじゃないかな〜と思います。

 

でもね、ドイツのアパート、結構乾燥しているんです。(真冬は関東の方が乾燥してるけど笑)

部屋干しでもうちの場合は結構乾きました。外干しできなくてもそんなに不便は感じていませんでした。それよりも洗濯機のドラマが小さくて一気にたくさん洗えないことの方がストレスフルでした(^o^)

*1:条例でそのような禁止事項はどこかの地域には存在しているかもしれません。

ドレスデン中央駅で子連れでも気楽に食事ができたMarché Mövenpick Dresden

今日は脈絡なく、ドレスデン中央駅にあって、すごくよかったビュッフェスタイルのお店のことを書こうと思います。(2018年に東独数都市旅行した時に立ち寄りました)

 

旅行の時、私はホテルの朝食ビュッフェが結構好きなのですが、たまに値段に対してしょぼくてがっかりなところもあります。仮に同じ15EURO前後払うなら、朝食やってるお店で15EURO払ったほうが断然良い時があります。

 

ドレスデン中央駅には「Marché Mövenpick Dresden」というお店があります。ちょっと高めかもしれませんが、3つ星くらいのホテルのビュッフェより断然よいものが食べられるビュッフェのお店です。しかも広くて綺麗で内装もオシャレ。

Mövenpickメーヴェンピック)といえば、私にとってはジャムの会社ですが、コーヒーや乳製品などなどのメーカーでもあります。飲食店も経営しています。

私がお店に訪れた時は、大中小の皿の大きさで基本の値段が決まっていて、それに食べたいものを載せていって最後に会計。

私は一番大皿(7.90EURO)+小皿(3.90EURO、子ども用)にあれこれ載せて、コーヒーと子どもも飲めるフレッシュオレンジジュースを頼みました。(フレッシュオレンジジュースは大人になってから目覚めた。旅行時に何も食べないよりかはマシ、という方向性で旅行時の食事はかなり普段よりゆるめです)

こういうビュッフェのお店では、頼む場合にはプラス料金の品もあるので、あれもこれもと選んでいると値段がうっかり跳ね上がりやすいです。

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高い天井とレンガの壁が非常に心をくすぐる。

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子どもが食事に飽きても大丈夫

私たち家族は朝食で利用しましたが、朝から夜まで営業しているようで、多分昼と夜は雰囲気が少し違うのではと想像します。中央駅といえば、変な人が多くて治安が私は気になるんですが、ここはキレイなのもあって、変な人とかは訪問時には見かけませんでした。

でも当然ながら、荷物や子どもからは目を離さない。スマホや財布など貴重品をテーブルに出しっぱなしにしない、などそういう当たり前のことはしないとです。

 

ドレスデンでオススメの朝ごはんです!

肝心のご飯の写真撮ってなかったw でもビュッフェって美味しそうには撮影できないのでお皿の写真は思えばほとんど撮らないですね……笑。

 

ちなみに、ドレスデンといえば、フォルクスワーゲンの電気自動車の製造工場があります。英語で解説してくれる見学ツアーならあります。ヨーロッパで運転可能な免許があれば試乗できるんですよ〜!

あとCarGo Tram(カーゴトラム)という路面貨物電車!もあります。フォルクスワーゲンの電気自動車工場にパーツを運ぶ貨物トラムなのです。

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世にも珍しい?貨物トラム

急に走ってるのを見かけたので全然上手には撮れませんでしたが……かわいいでしょ!笑 "鉄"にはなかなかオススメポイントではないかと……。

 

 

Marché Mövenpick Dresden
Wiener Platz 4, 01069 Dresden, ドイツ
 

案外あっさり終わったトイレトレ

もう結構前のことになりましたが、朝起きたら夜寝るまでずっと普通の綿パンツで過ごせています。3歳と少しの頃です。

夜は、寝ている間のおねしょや、朝の起き抜けのお漏らしが心配でオムツを履いています。朝起きる時は、オムツに一切おしっこをせずに、朝一番のトイレに行けることもありますし、いけないこともあります。本人の朝の機嫌やタイミングのこともあって、ここはすごく焦らなくてもよいだろうと思っています。

(3歳そこらで夜もオムツ卒業目指さなくてよくない?と思っている)

 

我が家のトイレトレ完了までのおおまかな流れ

  • 2歳になる直前、急にトイレに座ってみたいという欲求を示す
  • 夜、お風呂の前だけトイレに座らせて習慣づく
  • その後、約1年大きな進展なし
  • 2歳半と少しの頃、通っていた園でオムツ履きながらトイレトレスタート。園では日中トイレできる回数が増えるが、家ではやる気なし
  • 3歳なりたての頃、シール作戦で自宅練習再開
  • 自宅で日中綿パンツで過ごしてみる
  • しばらく調子が良さそうだったが、おもらししてしまって、オムツに逆戻り
  • 逆戻りから少しして、園で綿パンツに履き替えたトイレトレスタート
  • 園で◯時〜◯時までパンツ履く、という時間を少しずつ増やす
  • とある週末、綿パンツを自己申告にて履きたがる。以降ずっと日中はパンツ

我が家の場合、トイレトレ完了に必要だったもの

  • 3歳になる、という時間

3歳になると、生活面でできる・やりたがることが増えてきました。例えばボタンがついているパジャマを一人で頑張って着たがったり、洋服を引き出しから出して自分で選んで自分で着替えてみたり、というところです。

今まで1歳が過ぎた頃、2歳が過ぎた頃、成長を感じる局面がちょこちょこあったような気がします。3歳の時は、生活面での自立が所々みられるようになりました。

つってもまだ3歳でもあるので、気分によっては親に甘えまくって自分でやらないこともあります。

3歳くらいにならないと、子ども本人もコントロールがうまくできないんじゃないかってのがトイレトレ一人やった感想です。

おまけ話

トイレトレ完了しそうな気配が出た頃に悩む買い物
  • オムツの箱買い
  • おしりふき箱買い

シール作戦で順調だったとき、次のオムツパックを買うの悩んでいました。

うちはオムツを就寝時と、体調をひどく崩した時のために、とりあえず箱買いを1回しました。

体調を崩した時って結構大事じゃないでしょうか!?

おしりふきは、普通にウェットティッシュとして優秀なので箱買いしました。在庫たっぷりあります。

ただ心配なのは、オムツのサイズアップです。基本的に夜のみ使っているので、1日1枚使用。減りも遅いです。いま箱買いした分の最後のパックを使い切ったら、サイズアップかも。

気がつかなかったトイレトレ中・後の荷物増

いまお出かけの時、オムツ交換セット+お着替えセットの両方を念のために持っています。2歳の頃は、お着替えセットなんてちっとも用意しなかったんですが、荷物が増えるのは面倒です。使わないことの方が断然多いですが、やっぱり持ってきてよかった、という場面はあります。

 同い年の子たちがトイレトレ完了しているとやっぱり焦った

 昨年、知っている2歳児の同級生たちがちょこちょこ進展を見せつつあり、園ではパンツで過ごしている、なんて話を耳にして焦りは募る一方でした。

でも、その子たちはうちの子よりも一足先に「3歳になっていた子」だったんですよね。

3歳になったからできるようになる、とイコールではないのはもちろんのことですが、ある程度、心と体の成長ができてないとトイレトレ完了まで行けないんじゃないかと感じました。

 

トイレトレの流れ(過去記事)

 1)2歳になる直前

 2)3歳なりたての頃、シール作戦、途中で失敗

 

日本への土産で買いたいHeinemannのバウムクーヘン

デュッセルドルフ市内には、有名な老舗Konditorei(コンディトライ・ケーキ屋)がいくつかあります。

代表的なのは1932年からある老舗の「Heinemann(ハイネマン)」です。

Konditorei Heinemann – Handarbeit seit 1932

ハイネマンと言えば、「シャンパントリュフ!」「バウムクーヘン!」この2点が代表的な商品だと思います。生ケーキの販売カウンターもあって、どれも美味しいケーキ屋さんです。

Königsalleeからちょっと入ったMartin-Luther-Platzにあるハイネマンの店舗は二階がレストランになっていて、店内でドイツ料理やケーキが食べられます。両親と一緒に来てお昼ご飯を食べたことがありますが、ドイツ料理(多いけど)普通においしかったです〜!*1

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Heinemannでランチ。ピュレーが大量

 

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フルーツのケーキもあるよ

デュッセルドルフに来た人が、「ドイツっぽいもの食べたい、ドイツのもの買いたい」って時になんだかんだハイネマンはオススメしたいです。

ど定番すぎるくらいのお店ですが、ドイツ料理も食べられて、店内でデュッセルドルフ地ビール「アルトビア」も飲めるし、お土産にチョコとか買えるし……とまとめて用事を済ませられる感じもいいですw

で、実はわたし、デュッセルドルフに住んでおきながら、ハイネマンのバウムクーヘン食べたことなかったんです。だって、高いんですよ〜。500gで23€くらいですよ!(ちなみにバウムクーヘンはドイツではそんなに一般的な菓子ではない。贈答品って感じ)

でも、お土産で買って、ついでに自分で食べたれ〜とバウムクーヘンやっと買いました。めっちゃ美味しいの〜!!

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275gで12€!!

上の写真は、ぽこぽこしたのが2段で一番小さい商品です。

以下の画像は、公式サイトより引用。4段が見た目のサイズ的にもバランスがいいですが、さすがにお高くて、日頃簡単に手は出せません〜。バウムクーヘンの上部にはチョコレートが載っています。パッケージには食べ方が書いてあるんですが、上のチョコは包丁では簡単に切れくらいには厚いので、一回外してからバウムクーヘンを切り分けます。

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500gのバウムクーヘン。コーティングあり。

こういう小さく切られたチョココーティングのバウムクーヘンも。こちらはパッケージも簡易的なので、「自宅用」という雰囲気。友人にも評判でした。簡易パッケージのものは、かさばらないから旅行者にもオススメ! ただし賞味期限に注意です。そんなに長くないです。

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小さく切られたバウムクーヘン。8€

シャンパントリュフも評判ですが、トリュフ内にシャンパンが普通に入っているので、お酒が苦手な人には向いていません笑。トリュフはアルコールなし(ohne Alkohol)のものもありますので、そちらもいいです。

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箱入りシャンパントリュフ。ミルクチョコとビターチョコなど複数種類

ハイネマンの商品は、お土産用の箱に入ったような商品と、簡易包装の商品があります。シャンパントリュフも同様に、箱入りと、ビニールの包装と商品のシールのみの簡易的な商品があります。

ど定番すぎて、なんだハイネマンか〜と思う人もいるかもしれないのですが、でもやっぱりここのお菓子は美味しいので、日本へのお土産にオススメしたい品です!

ちなみに、他の有名老舗店は、「Leysieffer」というケーキ店がKönigsalleeにあります。こちらも二階にカフェがあって、ケーキをイートインしたい場合には二階へ行って注文をします。

 

画像引用元:
https://www.konditorei-heinemann.de/feingebaeck-und-torten/
https://www.konditorei-heinemann.de/pralinen-und-trueffel/

 

Café Heinemann
Martin-Luther-Platz 32, 40212 Düsseldorf, ドイツ

https://goo.gl/maps/ihBix1Ye1iM2

*1:とか言いますが、ドイツに住んでいると、ドイツ料理ってそんな期待しなくなるので大きくはずれがなければ全部美味しいんだぜ!ゲフンゲフン

聖マルティン祭の行列

11月11日11時11分にカーニバル*1の幕開け、があるんですが、11月11日前後といったらカトリック行事の「聖マルティン祭」。ドイツ語では、「Martinstag(マーティンズターク)」「Sankt-Martins-Tag(ザンクト-マーティンズ-ターク)」と言ったりします。

聖マルティヌスの日 - Wikipedia

冬の到来を告げる行事なのですが、子どもたちもかなりワクワクする日。(後述)

現地の幼稚園や小学校では子どもたちがみんなランタンを作って、歌を練習して、近所やAltstadtの行列に参加したり、行列見物をします。ランタンは小さな電球がついた棒にひっさげます。幼稚園に通っていない小さな子は幼児のプレイグループ(Spielgruppe・シュピールグルッペ)で10月作ることが多いんじゃないかなと思います。

10月頃になると、スーパーやドラッグストア、ほかの雑貨店で赤と青と黄色の長い棒が店内で陳列されているのですが、それ、ランタン用に使うんですね。安ければ1€(電池付属なし)くらいです。昨年、1回しか使わないしってことで安い1€のを買ったんですが、1時間もせずに電球切れました……笑。せめて、ドラッグストアやスーパーの方がまだ良かったかも……笑。

この棒、長いので1歳後半や2歳ほやほやの幼児にもたせるのはちょっと不安があります。一応短いのもあるにはあるっぽいのですが、私が見たお店では見つけられませんでした。もちろん、市販のランタンもあって、それを持って参加する子どももいますが、ほとんどは手作りなのかな〜という印象。

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(画像引用:https://www.amazon.de/dp/B074T6BX3F

 

マルティン祭に参加した話

昨年の話ですが、友人にたまたま声をかけてもらえて(ありがとう〜!)、シュピールグルッペで作ってあったランタンと棒を持って行列に参加しました。この行列は、小学校などのグループはまとまって並んでいましたが、特にどうこう決まっている感じではなさそうでした。赤ちゃん連れのファミリーもいたりして。ベビーカー参加も普通です。ただ、Altstadtの一部エリアは石畳がゴツゴツしているので、タイヤが大きくないものは歩きにくいかもしれません。

行列を見物することもできますので、歩くか、列を見物か、どちらでもいいと思います。

多分小学生くらいの団体とは思うのですが、大きな力作ランタンが本当に凄かったです!

行列の中はマーチングバンドの演奏が聞こえたり、馬も行列を通るので、行列を歩いていると馬の落し物が……。道は既に暗いのでうっかりすると踏みかねない……。

馬の上に乗ってるのは多分、兵士のマルティンと、司教のマルティン、なのではないかと(この辺は地元のクリスチャンにちゃんと聞かないとわかりませんね💦)思います。

子どもたちが中世な衣装を着て、たいまつを持って聖マルティンを囲って歩いています! たいまつカッコイイ。たいまつだなんて、ドラクエ1くらいでしか見かけたことないです。(といってもFCのは未プレイですが……w)

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デュッセルドルフでたまに何かのそんなに大きくない地区のイベントでも馬が道路を歩いていることがあります。もちろん落し物も……。こういうの見ると日本とは違う国なんだな〜、とひしひし感じます。 

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マルティンは、自分のマントを剣で切り、それを分け与える、という有名なシーンの再現が市庁舎前広場で行われています。↓(市の公式ツイートより)

 

行列が終わったら…歌を歌うんだ!!!

アルトシュタットをぐるりと回って、ふんわり行列が終わります(市庁舎前は市庁舎前はでなんかやってる)。そうすると子どもたちは、アルトシュタットの店へ行って、聖マルティンにまつわる歌を歌うのです!

歌を歌うと、お菓子や食べ物がもらえます〜!!!

私は、というと普通にお店に突撃して歌う勇気がなかったし、まだ子どもが歌える年齢ではなかったし、私が歌を覚えていなかった……! シュピールグルッペで聖マルティン祭で歌われる曲の歌詞をプリントでもらっていたのですが、行列も17時頃開始で、ちょっと遅いかな〜、人混み心配だな〜と思って、友人に声をかけてもらうまで行く気は一切なかったのもあります笑。

小さい子持ちの親たちは、親が歌ってお菓子をゲットしてます笑。

代表的な歌はいくつかありますが、「ラタ〜ネ、ラターネ♪」っていう歌が一番歌いやすいんじゃないかな〜と思います。

youtu.be

Ich geh mit meiner Laterne」「Sankt Martin」という曲もあります。(YouTubeリンク)

 

お菓子もらえるイベントは秋冬目白押しなのです

なんていうか、このお菓子をもらいにあちこちお店やお家を訪問する感じ、「Trick or Treat!」って感じしませんか?こういうイベントあると、ドイツでハロウィンあんまり浸透してないのがなんとなくわかるような……? と言っても、このような宗教行事って段々形骸化するので、ハロウィンでもお菓子をもらい、マルティン祭でもお菓子をもらい、12月6日には「聖ニコラウスの日」というのがあって子どもたちは前夜靴を綺麗にしていい子にしているとお菓子がもらえたり、2月になればカーニバルでお菓子をジャンジャンゲットし、なんかもらいまくりですね。

11月にはカーニバルも始まるよ

そんなデュッセルドルフ、ついにカーニバルの幕開けですね〜。

11月11日、11時11分、Altstadtの市庁舎前に行くとカーニバルの始まりだ〜!という宣言がされます。この日は仮装している人もいますが、していない人の方が多いも結構います。市庁舎前はすごい人混みなので、小さい子連れは注意です。

昨年2017年の写真ですが、赤と白い旗が垂れ下がっている窓から、カーニバルのはじまりだ〜って宣言がされます。

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2017/11/11 11:11 市庁舎前

昨年は人混みがすごかったんですが、市の公式ツイートの写真を見ると、市庁舎前広場の奥側、もしかすると仮装してる人いっぱいなのかもね。手前側は我が家含めてふんわり見に来た人だったのかなあ。ガチカーニバル好きならかなり早くから陣取るだろうから……笑。

*1:カーニバルは他の国でも行われている行事ですが、ドイツではライン川沿いのデュッセルドルフ、ケルン、マインツが盛んな地域。他の地域でもカーニバルやってます。
地域によってはみんな仮面をかぶる独特な雰囲気があったり。(黒い森近辺のVillingenという都市が仮面かぶるみたいです〜。ちょっとぱっと見こわいので、画像検索の際はご注意ください〜