ドイツに限らず、ヨーロッパが全体的にそうですが、ドイツではトイレが有料だったり、トイレだ、いそげ〜!と駆け込めるトイレってあんまりありません。日本は最近の駅のトイレも結構きれいになってて行きやすいですね。
また、ドイツのトイレトレーニングってわりとまったりですが、日本は最近3歳になる年(2歳児クラスの学年)から本格的にはじめる感じでしょうか? 母に聞くと、私自身は1歳頃からささやかなトイレトレをやっていたそうですが、それでも日本も以前と比べてゆっくりになったんじゃないかなと勝手に感じています。
今年3歳になる学年(2015年度生まれ)の我が子のトイレトレは日中、園ではまわりの子も行っているから行くが、自宅ではやる気なし!という感じ。おむつのままで過ごしてはいますが、おむつのままで少しずつトイレに行けて、1日の使用枚数は減っている感じです。
他の家庭のトイレトレ
親がトレーニングに対して本気じゃないのがなんとなくバレてたのかもしれないですが、あんまり自宅で進まないものだから、悩んでました。そんなわけで、子持ちの知り合いに会えばどんな風にトレーニングしたのか聞きまくってました。
他のママさんに聞いたトイレトレ完了エピソード
- 3歳をきっかけに、おねーさんだね、このぱんつ履こうね、と誘導でオムツ卒業(保育園でもトイレトレをしていた背景アリ)
- 全然やる気なかったが、キャラもののぱんつを履いて即卒業(アンパンマン)
これらはなにかをキッカケにサクッと終わらせたタイプですね。二人ともちょうど3歳になるくらいでできたそうです。
- 綿ぱんつ履いて漏らしても気にしないで遊び続けるタイプだったので、タイマーをかけて◯分・◯時間ごとにトイレに連れて行く
トイレに行こうと誘ったも「やだ」という子でもこの作戦はできるのか気になるところ。イヤイヤ期とまるかぶりですし……。
我が家のトイレトレ
ごほうびシールを導入!
うちの子は、
- シールが好き
- キャラもの結構好き
- 意外と真面目気質
なので、トイレトレのシール作戦意外と効くかも、と導入してみました。海外在住の日本人、こういうのは一時帰国の時にごっそり買ったり、日本から祖父母に送ってもらったり、自分でamazonで海外発送をしたり……でやれます。
1〜30のシートは長くて飽きる話を聞いたことがあるので、1〜10のシールにしました。
シール、効いた!
シールを導入すると、嬉しい、楽しいでなかなかいい感じなんです!
トイレが「出そう!」も教えてくれるようになりました。
親がダッシュで連れて行きますが、その間なんとかトイレに座るまで頑張ってもってくれます。
トイレのあとは「シール、シール♪」とだいぶノリノリ。
「大」もする前の顔で親が気付けたり、たまに本人による申告で行けたり。
綿パンツ導入してみる!
なかなか調子がいいので、家にいる間は綿パンツでいけるかも?と思って綿パンツも一応買いました。トレパンは乾きが悪いとかいうので、普通のパンツでいいやと普通の綿パンツで導入しました。(乾燥機ある家なら関係ない?)
本人は綿パンツを履いて一歩成長した自分にうれしそう。「おねーさんぱんつ」「おにーさんぱんつ」と呼んでいるご家庭もあると思いますが、本人もなかなかノリノリ。
外出時はドキドキするのでおむつで行きたかったのですが、ある日用事があって出かける直前におむつに履き替えさせようとしたら、「やだ、おむつ履かない」と拒否。マジデスカー。あわてて予備のパンツ、ズボン、靴下をカバンに突っ込みました。
ドキドキの綿パンツおでかけ
綿パンツで行くからには、親の覚悟も必要! そんななのにおでかけ前のトイレ行かないんですよ。行ってくださいよ。バスや電車乗る時、緊張感高いじゃないですか。
とにかく、トイレが近くにあればすぐ聞きました。
「トイレがあるけど行く?」とか、この日は用事があったので、「いまから◯分くらいトイレ行けないけど行こうか?」と聞いて、「行く!」となんとか行ってくれて成功。これで少なくとも次の移動はヒヤヒヤ度下がります。
トイレトレ中の荷物って増えるんですね!
0歳児の頃って、着替えとかガーゼとか離乳食とかミルクとかおむつとか本当にたくさん荷物用意してましたが、段々おでかけの荷物減りますよね。予備の着替えなんてここ1年以上カバンに入れた記憶ないですわ。遠めの日帰りおでかけ荷物に入れるのもやめてしまったくらい。旅行も下手すると予備は入れてません。
トイレトレ中の荷物は、外で間に合わなかった時用に服と下着の替え、場合によってはおむつ、おしりふき、濡れた服を入れるビニール袋、タオルも用意したり、荷物が一気に増えます。下手したら近所の公園に出るくらいだったら小さいカバンに財布と携帯電話を入れるくらいしかしてないくらいの荷物のミニマム化をはかっていたのに、これは。
トイレトレ本気モードの親の意識
朝起きたらトイレ、でかける前にトイレ、お出かけ中はことあるごとにトイレ、用事が終わったり、移動の前にはトイレ、ただいましたからトイレ……親自身がトイレに連れて行く意識を高くしないと色々危ないですね。
多分この辺は慣れだと思います。
自宅内で遊びに夢中でトイレに行けず、そして……
親もハラハラする綿パンツでおでかけが大成功、これは勢いでおむつ卒業できるんじゃないか?と思っていました。
しかし、とある午後、少なくとも1時間ごとにトイレあるか聞くのですが、「ない」と行かずに遊びに夢中。また1時間ごとに聞くも「ない」。かれこれ4時間くらいトイレに行っていません。これは流石に心配。
ここ数日は自己申告でおむつ・パンツを濡らさずにトイレに行けていたので信じて待っていました。
本当はこの時点で嫌がろうともとにかくトイレに連れて行くべきとは思ったのですが、「トイレにいかな〜い」というのは綿パンツ履かせる前から悩んでいた案件です。なかなか連れて行くのは難しいです。やだー!って怒らせてもトイレで用を足してくれないでしょうし。
そんなわけで、カーペットの上でやっちゃいました……。
慌ててトイレへ連れて行きました。もちろん怒りはしないけど大人は考えちゃう、「カーペットどうやって後処理したらいいんだ?」なんてこと。
綿パンツの上におむつ履かせる作戦
綿パンツの上におむつを履かせるって作戦もやってみました。
どこかの保育園は綿パンツに更にオムツを履かせて、大人も子供も被害少ないけど、出たことはわかるって手法だそうだけど、集団生活外でそういうやり方は完全拒否されそうですね。
— uki (@ukite_de) 2018年10月12日
うちの子は嫌がりそうだなって思ったんですが、やってみたい手法ではありました。
お漏らしの件があったからか、なんでおむつ履いてるんだと思ったけどなんとか受け入れてくれました。
しかし、その後1回間に合わなかった時、「濡れちゃった」と報告してくれたのですが、その次、未申告!パンツの上におむつ履かせていたので、他への被害はなかったのですが、濡れたままで遊び続けていたんかい!お母さんトイレ聞きましたけどー!なんて思いました。
それからは、パンツ履かない、やだー。
と、振り出しに戻りました。
シールも貼りたい欲がゼロではないものの、ちょっと飽きたっぽい。
トレパンから始める理由がわかった気がする
濡れちゃった時、普通の綿パンツだと綿パンツとズボンの2枚の布しか守ってくれないので、そのままびしょびしょなんですが、トレパンだともう少しねばってくれそうですね。トレパンの良さ、気がつきました。
11月現在の様子
トイレ行きませんね。おむつが楽なことに気がついてしまったみたいです。
おでかけ前トイレ行こう!と夫が休日公園へおさんぽする前などに半ば無理やり連れて行って時々できてます。
お風呂前トイレは、そもそもお風呂嫌いなので、お風呂先延ばしにするための口実でトイレに行ってくれます。
これはまた平日日中は園と一緒に協力体制で勢いでやるっきゃないと考え中です。
ドイツでは……
ドイツでは幼児向けパンツはどこで買えるのか?
ドイツの子は日本の子より比較的大きいので、90cmの下着ってあんまり見かけられないんですよね。ピンポイントでほしいサイズが見つけられる通販が個人的にはお勧めです。
C&Aは通販で92cm、98/104cm、110/116cmといった感じで選べますので、小さめの子にも小さいパンツ買えると思います。店舗では92cmは1セット見つけられたかどうかってくらい少なくて、98/104cmはそこそこ見つけられました。気にいる柄があるかは別ですが……。
ドイツでトレパンは稀に見つけられるそうですが、基本的にメジャーではなさそうです。
ドイツ語で肌着関係用語
- Wäsche(ヴェッシェ・下着、肌着。)
- Unterwäsche(ウンターヴェッシェ・下着、肌着。ドイツ語のunderが加わった単語)
- Unterhose(ウンターホーゼ・パンツ。直訳=ズボン下)
- Slip(スリップ・パンツ。お店によってはこっちの名称)
- Oberteil(オーバータイル・意味としては衣服のトップスのことだが、Wäscheカテゴリ内のOberteilはトップスの肌着のカテゴリになります。
- Windeln(ヴィンデルン・おむつ複数形。通常複数形で扱うらしい。パンパースで単語としては通じる。)
過去記事・進んでいないトイレトレの現実(親もっとがんばれ!)
1年前からトイレに座らせてお風呂前トイレだけはやっている感じでした。親も子も成長してないな……w