元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

ロンカリサーカス観に行ったぞー!

サーカス観にいきました! 楽しかったです!

ロンカリサーカス、先日の日曜日(6/24)が最終日でした。サーカステントがあるのはラインパーク*1。晴れの日の週末は、BBQとピクニック*2を楽しむファミリーや仲間同士が集まっている公園です。ジョギングする人も多いです。

サーカス会場のザックリ紹介

気持ち早めに入り口に行こうと思ってましたがなんだかんだ出かける直前に2歳児との攻防戦*3があって、会場前に到着したのは開演約40分前。入場待ちの行列ができていました。ここまでの行列は想定外でした。客層は、小さな子連れファミリーももちろん多いのですが、お年寄りもいました。

会場入り口の前にはソーセージと飲み物を販売する屋台がありましたので、入場前に何か食べることもできます。

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開演約40分前の入場待ち行列

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チケット売り場でも直接買えます

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ゆっくり入場が始まりました

チケット確認はバーコードリーダーです。ハイテク!*4

会場の中に入ると、スムージーやカクテルスタンド、Bratwurstを売る屋台、飲み物やポップコーンなどの飲食物が買えます。ドイツのコンサートホールなどは入場すると飲み物や軽食が買えて飲食ができるようなエリアがある会場が多いと思います。

お土産販売エリア、カフェ(会場外からも入口があるのでカフェだけも楽しめる)、お出迎えしてくれるバンドの生演奏も! 楽器を演奏する身としてはこういうの見るとテンションめちゃくちゃあがります。

うちはポップコーンとスムージーを買いました。ポップコーンはキャラメル味。塩味だと思ってたので、キャラメル味は想定外。我が家は子どもに甘いものをまだあまり与えていないので、このキャラメル味をうちの2歳児が食べ過ぎる前に親の私が喰い尽くさなければ!と思うものの、「一個ずつ食べなきゃダメ」と注意されました。ごめんなさい。

スムージもポップコーンも5EURO。Bratwurst 4EURO、Currywurst4.50EUROでした。

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飲み物や軽食買えます

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Roncalliサーカスのバンドが生演奏でお出迎え

実は、Roncalliサーカスのplaymobilがあるんですよ! サーカスワゴンのplaymobilとかめっちゃツボで可愛すぎです。ミニカーもありました。ミニカーはちょっとお高いので買わず。

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Roncalliサーカスのplaymobil

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サーカステント。夜には電飾が光るよ!

こんな感じで、中に入ってもめちゃ楽しい。(自由席だから早めに入ろうって言ってたのに……)

B席は円形劇場の、時計で言うと10時と2時のあたり。11時と1時のあたりがC席です。柱がありますが、見るのは問題なさそうです。係員の人にチケットを見せて席を案内してもらいました。

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前に人が座ると身長の低い小さな子どもにはちょっと難しいかもって感じです。親御さんの膝の上で見ている子どもはいました。演者の出入り口の上階には生バンドが演奏できる場所が。生演奏で公演が見られるのは楽しいですね。

 

サーカスの演目はいわゆるサーカス

サーカス出演のアーティストは、体を使ったアクロバティックな演技をする人たちやマジック、パントマイム、ピエロなど、アクロバティックな演技の合間に平和な(笑)感じの演目がありました。ドイツ語わからなくても大丈夫。象や馬は居ませんでしたが、象や馬の演出はありました笑。

女性演者の肩や腕、背中の美しい筋肉や身体のライン、「おおおお〜」って声が漏れたり、息をするのを忘れてしまうような、ハラハラする感じ……はすごかったし、合間のピエロたちの演技も楽しく、2歳児も楽しんでいただけた模様。チケットはちょっと高かったんですが*5、行ってよかったです。

BGMは録音もありましたが、生バンドの演奏の方が多かったです。曲はゲームの戦闘曲みたいなものが結構ありました。ベーシストのおじさんがバンドマスターで舞台の様子みながらバンドに曲を止める合図を送ったり、楽器を弾く身としてはそちらもついつい注目w

日本ではこういうタイプのサーカスは見られないと思うので、小さな子連れに楽しいレジャーだと思いました。サーカスのアートワークを見るだけでもかなりワクワクできました。きっと来年もデュッセルドルフに来てくれるハズ……!?

シルクドソレイユのような大規模(?)なサーカスと比べれば小規模ですが、近い距離感で楽しかったですよ〜。

サーカスではアジア人も活躍。マジシャンは台湾出身のMIKE CHAO、

youtu.be

中国出身のHand Balancer、Kong Haitaoが出演していました。

Kong Haitao Video (2018) - Circopedia

公演は約2時間45分(休憩20分有り)

公演自体は15:00にスタートし、16:30に一度休憩を20分挟み、17:45頃に終了しました。3時間弱で、休憩前は昼寝をしていないうちの子は途中眠そうにしていました……(が、スムージーとポップコーンである程度復活)。

最初は平日の20:00〜公演に行こうと思っていたのですが、約3時間ともなればやっぱり小さな子連れには難しいですね。15:00からの回にしてよかったです。

日曜日ですと、14:00〜と18:00〜なので夜の部でも大丈夫そうですが、我が家の2歳児の休日は、昼寝をするかも……しないかも……という親でさえも読めないお年頃のため、レジャーの予定を入れる時間帯が結構難しいです。

 

チケット買った時のこと

チケット買ったの、実は公演3日前くらいのこと。いつもギリギリです。

Roncallサーカスの公式サイトから行けるオンラインチケット購入のページCircus Roncalli - Tickets online kaufenは理由はよくわからないけど、同時に二枚チケットを買えなかったので、eventimのサイトからチケットを購入しました(こっちで買う方がちょっと高い)。

eventimは日本で言うチケットぴあみたいなチケット販売サイトです。eventimや、他にTicketmasterなどドイツで見る公演やイベントはこれらのサイトから購入できるものが多いです。iOSAndroidのAppもあって、iOS版は日本のAppストアのままでダウンロードできるので、楽チンです。(Appストアの国を変更しないとダウンロードできないアプリもやっぱりある)

こちらでチケット買って、オンラインチケットがスマホアプリから表示できるのでチケット管理も楽です。EVENTIMは「DE」とつくものがドイツ版です。

チケットはPDFで受け取れる電子チケットが便利でオススメです。発行手数料かかりませんし。特になんでも予定はギリギリ決める我が家にはぴったりです。自宅へチケット送付とか観に行く3日前にはさすがに……リスクが……ね。

EVENTIM DE

EVENTIM DE

  • CTS EVENTIM AG
  • エンターテインメント
  • 無料

 

サーカス観に行くぞー!の記事

uki.hateblo.jp

フォトギャラリーページ楽しいよ!

公式サイトにフォトギャラリーのページがありますが、サーカスワゴン、ワゴンの移動やテント組み立ての写真とかいろいろあって楽しいです。色やロゴ、電飾、アートワーク全部見てて楽しいしかっこいいです。

Fotogalerie des Circus Roncalli

 

*1:Rheinpark Golzheim(ラインパーク ゴルツハイム)
GolzheimエリアからPempelfortエリア沿いに続く広い公園。公園といっても芝生中心。ライン川沿いの公園って意味なので、ライン川沿いにはラインパークがたくさんありますが、デュッセルドルフ市内でラインパークといえば大体ここのことを指すと思います。
https://goo.gl/maps/fuB8PnrWrTC2 
最寄駅:U78, U79 Victoria Platz/ Klever Straße、Nordstraße

*2:ドイツ人の多くはBBQとピクニック大好き。

*3:なぜ今なんだ!

*4:ドイツに限らず、ライブやイベント、ヨーロッパの有名観光名所はチケットにバーコードがほぼついていて、入場の管理はバーコードリーダーでピピっと一瞬で済むところが多い印象です。

*5:大人二人B自由席約83EURO、手数料込

ロンカリサーカスを観に行くぞー!

ただいまデュッセルドルフのラインパークにはサーカスのテントが建っています。こういういわゆるサーカスのテントと、団員たちが暮らすワゴン(と言えばいいのかな?)、マンガやアニメの中くらいでしか見たことない気がします。まさに「ダンボ」みたいな。デュッセルドルフ市内では、このロンカリサーカスのポスターや看板があちこちに立っています。

 

Circus Theater RONCALLI

今年は2018年5月25日〜6月24日の1ヶ月間上演されています。

 

RONCALLIは1975年設立のサーカス。デュッセルドルフ市内中心部のショッピングモール「Schadow Arkaden」は建物内にRONCALLI仕様の展示があってとても面白いです。

Schadow Arkadenは放射状に店舗が広がっているタイプのショッピングモール(それゆえに慣れないと迷う……)で、各通路の先頭に馬が二頭、その奥にミニチュアやサーカスの衣装や道具、サーカスのポスター(昔のグラフィックデザインと印刷はみてて面白い)の展示があります。

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馬がお出迎え(乗るのはダメよ!)

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サーカスのミニチュア

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什器もステキ。

Schadow Arkadenの地下はフードコートになっています。フードコート中心部には舞台の幕を模したディスプレイが。(電球切れてるのもご愛嬌……笑)

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地下フードコート中心部
上演時間
  • 水〜金曜日 15:30〜&20:00〜
  • 土曜日 15:00〜&20:00〜
  • 日曜日&祝日 14:00〜&18:00〜
  • 月曜日と火曜日 おやすみ

水曜〜木曜と、金曜〜日曜日はチケットの価格が変わります。

 

座席表

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座席表と価格表(公式サイトリンク)

この円形の劇場、まさにサーカスらしいですね!

色によって価格が変わります。一番価格が安い灰色は、柱があるから見えにくいよって座席になっています。

A、B、Cは自由席他は指定席で、罫線で囲まれた枠はボックス席になっています。どの席を選ぶか悩みます……! C席側が演者の入場口になっています。

3歳未満は入場無料ですが、当然ながら座席はないので膝に乗せる形になると思います。

チケットはEVENTIMのシステムを利用したページか、電話やサーカスのチケット売り場でも買える模様。(チケット購入の電話はドイツ語教科書に出てくる定番テーマ!)

Eventimからの購入ページ

Jetzt Tickets für Circus-Theater Roncalli in Düsseldorf sichern » Eventim

Roncalliサーカスサイトから行けるEventimチケット購入ページ

Circus Roncalli - Tickets online kaufen

 

他に今年は4月下旬〜5月上旬に「Circus ALTANO」、5月上旬に「Moskauer Circus」のサーカスがデュッセルドルフ市内で上演されていました。それぞれ一週間くらいしか上演がやってなかったので、気がつくとあっという間に終わってしまうんですよね。ロンカリは一ヶ月もやります! とは言ってもあと約一週間……!

デュッセルドルフの公演のあとはシュトゥットガルトより少し北のルートヴィヒスブルク、ウィーンやインスブルックなどオーストリアへも公演をやります☺︎

 

2歳児を連れてのサーカス、反応がどんなものかドキドキワクワクします。喜んでくれるといいな。

ドイツ語の「ne」は日本語の「ね」という不思議

ドイツに来るとたまに耳にすることができる「ne」。完全に口語の表現で、文章で書くことはしませんが、文末につけ、日本語の「だよね」の「ね」と同じように使います。

総じてドイツ人は小さな子どもが好き、子どもに優しい人が多いので、小さな子どもを連れて歩くとよく話しかけられます。あくびしてたり、ふにゃふにゃしてる子には「眠いね〜」みたいに声をかけられることも。

これまたドイツ語の不思議ですが、眠いという表現は「müde(ミューデ)」と言う方が多いです。一番の意味としては「疲れてる」なのですが、「(疲れて)眠い」、眠いってことは疲れてるってことだそうです。(放送大学ドイツ語講座で疲れてる=眠いって話がちょっと出てました)

なので、英語を話すドイツ語ネイティブドイツ人やドイツ育ちの人は「Are you tired?」と聞いたりすることも。個人的には英語では「Are you sleepy?」言う方が適してると思うんですけどね。

ドイツ語で「眠いね〜」って小さな子どもに声をかけられる時、「Bist du müde ね?」、「Müdeね」なんて言われることも。

この「ね」というのは、同意を求めるような形で使われています。日本人でドイツ語を話す人で語尾に「ね」を付ける人が結構います。

英語を習ってからドイツ語を始めた身としては、赤ちゃんは疲れて眠いのかな?とやや不思議に思います。走りまわる幼児が遊びまくって疲れて眠い!にはmüdeが適してるのはよくわかります笑。

 

保育園に持っていくエプロンやタオルはすぐカビる……

保育園通いの頃のお話です。

なんで保育園で使うタオルってすぐカビるんですかね! 仕方がないことだけど……。

保育園の持ち物はオムツやら着替えの補充やらいろいろありますが、我が子が0歳の頃に通っていた園では着替えとオムツの他に毎日タオルを3枚、エプロンを3枚持って行きました。この三枚は、

  • 午前のおやつ
  • お昼ご飯
  • 午後のおやつ用。

タオルは乾いた状態で持って行き、先生たちが濡らしてくれておしぼりとして使います。(濡らして持参する園じゃなくてよかった)

低月齢の0歳児は哺乳瓶で粉ミルクも飲むので、ガーゼ持参も必要。更に、入園して1〜2ヶ月は使い慣れた哺乳瓶をってことで自宅から哺乳瓶持参の必要もあったりして。(持ち物多いよね〜)

そして毎日ビニール袋をクラス内のコートかけみたいなところにかけます。先生たちは使用後にそのビニール袋に使用済みのタオル、エプロン、そしてちょぴっとでも汚れたり汗をかくと着替えさせてくれるので、脱いだ服を入れて毎日持ち帰ります。胃腸がちょっとアレだったり、オムツの着用が少々甘かったりなどの理由で洋服も汚れた時は汚れた着替えが更にビニール袋に入っているので、お迎えの時は「モレてしまったかー……これを予洗いしなきゃいけないのか……」と帰宅後のタスクが増えるので内心げんなり。

保育園なので、やっぱりほとんどの人のお迎えは17時以降。朝から使用された濡れたおしぼりたちはずっとビニール袋の中にいるわけですから、気がつくと黒いポツポツがあらわれます。例えば0歳児なんかは特にあれこれ汚しまくりますから、最初はなんだろな〜と思っていたのですが、洗濯しても、洗濯前に予洗いしても、酸素系漂白剤で簡単に浸けおきしてから洗ってみても、なんか落ちないんですよね。

ああ、これ、カビなんだと気付きました。

エプロンやおしぼり、なんでも消耗品なんだな、と思ったわけです。

入園当初は自宅に最初からあったタオルハンカチを保育園用に使いましたが、1枚を残して全て全滅。消耗品なので、あんまりお金を出すのも気が重い。しかも(当時は)ドイツ引っ越しもあるし……と、どうにか安いものはないかと探していました。幸い西松屋で5枚入りでかなり安いキャピキャピした柄ですが、かわいいのがあったのでそれを買い足しました。それでも2枚くらいは引っ越し時にはすでにカビてしまって捨てたんですけどね。最後には実家の母に聞いて、何か使ってない安いタオルハンカチはないか?と聞いて何枚かもらいました笑。多分20年以上前から実家にあるタオルが出てきました。笑。

ほんと、なんでカビるんですかね、って仕方がないんですけど。

0歳だったので、エプロンはマジックテープでつけるタイプで問題なかったのですが、1歳クラスになると多分「タオルエプロン」を求められていたと思います。1歳クラスも通っていたらさらなるカビとの戦いだったろうなと思います……。

 

ちなみに愛用していたエプロンは防水布のこういうのでした。ビニールっぽいのはカサカサするし、ちょっと固いし、よりすぐカビやすい(個人的見解)ので西松屋のこれが一番お気に入り。今もお出かけや旅行のエプロンで使いますが、食事中すぐはずしたがります。(うぅ…)

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[EFD]2枚組食事用エプロン(小花柄)[ベビー][ベビーサイズ][西松屋]|西松屋|公式オンラインストア 4,500円以上送料無料

タオルエプロンは、作り自体はとても簡単。1歳くらいから多分自分で着脱上手にできるんじゃないかな。

おりこうタオル3枚セット 約34×35cm

 

 

 

ドイツ語のduとSieについて外国人の私から見た印象

ドイツ語の二人称には、二人称敬称の「Sie(あなたが・は)」と二人称親称の「du(君が・は)」があります。

基本的には、他人や年上などとはSieで話し、仲の良い友達や恋人、家族などとはduと話します。お店の店員さんはSieだったりduだったりお店のノリや店員のキャラクターによりますが、基本的にSieです。カーニバルで突然話しかけてきて他の人たちにベルリナーを配る青年はduでした……笑。

基本的にその場限りの知らない人とはSieで話すもんだと思っていましたが、若い人は最初から「du」で話す人が案外多い。フレンドリーな感じでこちらも気軽に話せますが、あなたはduで話しかけて来るけど、本当にduで話していいのかな?と外国人のわたしにはドキドキです。

理由としては、「日本人はみんないきなりduで話しかけてくるんだけど!」とマイナス方向に受け取るドイツ人のコメントを今までに読んだことがあるので、外国人としてドイツに暮らすなら、ドイツの文化や慣習を知っておいた方がいいし、それに合わせて暮らさないといけないと思っているためです。

また、Sieで呼び合うのを「siezen」duは「duzen」と言います。最初はsiezenで話しますが、仲良くなって年上の方から「du」で話しましょ♪と提案してduで話すようになるとか。(放送大学ドイツ語講座の番組内で見ました)

 

経験上、語学学校は「du」で話すことが多いです。先生側から気軽に「duで話しましょうね」ってコースの始めやSieで話しかけた時に言ってくれることがあります。言ってもらえる方がこちらとしては楽。ない場合はふんわり雰囲気で。ただ、初級レベルのA1.1では動詞の活用系が難しいので、慣れてないうちはSieで話す生徒が多いと思います。私にとってドイツ語を一番多く話すのは語学学校。そこでduで慣れてしまったので、最初に口からポロっと出てくるのはついついduになってしまっています。

とあるドイツ語コースに通っていた時は先生が授業中は「Sie」とかなり厳しく言っていたので珍しいな〜と思っていました。(授業外ではduで話す生徒に注意することはありませんでした。使い分けしてたのかな)

幼稚園関係は、先生や保護者間も気軽に「du」、そしてファーストネームで呼び合うことがかなり多い。

児童→先生も「du」でファーストネームで呼び合います。もちろんこれは園によって違って、「Frau(英語で言うMrs. Ms.)○○」と呼ぶ園も。ドイツでは基本的に小学校になると児童→教員をファーストネームで呼ぶことはなくなります。

私自身、うちの子どもがTagesmutterへ通い始めた以降、Tagesmutterから前触れなくファーストネームとduで話しかけられたり、慣らし保育中に他の保護者から「Wie heißt du?(名前はなに?)」と声をかけられて内心びっくりしました。「え、いいの!?」って。私自身はドイツ語を学ぶ外国人なので、ファーストネームだろうとduだろうと気にしないんですけどね。あなたがそうするなら合わせますって感じで。他の保護者とも、わたしが様子みながら(笑)「Sie」で話してたら、「du! du! そんなかしこまるなよ、duでいいって!」みたいなことを言われたり。本当に同年代同士、同じ立場の者同士は気軽な印象です。

その中で、英語って「you」だから楽な言葉だな〜って感じています。

あと、語学学校で同じクラスメイトの日本人もドイツ語や英語で会話する時は名前呼び捨てですが、日本語で会話する時はなんとなく「さん付け」になったりして。ちょっと不思議な感じです。

日本語での「友達口調(タメ口)」は確かに軽いし、かなり仲の良い関係で使いますが、「です・ます言葉」や「さん付け」って仕事などで日常的に使うし、duほど近くはないけど、Sieほど遠くないが丁寧って感じで、そこまで堅くない話し方なのかなって個人的には思っています。(その上にさらにお堅い表現として尊敬・謙譲語があるので)

日本語を勉強している知り合いのドイツ人は、

「日本語は、動詞の原形から学ばず、です・ますから教科書は始めるし、活用があるから難しい」と言っていました。

(例・今日はご飯を食べる。今日はご飯を食べます。)

日本語は動詞の原形だとシチュエーションによっては変だし、日本語を話す中では「です・ます」から始めた方が会話として無難だし、いくらノリが軽い飲食店でも「今日はなんにする〜?」とは言わないのが普通なので、ドイツ語と日本語は違いますね。

 

ドイツニュースダイジェストにduとSieの記事がありました。

www.newsdigest.de

ドイツの子どもたちの外遊び必須アイテム

KITAやTagesmutterへの入園が決まると、持ち物リストを保育士からもらうと思います。そしてそこに必ずあるのが「Regenjacke & Regenhose」。もちろんレインブーツの「Gummistiefel」も。(ついでに言うと日焼け止めも必須アイテム)小雨が降ったりやんだりがよくあるドイツ、お砂場遊びをハイハイの頃からやったりと、ドイツに暮らす幼児持ちにはオススメアイテムです。

Regenjacke、Regenhoseって?

「Regenjacke」はレーゲンヤッケと読み、「Regenhose」はレーゲンホーゼと読みます。「Regenhose」は「Matschhose」と呼ぶこともあります。「Matsch(マッチ)」とは「どろんこ」のことです。主に0歳〜就学前園児が公園での砂遊びに使います。

日本でも「砂遊び パンツ」と検索するとアマゾンや楽天で出てきます。(日本のかわいいな……)日本では肩ひもアリで胸元まであるものと、普通にズボンタイプがあるようですが、ドイツでは肩ひもアリのタイプが主流です。

kukka hippo クッカヒッポ プレイウェア 90cm (ガーデン(16KH-PW-15)) お砂バギー 砂遊びパンツ お砂バギー 砂遊びパンツ 紺×星柄 子供用レインパンツ 入園 入学   [撥水 レインパンツ] 虹メリー:きいろ♪ (110cm)

 

ドイツのKITAやTagesmutterへ通う小さな子どもたちは、ちょっとした雨でも外遊びをしたり、遠足へ行きます。また、冬場は公園の砂場がずっとしっとりしていることがあるので、汚れ・濡れ防止や防寒のためにも使っています。とは言うものの、デュッセルドルフでの自分が知る範囲ですが、雨が降ってるか降ってないか際どい天気の日や、天気が良くない日に公園へ行くとそんなに子どもたちを見かけません……。内心本当に彼らは雨の日に遊んでいるのか?と少々懐疑的ですが笑、園庭があるKITAの様子は私は分からないので、ともかくドイツ現地KITAやTagesmutterでは大活躍です。

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ドイツの子ども向け雨具(はいはい頃〜6歳頃)

Regenhose、-jackeも季節でちょっと仕様が変わる

Regenhose、-jackeは、季節に合わせて主に以下の種類で売られています。

  • 春(夏)用に裏地なし
  • 春、初秋用に薄手〜やや厚めの綿、化繊裏地付き
  • 秋冬用にフリース地・ボア地付き
  • 厳冬期用に中綿入り(上下ツナギタイプもアリ)

春先は、裏地なしや裏地付きの雨具を店頭でよく見かけます。冬が近づくと、裏地にフリースやボアがついているもの、Schneejackeと名称を変えてスキーウェアのようにモコモコの物がお店に並びます。

個人的な印象としては、公園遊びに関しては、Regenhose(ズボン)の方が活躍頻度が高いです。例えば長袖シャツにRegenhose、ダウンジャケットにRegenhoseなど、上に着る服はフツーって感じ。

KITAの子ども達はグループで園外へ遠足へ繰り出すのも時々見られます。遠足に関しては逆でRegenjackeのみ着ているのをよく見かけます。それに加えて蛍光色のベストを着て出発。ドイツは雨が降ったりやんだりも多いので、普通にその日着てきたジャンパーが単に防水加工っていう感じなのではないかと思います。(森とか絶対どろんこになりそうな遠足の時は学校やKITAから指示があるハズ……)

夏にカッコをつけたのは、夏場はオムツ一丁、ボディ肌着だけで砂場・水遊びをさせる親が結構いるからです。5月頃から一部公園の砂場には水道の手押しポンプが登場します。まだ濡れたり汚れたりをコントロールしにくい年齢の小さな子ども(主に1歳台)は汚れ防止にRegenhoseを履かせている光景をよくみます。泥だらけになった子どもは大体公園のその辺で着替えさせてから帰路につくのが多いと思います。我が家は水遊びは近場の公園だけでやらせることがほとんどなので、抱っこしたまま連れ帰ってすぐシャワー笑。

下の写真はハンブルクのハーフェンにあった公園。水場が充実している公園だったので水着の子どもも。Tシャツ一枚とオムツだったり、肌着だけで遊んだり。かわいい柄付きボディ肌着も多く売られていて、小さな子どもはボディ肌着+ズボンなどで暑い日は過ごすことがあります。日差しは強いので、日本の夏と同様、帽子はあったほうがいいです。

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ハンブルクの公園で水遊びするドイツの子どもたち

RegenjackeやRegenhoseを見かけるお店(デュッセルドルフ市内マップあり)

子供服って100(98)cm以上あたりから、年齢としては3歳以上から商品が豊富になりますね。日本の子どもたちはヨーロッパの子たちよりも身長が小さいことがほとんどなので、日本の1、2歳の子供服を探すのって私は結構大変でした。例えば日本の子どもは早ければ1歳からトイレトレを始めてオムツ卒業する子もいると思いますが、ドイツで80cmのパンツは見たことがないです。概ね3歳頃の100cmあたりからなんとか見つけられます。同様にズボンなどのボトムスはウエストが合わないとか、トップスも首回りが小さすぎて入らないとか、結局日本の商品買ってるって人もいたり。余談ですが、2018年秋、デュッセルドルフとケルンにユニクロができるっていうんで楽しみです。滑り止めドット付き靴下とかメッシュ肌着(セパレート)とか買いたいです。

さて本題。今までRegenjackeやRegenhoseを見かけたことがあるお店を書きます。

☆マークは、店頭で80cmあたりからのサイズが見つけやすかったお店です。リンクをつけているのは、オンラインショップもあるサイトです。「Regenjacke kinder」などと検索窓に入力すれば探すの簡単。

KAUFHOFKARSTADTなどのデパート

デパートの子ども服売り場やスポーツ用品売り場によくあります。結構端の方にあって見つけにくい可能性も。デパートといっても、これらの雨具はめっちゃ高い!ってわけでもないと思います。ブランド物も売ってるのでそれは高いけど。そもそもドイツで子供服は基本高かった。

Babywalz

サイズは豊富・LEGOの服とかブランド物でやや高め。その他の衣類は乳児向けの物の方が多い印象。Babywalzは子ども用品全般取り揃えてあります。春用裏地なしの雨具はそこまで高級ではないです。冬場のLEGO防水防寒ズボンは結構高かった印象。

C&A

サイズは90cm以下もそこそこ豊富で安めのヨーロッパ各地にあるファストファッション(オランダ発でベルギー拠点?)。やっぱり100cm以上の大きい子の方が種類豊富だけど……。雨具が上下セットで安く販売されている時もあった。店員さんがいらっしゃ〜いと基本的に話しかけてこないのでコミュ障には良い。店舗が広くて綺麗だけど、なぜか0〜3歳、3歳〜の子供服売り場のフロアが変わってしまい、サイズが境目の2歳頃の日本人にはなかなか不便になりましたね笑。

Ernsting's Family(☆)

全体的に安め。お店としては、値段も手頃、サイズ・種類も豊富でオススメだけど、欲しいサイズ・商品を探すのが個人的には大変でした。店舗自体小さめが多いかも。小さいお店に子ども〜大人までの衣類や雑貨がぎゅぎゅぎゅっとたくさんつまっていて、特に上下を買いたい場合、ピンポイントで欲しいサイズの商品探したり、上下同じ柄でサイズが合っているものを探すのが大変。オンライン限定商品もあり。サイズがわかればネット通販して店頭受け取りが圧倒的に便利です。店頭受け取りする場合、封をされた袋を受け取った形だったので、試着はその場でしませんでした。返品や交換システムは公式確認してください。店舗はあちこちにありますが、地図上では最低限だけポイント打ちました。

LIDL

格安スーパー。ネット限定販売で格安のRegenhoseや、冬はスノーウェアが売ってます。早めに買わないとすぐ売り切れる。安いので、どうせサイズアウトするんだからできるだけ出費おさえたい人にオススメ。実店舗はあいにく行ったことなく。実店舗にも商品置いてあるのかな…?

Tchibo

コーヒー店であり雑貨店のTchibo。お店の商品は短期間で入れ替わるので常にあるわけではないのが注意点。Regenhoseもいつでもある商品ではないけど、オンラインショップで買えます。店頭では子供用衣類は110cm以上しかみたことない。通販の方が商品を見つけやすい。

WOOLWORTH

日用品から衣類までなんでも安めに商品が置いてある。乳児向けの服も見たことあるけど、3歳以上サイズの方が多い。Regenhoseはある程度大きい子向けの方が在庫豊富な印象。

Hoppetosse Bartels Kinderwelt

そば庵(そば大好き〜)の隣にある子ども用品店。Babywalzと同様に子ども用品全般あります。夏場は店頭にハンモックが展示されてて、めっちゃ気持ち良さそう。Regenjacke、-hoseの取り揃えはそこまで豊富ではないです。

 

Klamotte☆

新品も置いてあるセカンドハンドお店。ドイツはセカンドハンドも日本以上にたくさん流通している印象です。衣類の商品はサイズわけしてあって、XXcmとサイズのパネルも掲示してあるので見つけやすいです。DerendorfとBilkに2店舗あります。Derendorfのefaが近くにあるので、ここの日本人向けSpielgruppeに通っている幼児持ちママはDerendorf店が行きやすいと思います。

 

デュッセルドルフ市外でも、C&AやErnsting's Family、その他チェーン店はあるので、市外の人も参考になりましたらと思います。

ドイツの子ども服アウターの便利だなってところ

日本の保育園・幼稚園児、小学校低学年児童持ちファミリーにとっての必須アイテム、「お名前シール」の偉大さが最近分かってきました。

シールって取れたりしないの?って思ってたんですけど、洗っても名前が落ちない……とか、日本のその他の名前つけられる商品便利。かゆいところに手が届く系の便利育児グッズはやっぱり日本のがすごい。

ドイツのKITAやTagesmutterでは、基本的に持ち物に名前を書く必要はありませんが、子どもが小さくて自分自身で自分の持ち物をうまく判別できないとかだと書いておいてねと言われることもなきにしもあらず。Tagesmutterは5人までの小規模保育所なので、無くなることはほとんど無いと思いますが。

ドイツの子ども用の洋服にも、きちんと名前を書く箇所がある服もあります。(日本ほどではないと思います)ジャケットなどのアウターになると、背中部分に大きめのタグをたまに見かけます。

「DIESE KLEINE JACKE GEHÖRT :」

(この小さなジャケットは◯◯のものです)

 と、こんな感じ。子ども向け商品なので、クマとかイラスト付きのもあるんですけど、欧米でよくある感じの、ものすごく可愛い、というわけでもない動物のイラストとか描いてあったりして。(クマがマスコットのSteiffを筆頭に可愛いのだってありますぞ!!)

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ドイツの小さい子向けJACKE

ドイツのアウターで個人的に見つけた特徴

  • フードが取り外せないものが多い

ドイツのアウターはフードが取り外せないものが多い印象です。フード無しのアウターは少ない気がします(探せばある)。雨や雪など、基本的に寒さに寄せた服のデザインなのではないかと思います。真冬は帽子をかぶせてさらにフードをかぶせて外に遊びに行かせる光景も見かけますので。うちの子どももTagesmutterに帽子と更にジャンパーのフード被せられて冬の公園遊び行ってました。

  • コートをかけられるヒモ付きの上着もよくある

これはとても便利! ドイツのKITAなどでは子供達が自分たちの荷物を置いたり、コートをかけられたり、室内履きを履き替えたりと身支度をできる自分専用のスペースがよくあります。コートに最初からヒモ(ループ?)があるとすごく便利。日本の保育園などでも「かけ紐つけてください」なんてお知らせが来たりね。

  • リフレクター付きジャンパー多い!

これも便利! といっても、リフレクターがついているのは「Regenjacke・レーゲンヤッケ(雨用ジャンパー)」「Regenhose・レーゲンホーゼ(雨用ズボン)/Matschhose・マッチホーゼ(泥遊びズボン)」が主です。(真冬用はRegen(雨)をSchnee(雪)に単語置き換え)

雨用ジャンパーは単にレインコートです。日本の園児たちと異なり、丈が長めの雨合羽ではなくて、普通に腰丈でお尻が隠れるくらいのジャンパーが主。

雨用ズボンは、お砂場遊びに子どもたちがよく履いていきます。服の汚れ防止、寒さ対策です。

 

過去記事。元保育園児の親としては、フード無しじゃないと安全上心配になる。笑

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