デュッセルドルフで自転車生活というのも楽しそうです。坂道が基本的にないので移動も楽チンですし、自転車を乗せて、折りたたんだりカバーをつける必要もなく電車にも乗れます(多分手荷物用の追加券が必要)。自転車環境もとても良いです。
ライン川の西へ東へ自転車があるとだいぶ楽チンそう。ただし、橋はさすがに風が強いので、風が特に強かった日はヒーコラした顔で自転車ユーザーの人は乗っていました。
素晴らしいポイント色々。
- 自転車専用道路が歩道か道路にあるところ多し!
- ヘルメット着用者、ママチャリでも多し!
- 手信号はママチャリでもちゃんとする!
- 車高低い自転車や子供用には旗をつけるのだ!
- 子どもを乗せる自転車用トレーラーやカーゴバイクも人気!
自転車専用道路が歩道か道路にあるところ多し!
ドイツの自転車専用道の整備されっぷりは素晴らしいです。歩道の上に色がついた場所は自転車専用。ですが、基本的に車道を走っていると思います。トラムや自動車が後ろを走っていても、片側一車線の道路ならば、堂々と自分のペースで自転車は走るし、ドライバーは内心どう思っているかはさておき、ちゃんと自転車の後ろを安全に走っています。
ヘルメット着用者、ママチャリでも多し!
日本だったら、自転車を乗るのにヘルメットをするのはロードバイクのライダーや、自転車用チャイルドシートに乗る幼児、小さい子ども、そんなもんでしょうか? ヘルメットユーザーもかなり身近です。私だったらロードバイク乗るならヘルメットかぶりますが、シティサイクルだったらかぶらないかも……。
自転車用セーフティバッグヘルメット「Hövding(ホーブディング)」の利用者も何人も見かけたことがあります。
(左がビフォーで首に身につける。右が膨らんだあと。)
手信号はママチャリでもちゃんとする!
日本で手信号する人はロードバイクに乗る一部な人がほとんどだよね!? 日本ではちょっと恥ずかしいな〜なんて思ってたけど、安全第一だもんね。ドイツで自転車に乗ろうと考えている日本人のみなさん、道交法チェックと手信号もバッチリやりましょう〜。
車高低い自転車や子供用には旗をつけるのだ!
リカンベントという自転車をご存知ですか? 寝転がったような形?で漕ぐ自転車です。他の自転車より車高が低いからか、自動車から視認されにくいとか、自転車レースではリカンベントだけ禁止とか色々ありますが、近所のおじさんがリカンベント乗りですが、「旗」をつけています。
英語では「Safty flag」や「Bike flag」。ドイツ語では「Fahrradwimpel(ファーラードヴィンペル)」「Sicherheitswimpel(ズィッヒャーハイツヴィンペル)」などだと思います。直訳すると自転車ペナント、安全ペナントです。Wimpelはペナントのことです。自転車に乗る幼児も、このような旗をつけている子どもがほとんどです。
「リカンベント 旗」とググったら、日本でもつけているライダーが結構いそうです。(旗をつけていても、リカンベントも幼児用自転車も結局車高が低いので、気をつけることにはかわりない)
子どもを乗せる自転車用トレーラーやカーゴバイクも人気!
日本だったら自転車環境が正直微妙なので、安全上の理由から使いにくいチャイルドトレーラーだと思います。デュッセルドルフでは子どもを乗せることができるトレーラーや、自転車の前に子どもを乗せることができるカーゴバイクが人気です。トレーラーユーザーはもちろん旗をつけています。
(左引用:amazon.de 2 in 1 Bike Trailer Froggy Jogger And Bicycle Trailer Steel Selection of Colours Tangerine)
トレーラーは、ジョガータイプというのもあって、子どもを乗せたままジョギングにもでかける親がいます。結構ビックリ。子どもが生まれても自分個人の時間も大事にしたいと考える人が多い欧米人ならでは?振動はどうなんでしょうね。
牽引せず、ベビーカーのようにトレーラーを押してお出かけして電車に乗ったりする人もいます。2人以上乗せることができるものがあるので、まだ小さい子どもを複数持つ家庭では便利かもしれません。でも高いんですよね〜。私が子どもだったら、秘密基地感もあるし喜んで乗る気がします。
カーゴバイクなら、自分の視界の範囲に子どもたちが見えますが、トレーラーは後ろで見えないので、安全性も気になるところです。坂道が基本的になくて、道路事情が良いドイツ都市部なら扱いやすいものかもしれません。
チャイルドトレーラーの種類やタイプが色々見られます。
カーゴバイクのメーカーサイト。