少し前に、カリタス幼稚園の2歳児保育について問い合わせをして見学しにいきました。カリタス幼稚園はデュッセルドルフにある日系幼稚園のうちのひとつで、カトリック系の幼稚園です。
(最寄りの停留所を降りるとすぐに目に入る教会。この教会をみて左側の道路沿いが幼稚園のエントランス。ドイツって入口がわかりにくいからよく戸惑う)
このカリタス幼稚園、定員5人の2歳児保育があるらしいと人から聞いていたのですが、公式ページには「3歳〜5歳」と書いてあるので、本当に2歳児保育あるのかな?と気になっていました。が、電話して問い合わせてみると、ちゃんとありました。2歳児保育は、シスターが一人で担当していて、電話をかけると、2歳児担当のシスターに取り次いでもらえました。(オール日本語OK)
カリタス幼稚園は市立園(日本的に言うと認可園と言ったほうが適してるかも)なので、3歳〜5歳の入園申込は、デュッセルドルフ市のシステムを利用します。でも2歳児保育はシスターとの個人契約。シスターに直接申し込みます。
個人契約ということは、Tagesmutter / Tagespflege(ターゲスプフレーゲ)ってことなのかな?と思ったら、そのようです。そのため、料金もTagespflege利用時の、利用家庭の年収に基づきます。
シスターは、3歳以上の幼稚園クラスの部屋を案内した後に、二歳児クラスの部屋を案内してくださいました。
- 月曜〜金曜の9:00〜12:00
- 週15時間契約
- 1歳から申込可能(ウェイティングリストに入る)
- 午前に軽食のおやつあり。
- 基本は暦通り。春休みなどは他の日系幼稚園と比べるととても短い
- 3歳からカリタス幼稚園に入ることが基本条件(急な転勤辞令などは仕方がないので柔軟な対応をしてくれる模様)
- 園庭遊びで、幼稚園クラスの子とも一緒に遊ぶので、幼稚園に入園する時、見知った顔ばかりで慣れやすい(慣らし保育は幼稚園児も大変だから良いところだと思う)
- 保育はオール日本語(3歳以上なら週1ドイツ語)
- 昼寝はもちろん無し(子どもは元保育園児なので昼寝はよく気になるポイント)
2歳はまだ親とそばにいるのが大切な年齢なので、預かりは午前までとのこと。また、午後まで保育だと昼寝用スペースの別の設備が必要だそう。
2歳保育の部屋は5人の荷物がかけられるフックやロッカーがありました。5人に対してはとても広く、実際の保育エリアは背の低い棚で区切られたもう少し狭めの範囲だと思います。お部屋はすっきり清潔感たっぷり。壁にうさぎやくまや、日本の保育園や幼稚園でお馴染みのキャラクターが貼ってありました。PriPri(日本の保育雑誌)っぽいやつです。
ウェィティングがあるけど、何人待ちとは教えていただけませんでした。ここに限らず、日系幼稚園は4月、他の現地などは8月入園がチャンスなので、その時期を想定した見学や申し込みをした方がよいと思います。
幼稚園クラスではパパさんが朝送る姿もよく見かけました(*´ω`*)
1月〜3月頃は、ドイツ現地公立園の8月入園の内定が出る頃らしく、私立園やターゲスムッターなどから公立園に転園する子たちがいるため、8月から空きがある園がちらほら出てくると思います。
週15時間だと一ヶ月いくらなのか? 料金表はこんな感じ。ドイツは、数字をピリオドで区切るので、最初は料金表の見方もわからなかった。「30.000」って「3万」なんですよね。
年収3万ユーロ(約360万円)なら月額0ユーロ、年収8万ユーロ(約970万円)以上なら月額142ユーロ。(1ユーロ=約121円換算)契約した人は、後に市に収入を証明する書類を送らなければなりません。
カリタスはどうか未確認ですが、この保育料にプラスして食費などかかることがあります。
ちなみに、現地園と、ターゲスムッターの料金表はここのリンクから見られます(PDF)https://goo.gl/Jh8a7U
日系幼稚園といってもドイツに所在する園なので、電話応対の一言目はドイツ語かも!?と思って、最初はドキドキしました。電話をかける時、ドイツ語で「私の名前は〜です。興味があって電話しました。日本語で話してもいいですか?」となんども頭の中で繰り返しましたが、電話対応は最初から日本語でした。逆に「え、え、日本語!?」と緊張して、たどたどしくなってしまいました。ドイツ語さっぱりの1〜2歳児ママさんも安心して問い合わせ電話してみてください(*´ω`*)