元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

慣らし保育と仕事復帰までの思い出話

春ですね。保育園デビューのファミリーは最初の一週間どのように過ごせたでしょうか。今回は子どもを日本で保育園通いさせていた頃の思い出話です。

我が子を通わせていた保育園では入園説明会が全年齢対象で同時に行われました。その説明会時に、入園前の個人面談の希望を書き込む紙が貼り出されていたのですが、説明会開始の都合もあり、「説明会後にも希望日程を記入できますので〜」と先生が言うので、言われた通りに真面目についつい動くたちの私です。しかも選択肢が無数にありすぎるとその場で決められないタイプなので、後でいいやとまずは席に着きました。保育園は先生が忙しすぎたりその他ストレスで大変だったりするだろうから、運営上からも先生の言う通りにした方がいいだろうと思ったのでした。夫は私の横で、いま希望書かないと枠なくなるよと言ってくれたにもかかわらず。

 

なんと言いますか、「ゼロ歳児とアレルギーのある園児は栄養士がいる時間に面談希望を入れてください」とあったんですけど、説明会終了時にはそのゼロ歳児のための枠が無くなってたんですね。説明会中に続々と面談時間を確定させていってたんです。保護者も帰るときに面談時間確認できますし、合理的ですものね。(それならなんで説明会後にも希望書けますと案内したのかという)

ゼロ歳児は15人だったんですが、栄養士がいる時間帯、枠足りないんですよ。その時間しか都合がつかない保護者はそこに仕方なく希望入れてもいいですし、アレルギーがある園児のためにも余分にたくさん枠があるわけでもなし。そんなわけでゼロ歳児の離乳食に関わる話を栄養士とできる機会を設けられないまま、(仕方なく)フツーの時間帯に面談をすることになりました。

電話で確定した面談時間を教えてもらう際に当時の主任の先生にめっちゃ謝られたんですけど、内心何でゼロ歳児のための枠が埋まっとんねんと思わなくもないですが、前述の保育園の先生も大変だから仕方がないことだとすんなり受け入れました。

こうは書きましたが、実際、当時も今も別に怒ってないです笑。

当時はゼロ歳児の親で第一子なのもあって手探り、不安ありまくりの毎日で「なんで枠ないねん!」ともやもや思えど、ここで怒っても何にもならないので大人しい保護者をやっていました。

面談は確か三月中旬でした。四月頭から保育園スタート。入園式の後に約二週間の慣らし保育スタート! 私の職場は15日〆の会社だったので、復帰は4月中旬がちょうどタイミングとしてよい職場でした。順調に行けば慣らし保育も終わってそこから仕事復帰もできます。職場から保育園まで電車で少々かかるため、しょっぱな延長保育も申請。そこで面談をしてくれた主任の先生に、「ほかのお母さんはいつ育休復帰するんですか?」と聞いてみたのでした。

「5月頭から復帰する人も結構いますよー^^」

(……え? なにそれ? そんなワザあんの?!)

 

基本的に、保育園は保育に欠ける家庭のための場所ですし、慣らし保育が終われば仕事戻ってなきゃダメなもんだと思ってました。復帰タイミングの体験談や情報、特別調べてはいませんでした。5月からってのは、慣らし保育後の登園からお迎えまでの、特に朝の生活を慣らしていくとかいう意図で五月復帰にしているとかなんとか。あとは慣らし保育がうまく終わらなかった時の保険。

その辺りのことができるかどうかは、職場や園によるのではと思いますが、勝手にカルチャーショックでした。といっても、私の場合は仕事には可能な限り早く戻りたい理由もありましたので、五月から復帰作戦が可能と知っていても四月復帰を選んでいたと思います。

そういうもんだろう、という勝手な思い込みは案外そういうもんじゃない、こともあるんですね。

と学んだ時でした笑。

 

ドイツの慣らし保育はゆっくり

ドイツ語で慣らし保育は「Eingewöhnungszeit」と言います。アインゲヴーヌングスツァイト。

私が以前子どもを通わせていた日本の認可保育園の慣らし保育は概ね2週間。日本の慣らし保育の初日は1.5〜2時間程度で確かに短かったですが、日本とドイツの慣らし保育の大きな違いといえば、初日から母子分離(親子分離)するか、という点だと思います。

ドイツでは、最初は親子(多くの場合は母子だと思いますが)同室で時間を過ごして、子どもにゆっくりその場に慣れてもらってから親子分離をトライしていきます。ドイツの慣らし保育モデルを紹介します。

 

1)Grundphase(基礎段階・1〜3日目)

  • 母/父子は子どもと一緒に登園し、約1時間保育場所で一緒に過ごす。
  • 最初の3日間は分離の試み(Trennungsversuch)はしない。
  • 両親のタスクは、子どもにとっての「安全な避難所(sicherer Hafen)」であること。

2)Erster Trennungsversuch(最初の分離の試み・4日目〜)

  • 保育場所に到着して数分、子どもに別れを告げ、部屋から去り、近くにとどまる。分離は最大30分。
  • 目的は、子どもの様子を見て慣らし保育の期間を仮決定する。
  • 最初の分離の日を週末のあとの月曜日には実行しない。

3)Stabilisierungsphase(安定段階)

より短い慣らし保育(約1週間)

  • 親のいない時間は長くなる。親は近くにとどまる。

より長い慣らし保育(約2〜4週間)

  • 7日目から分離の試みは新たに行われる。
  • 分離後、子どもが保育者(Tagesmutterとか)と過ごしても慰められたり元気付けられて大丈夫そうな場合、親との分離時間は長くなる。親は近くにとどまる。

4)Schulussphase(終了段階・約2週間)

  • 親は近くにはもうとどまらないが、もしも保育者と子どもの関係が、子どもの心を支えるのにまだ足りない場合、いつでも電話連絡が可能な状態でいること。

 

ドイツ語を訳したので少々変な日本語だったので、一部意訳しました。それでも変ですね。

ドイツの慣らし保育の大きな特徴は、最初は親子同室、次は別室、その後は外出するけど近所に、そして親子分離の時間を長くしてゆっくり慣らしていきます。モデルケース通りでいくと、約4週間が基本の慣らし保育になりそうです。

我が家の場合は、母親が同室に居るとうちの子が私から離れないから、Tagesmutter(保育ママ)自身が臨機応変にやってくれて、母子分離は結構早めにやってくれて、4週間目は普通に過ごしていました。なので逆に慣らし保育は終わってるのかまだやってるのかよくわからなかった笑。(ので通い始めて1ヶ月終わる頃に聞いた笑。)

慣らし保育は、子どもの様子を見たり、保育者や、KITA(保育園)なら先生や園の方針で多少差があるのではないかと想像しています。

私の個人的な感想ですが、子どもの年齢や性格によるとは思いますが、子どもは最初から親子同室で過ごすと、「ここはお母さんと一緒に居て遊んでいい場所なんだ〜」って思ってなおのこと離れようとしないんじゃないのかな?と思っています。

このゆーっくりなドイツスタイルも親と離れることで、さみしい、こわい、悲しいといったネガティブな気持ちを子どもに植え付けないようにするためのやり方なんだろうとは理解しています。

 

ちなみに、何人かの知り合いの慣らし保育の話を聞くと、ドイツスタイルで時間がかかって苦労している人も多いです。じっくりのんびり時間かけたものの、慣れずに結局辞めちゃう子どもも時にいます。特に、ある程度大きくなってから初めての託児になる子どもが親子ともに苦労が多い印象です。生まれてから数年間ずーっとお母さんと一緒だった、という子どもにとっては、なんでお母さんいないの!?となるのもわかります。

特に大変だと思ったのは、育休からすでに復帰して子どもが私立園から認可園に転園したワーキングママが、慣らし保育は仕事普通にあるんだけどどうすりゃいいの!?みたいな話を聞いた時でした。でも日本も転園の場合は慣らし保育が1週間くらいはあると思うので、慣らし保育の最大チャンスはやっぱり育休復帰直前ですよね。復帰済みの親は大変そうです。

ドイツの文房具は高いよ〜!

ドイツの文房具は高いので、愛用品がある人は日本から是非持っていきましょう。

ドイツの文具店やデパートの文房具エリアで例えば「ジェットストリーム」や、「フリクションボールペン」など日本の製品が海外仕様で展開されているのですが、結局高いんです。

他のドイツ製筆記具もやっぱり高いんです。ボールペン、鉛筆、消しゴム、ノート、クレヨン、色鉛筆、油性ペン、接着剤……高いんです。消しゴムのクオリティは日本のはいいですよ、本当に!

 

ドイツで見かける文房具って、ステッドラーファーバーカステル、スタビロ、ペリカン、ラミー、文房具好きなら特に心躍るものばっかり。

 

学生時代にお世話になったデッサン用に使ってたFaber Castelの鉛筆は1.80€でした。消耗品のデッサン鉛筆にこんなにお金出せない!てのが内心の気持ち笑。デッサン特化ではない、学童用(と言えばいいのかな?)グリップ付きの三角形のものは0.80€くらいだった気がします。といっても日本でも海外メーカーの鉛筆は高いので、お気に入りの硬さの鉛筆(2BやHとか)だけで揃えたりという使い方でした。たくさん持つ人は「ブルジョワだ!」なんてちゃかされたりしたものです。

 

高いんだけど、もちほん魅力的に感じる商品も多いです。子ども用ですと例えばミツロウのクレヨンは商品豊富なのはいいですね。その辺はドイツらしい感じです。文具店には殆ど置いてあると思いますし、大きめのBIOスーパーにもよく置いてあります。

 

余談ですが、Kö Bogen(Apple StoreとかBreuningerとかある辺り)にある歴史ある文具店Hennigは五月閉店するそうで30%オフです。店の中は三月末で少しずつガラガラになってきていましたが、ドイツで安く文具を買うチャンスです。

また、文具を安めに買いたいなら、Amazonか、1€ショップ、NordstraßeのWoolworthかなと思います。Woolworth は全体的に安めですが、文具も他の文具取扱店より安いものが多いと思います。

Appleワールドトラベルアダプタキットは買います?

海外引っ越しをする人、海外出張が多いMacユーザーは、「ワールドトラベルアダプタキット」は買いますか? 私は、高いけど買いました。物理的な安定感のために。

なんでコンセントって世界で違うんでしょうね。統一すればよいのに。

スマートフォンiPhone)は、ドイツに来てから買おうと決めていました。理由のひとつとして、ドイツでiPhoneを買えば、ドイツ仕様の電源アダプタが手に入るからでした。変換プラグを使わずに充電できるって非常にラクです。ただし、ドイツでSIMフリーiPhoneは日本で買うよりちょっと高かったです。*1(ついでに二つ目の理由*2

そして、業務上仕方がなく(?笑)Macを使っているので、PCのアダプタはどうしようか、ドイツで純正アダプタ買えるのかな〜、と悩んでいた時、Appleのチャットサポートで「Appleワールドトラベルアダプタキット」の存在を教えてもらいました。ドイツ仕様のMagSafe PCアダプタ(89EUROくらい)買うよりかは安いです。

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税別3200円するので高いのですが、純正で、電源アダプタから日本のA型プラグを入れ替えてつけられるのはコンセントにさした時に安定感があって良いなと純粋に感じたのでした。C型プラグを差し込むのは不安定ですし。電源アダプタ延長ケーブル - Apple(日本)使う人はC型プラグで安定感という意味では問題ナシ)ヨドバシユーザーなものでポイントも結構溜めてたのでポイントも併用して購入しました。

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もしC型変換プラグを利用するなら、写真の一番上の日本のA型プラグにC型変換プラグを差し込むわけですが、これを電源タップや壁のコンセントにさすのは、物理的な負担がかかりそうでちょっと不安。せめて電源タップを横に倒さないとって感じ。

正直なところ、この製品は、純正じゃないと心配な人笑、様々な国へ海外出張・旅行が多い人や、あちこち国外暮らしが多い人にオススメの製品です。だって、他の国のアダプタ使わないし……今のところ……。

「C型変換プラグ」は、ドイツでも利用できる日本の電化製品を持っている人にはとても便利なので、2〜3個用意しておくのはオススメです。我が家は2個プラグがありますが、ちょっと使いたいって時に案外足りないです。といっても、実はゴーゴンタップ変換タップが2個、無印良品のトラベルアダプタがありますが、「C型変換プラグ」の気楽さがとてもよく、普段は使っていないもので……笑。販売目的通り、旅行時に使っています。

そんでもって結構ガジェット好きです。でも、ガジェットおたくのスタパ斎藤さんには当然叶いません笑。『ガジェット愛がとまらない』も買って読みましたが、さすがに引くレベルのガジェットラバーです。笑

cakes.mu

サンワサプライ ゴーコンタップ ホワイト  RW47WH

サンワサプライ ゴーコンタップ ホワイト RW47WH

 
ROAD WARRIOR(ロードウォーリア) マルチ電源プラグ変換アダプター ゴーコンW2 RW75BK

ROAD WARRIOR(ロードウォーリア) マルチ電源プラグ変換アダプター ゴーコンW2 RW75BK

 
カシムラ 海外用変換プラグ Cタイプ NTI-64

カシムラ 海外用変換プラグ Cタイプ NTI-64

 

 

 

 

*1:例えば日本でiPhone8 64GBは¥78,800。ドイツでは64GB 799EURO。1EURO=約130円とすると、約¥104,578!ちょっとっていうかだいぶ高い。少し前はもっと円安だったので日本円換算するともっとだ……

*2:

ふたつめの理由はマナーモード時にシャッターやスクリーンショットの音が鳴らないから。引っ越す前のiOSのバージョンではスクショ音が鳴る仕様だった。そのことは引っ越前、プリペイドSIMなどのことを調べていた時、ドイツ在住フリーランスイラストレーター高田ゲンキさんのサイトを見つけた時に知りました)

僕がiPhoneではなくiPod touchを使う4つの理由 |Genki Wi-Fi
海外のiPhoneはシャッター音が消せるって本当ですか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ | マイナビニュース

オーバーハウゼンのレゴランドへ行ったよ

デュッセルドルフから北方面へ約38km程度。デュイスブルクよりももう少し先にオーバーハウゼンという都市があります。そこにはドイツイチ大きいショッピングモール「CENTRO」があって、そこの一角に「LEGOLAND Oberhausen Discovery Centre」があります。実は、17歳以下の子連れじゃないと入場できないらしい!(大人のみで入れるアダルトナイトも2ヶ月に1回ある模様)

レゴ好きファミリーなら行ってみよう! LEGOLAND

レゴランド ディスカバリーセンター オーバーハウゼンは、3〜10歳の子供向けの室内遊戯施設です。もちろんそれ以下それ以上の子供も入場は大丈夫。一番楽しめる年齢ってことですね。

ドイツ1大きいショッピングモールCENTRO。最寄り停留所のNeue Mitteを降りると目の前がCENTROになっています。なんというか、お台場エリアみたいな感じ……(人工的に整備されてそんでもってキレイな感じの)。停留所から水路沿いかCENTRO内部を通り抜けてを歩いて行くと、奥の方に、レゴでできた大きなキリンが見えてきます。

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まずは入場

上の写真に遠めですが映っている青い看板のある左側のエントランスはEXPRESS(優先入場)とグループチケットの入場口、右側の赤い看板は通常入場です。どの曜日のどの時間帯が混むか正直分かりませんが、並ぶのが嫌な人は、あらかじめオンラインで優先入場チケットを買うと良いと思います。現場でチケットを買う人も、オンラインで買った人も、入ってすぐのカウンターへ。その場でチケットを購入したり、プリントアウトしたチケットか、スマホの画面のバーコード見せます。

ベビーカーはチケットカウンター横に置けるエリアがありますが、そのまま中にも持っていけます。通路はすごーく広いわけではないので、混雑する時間帯ではベビーカーで動き回るのは少し大変かも。

チケット購入後は少し待つスペースがあり、ある程度人が集まるとスタッフが開けて入場できます。最初のエリアは、レゴブロック製造工場みたいになっていて、スタッフのお兄さんがブロックができるまでを見せてくれます。最後に子供全員がお土産にDuploのブロックを1つもらえます。

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中は遊ぶ場所色々

内部はなんだかんだそんなに広くはありませんが、子どもの体力の限り滞在できます。

レゴのミニチュア、ミニランド

ケルン大聖堂デュッセルドルフ空港、デュイスブルクの港など、小さなNRW州の世界がありました!ケルン大聖堂はもちろん大きくてすごいのですが、個人的には写真右のデュイスブルクの港に造形に感動。ハンブルクにはミニチュア博物館がありますが、そこを思い出しました。

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乗り物系アトラクションは2つ
  • 4人まで1台に乗れる射的、Königliches Abenteuer

赤いレーザーが出る銃をもってバキュンバキュンと撃ちます。公式は3歳以上がオススメだけど、大人の膝に乗らなくとも、キチンと座ってられる子供ならOK。90cm以下の子供は大人の隣に座らなければなりません。2歳も参加できます。2歳はまだ銃を撃って楽しむ年齢ではなかったですが、映像とか竜のオブジェとか、楽しいかも。少々暗いです。テーマパークにありがちな、アトラクション参加中をパシャっと撮って写真販売もあり。乗っている距離と時間は短いです。

  • 2人まで乗れるMerlins Zauberschüler

4歳以上で105cm以上じゃないと乗れません。くるくるまわりますよ〜。ペダルを一生懸命漕ぎます……! 色々喋り始める2歳3歳はまだ乗れないことを説得するのは家庭によっては大変そうですね……。

 

おそらくキッズの大本命、室内アスレチック

こういう室内遊技場では大体0〜3歳エリアと、それ以上で分かれています。レゴランドも漏れずにそんな感じ。ちびっこ向けエリアにはDuploブロックに小さな滑り台(やや急斜度)、大きなウレタン素材?のレゴブロックがあります。大きな子は基本的にここには攻めてこないです。

海賊がテーマの大きい子向けエリアは、2歳児も興味を持って行きたがりますが、どう見てもはしゃぎ回る大きな子供達が危ないので見守り必須ですね。

コイン返却型のロッカーがあるのでそこにコートや大きい荷物を置くと身軽で便利です。

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 4Dムービー

短めのレゴムービーです。3Dメガネが配られるのでそれを身につけて鑑賞。4Dなので、風が吹いたり、水しぶきや泡が落ちてきたり! 初めての4D映画なので水しぶきなどは特にびっくりです。3D映画って面白いですね。手が届きそうな感じ。メガネ外してもそこまで気持ち悪い感じじゃなかった印象だったので、4次元を楽しむのもよいと思います。次の上映まであと◯分という電光掲示板が近くに表示されているので、いつ始まるかわかります。ポップコーン自動販売機も入り口にあります笑。

カフェは狭い

パンやワッフル、ドーナツ、アイス、ドリンクなど軽食のみです。座席数も少ないので休みたい時に休みにくいのが難。

その他、レゴを組み立て放題だったり、ニンジャごっこしたり

他は、3歳以上が参加できるワークショップが開催されていたり、NINJA GOの赤いレーザーをよけて奥のボタンを押すトレーニングキャンプ、車を作ってレースのテストをしたり、色々組み立てて地面を揺らして耐久度をテストしたり……自由にレゴブロックを組み立てて遊べます。ガーリーなレゴエリアも。

こういうの巨大なオブジェを作る子供達(たまに大人の犯行)の集中力や発想ってすごいです。

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お土産はショップで

チケットがなくてもショップには入れます。CentrOにもレゴショップはあります。自分でパーツを選んでカスタマイズしてレゴフィギュアをつくれます。1体2.50EUROでそんなに高くないので、お土産によいと思います。

レゴパーツの量り売りもありますよ!

フィギュア1体購入につき、レジで1つパーツをオマケでもらえました!

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総評

子どもがまだ2歳というのもあるので、交通費をかけて市外に行くなら1回行けば充分かな〜と思います笑。室内遊戯場というのもあってそんなに広くないですし、アスレチックのある室内遊戯場はデュッセルドルフ市内にもあるので(週末は激混みらしいですが)、寒かったり天候が悪くて室内で遊ばせたいのが主目的なら、そういうお店を選ぶ方がよいですね。

普段自宅にあるレゴよりはるか多くの量や種類を使ってレゴを組み立てられるのはレゴ好きにはきっとたまらないと思います。

ドイツのバイエルン州ギュンツブルグという都市に、テーマパークの「Legoland Deutschland」があるので、遊園地ぽいのを求めるならそちらへ!(ドイツは移動遊園地が多いので、常設タイプの遊園地は珍しいなーと思います!)

 

LEGOLAND Discovery Centreへ行く準備

チケットはオンラインで買える

公式サイトでチケットが買えます。複数種類があって、入場する日と時間帯によって価格が異なりますが、基本的にSpar Ticketならオンライン購入の方が安いです。

カウンターで買うと17.95EUROです。3歳未満は入場無料。大人は必ず17歳以下の子供と同伴しなければなりません。子供も大人を最低1人と同伴でないといけません。18歳以上と、3〜17歳のチケットは同額です。

チケット種類
  • Spar Ticket 10.50EURO〜

一番安いチケット。週末やNRW州祝日の日は並ぶ可能性あり。

  • Express Ticket 12.95EURO〜

優先入場権有りのチケット。現場で並ぶことはほとんど無いが、混雑時は待つ可能性有りという免責事項はあります。

  • Combi Ticket 22.00EURO

レゴランド+Sea Life水族館のコンビチケット。

限定利用可能なチケット
  • Eltern & Kleinkind 18.75 EURO

平日のみ使える「Eltern & Kleinkind」(両親+3〜6歳1人+Slush Eis)のチケット。子供や大人追加もできます。子供の年齢と曜日が限定になりますが、平日はこれが一番お得。スラッシュアイスは、氷の飲み物みたいなやつです(なんというんだったか…)

  • Erwachsenen - Fanabend 11.90EURO

金曜日夜、2ヶ月に一度開催されるアダルトナイト。18:30〜か19:30〜2時間。日によって何時からかは違うみたい。レゴファンの大人はこの日がいいですね。

  • Spiel- und Spass- Sets +3EURO

入場券に追加して支払うと、オリジナルストラップとバッジがもらえるみたいです。

 

他に年パスチケット、団体チケットがあります。

 

オンラインチケットは曜日と時間帯によって金額が変わる

入場時間は、曜日と時間指定。

週末は午前、日中、午後入場で値段が変わり(下画像参照)、平日は10〜14時の間の午前、14〜16時の間の午後入場で値段が変わります。

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公共交通機関(バスorトラム)によるアクセス(2018年3月時点) 

最寄り停留所:「Neue Mitte」

オーバーハウゼン中央駅の1番バス乗り場(Bussteig 1)の全バスとトラムは「Neue Mitte」へ行きます。

バス路線(Buslinien)

  • SB90 Richtung Holten Markt
  • SB91 Richtung ZOB Berliner Platz
  • 957 Richtung Grasshofstr.
  • SB98 Richtung Fröbelplatz 

トラム路線(Strassenbahnlinie)

  • 112 Richtung Neumarkt

Neue Mitte停留所からCENTROを通って徒歩約10〜15分でLEGOLANDまで行けます。建物外側(北側)の水路沿い通った方が早く行けると思います。風がある冬の日は寒いけどな! 日曜日でもCENTRO内は開いていて建物内を通れますし、レストランやフードコードは開いています。

デュッセルドルフからの交通費

デュッセルドルフ市内からオーバーハウゼンまで「Bチケット」(5.90EURO/2018年3月時点)で行けます。ちまちま切符の値段が年々上がってるので来年はまた金額が違うかも。

Ticket1000の定期券を持っている人は、「Zusatz Ticket」(追加券)でOKです。検札が来たら定期+刻印済みのZusatz Ticketを見せればOKです。大人二人で「4er Zusatz Ticket」(追加券の回数券4回分、12.60EURO)を往復分で使えるので定期持ちはこれが一番お得だと思います。

普段定期券生活をしているので、切符の買い方、特に市外に出る時や値段はいつも自信がないです。行き帰りとも珍しく検札に遭遇し、その二つを見せて特に問題なかったので大丈夫でしょう。切符への刻印は忘れずに!

公式サイト

LEGOLAND® Discovery Centre Oberhausen
Promenade 10
46047 Oberhausen

www.legolanddiscoverycentre.de

オマケ・CENTROとその周囲も普通に楽しそう……

帰り道は寒いのでCENTROの中を通って停留所まで行きました。なんというか、「ららぽーと」ですね!(=つまりものすごく巨大なショッピングモールと言いたい)本当にたくさんのお店があって、歩くだけで楽しいやつ! レゴランドはCENTROのところにあると知っていたものの、例えば動物園などのレジャーへは(お店が開いてなくて)やることがなくて暇な日曜日を自然と選ぶようになっていたので、土曜日に行ってみてもよかったな。

↓日本じゃ考えられない、ショッピングモール通路ど真ん中に普通に工事現場。

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レゴランドの近くには、水族館「Sea Life」(レゴランドとのコンビチケットも有り)、「AQUA Park」というプールもあります。水路側は夏絶対気持ち良さそう〜と寒空の下思いました。ドイツに越してきて変わった思考回路としては、何かキレイな景色や広場を見ると、夏はテラス席で絶対気持ちいいだろうな〜という感想が必ず出るようになりました。

ドイツはベビーラップ使用の乳児持ちは多い印象

子どもが生まれた頃、0ヶ月から生後5ヶ月頃まで「ディディモス」というベビーラップを愛用していました。やっぱり愛用していたので、街中でベビーラップユーザーを見かけると「お!」と目を引きます。

ベビーラップユーザーが多い印象のドイツ

ディディモスは1972年にドイツで創業した抱っこ紐の老舗です。我が家に子供が生まれた時はドイツ転勤の辞令は出ていなかったのでドイツとの関連はたまたまです。ドイツではエルゴやベビービョルンなど日本で一番多く見かけるタイプの抱っこ紐ユーザーももちろんいますが、小さな乳児持ちのベビーラップユーザーは日本以上に見かけます。

やはりベビーラップのパイオニア?の企業がドイツ国内にあるからなのか、愛用している両親は多い印象です。カラフルでかわいいです。

(ベビーカーユーザーが一番多いですが笑)

ベビーラップに感じた魅力

新生児から縦抱きができること、利用する大人が、肩や腰への負担を分散させられること、大人は男女兼用で使えること、なにより、自然な股関節のM字型開脚や丸みのある背中を無理なく保って抱っこができることに魅力を感じて購入しました。

難点は練習が多少必要。赤ちゃんを一度おろすと巻き直すのが大変。(ほどかずにおろせる結び方もあるので、それの習得がよい)

ですが、慣れれば簡単です。動画とイラストのパンフレットが商品についてあり、オンラインで見ることもできます。日本では講習会が開催されているので、参加できるエリアに住んでいる人は参加すると、赤ちゃんが正しい姿勢で抱っこできているかきちんと知るためにもスムーズに使えるようになると思います。

ぴったりすぎて夏は暑い?

暑いかも。夏になる前にベビーラップ卒業してしまったのでわかりません。冬は、クリップで留められる抱っこ紐用のダウン入りケープを使っていました。冬はプラスで着せたり覆えば良いですが、夏はどんなに薄着でも親と密着していますからね……。でもベビーラップに限らず、夏の抱っこ紐は暑いし、ベビーカーも暑いですね……。

真冬は、肌着+ロンパース(カバーオール、つなぎタイプのベビー服)+靴下を着せてその上にディディモス、そして抱っこ紐用ケープをかぶせてました。「寒い」と自分で言える月例ではないけど、日本で乳児時期はベビーカーを殆ど使わなかったため、アウターは1歳過ぎるまで買わなかったんですよね。暖かくなれば、ケープを取ります。

余談ですが、防寒ケープは、クリップがついていてベビーカーでブランケット用にも使えるとうたっているもので、出産祝いでもらったものでした。

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(ディディモス日本公式サイト)

www.didymos.jp

(英語サイト)

DIDYMOS Baby Wrap Slings - The original since1972

 

 

いい天気が続いています。ただし、寒い。

久々の天気話。

日もそろそろ長くなって来たぞ!18時まで明るい!

カーニバルの週末はあいにくの天気でしたが、その前後はとてもいい天気が続いていました。

とにかく毎日晴れ! ただし寒い

先週も今週もいい天気。でも今日は朝起きると雪がうっすらつもっていて、朝家を出る頃には青空と白い雲の空の中、ふわふわ雪が舞っていました。青空の面積も広がって雪は止みましたが、今朝は特に冷気がはんぱない。

いい天気なんだけど、氷点下。

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デュッセルの晴れの冬は、とにかく冷えます。むしろ曇りの日の方がまだ暖かい印象。一応カーニバルは春の訪れを祝うお祭りなんですが、春ってあったかいんだっけ? 春ってなんだっけ?みたいな感じ。

 

そして、2月下旬の今、ついに日の入りが18時過ぎました! 3月の最終日曜日からはサマータイムが始まります。ドイツの冬は日の出は遅く、日の入り早く、曇りが多くてやっぱり暗いのですが、1月の後半あたりから段々日が伸びてきます。ドイツの冬は長い、暗い……、と冬季うつになる人もいる国ではありますが、年が明ければすぐ日が伸びてくるので、「案外冬短いじゃないか!」というのが個人の感想。10月後半あたりからすでに冬の気配が始まっちゃうから(日本人的な秋らしいさを感じるのは一瞬)そういう意味で冬は長い……のかな?

 

四月は四月で「April Wetter」という言葉があるのですが、とってもいい天気で晴れてたのに急にゲリラ豪雨のような激しい通り雨が降ったりなんだりのピクニックシーズンが始まります。

夏は夏で、夜まで明るいので子どもが寝ない……と幼児持ちの親は悩む時期ですが、寒いよりかは暖かい方がいいので、今年の春夏が楽しみです。(と言えるのも今だけかもしれない……夏は夏でドイツにクーラーあんまり無いから……笑)