元ドイツ暮らしのデザイナー。

幼児持ち元ドイツ暮らし。ドイツの公園はお気に入りだったなあ。

ドイツで葉酸(ヨードなし)を買ってみる

妊娠前から飲み始めるとよい「葉酸」。すでによく知られていると思います*1

可能ならばいつかは欲しい第二子。希望する年齢差や自分自身の年齢を考えたらあまりたくさん時間があるわけではありませんが、子供を希望するなら妊娠前から飲まないとな、と思い、同じようにドイツ在住日本人女性のブログでサプリについて簡単に調べてから*2とりあえずドイツのサプリを買ってみようと近所の薬局(Apotheke)へ行きました。

薬剤師に伝えたのは、以下の三点。

  1. 葉酸(Folsäure/フォルゾイレ)入り
  2. ヨウ素(Jod/ヨート)無し(Jodfrei/ヨートフライ)
  3. 妊娠希望しているがまだ妊娠していない

1と2を先に伝え、妊娠しているかどうかみたいなことを聞かれたので、3と答えました。そして買ったのは、「Folio forte jodfrei」という商品。90タブレット入っていて三ヶ月分。妊娠希望してから妊娠12週まで飲むサプリ。1日1粒です。ドイツらしいのが、これはグルテンフリーサプリらしいです。青いボタンを押すと、下から一粒だけでてきます。

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Folio forte jodfrei。7.25EURO。(Über Folio®forte und Folio®forte jodfrei

正直葉酸は400μgでよかったのですが、オススメされたのは800μg。ドイツの薬やサプリって基本的にドイツ人体系向けで含有成分多めな気がします。

また、ヨード無しにした理由は、出汁を使ってほぼ毎日食事をしていて海苔もたまに食べるので、何かしらヨウ素は摂取しているだろうと思って無しにしました。ヨウ素は日本人ならばほとんど不足しない栄養素だそうですが、昆布そもそも殆ど食べないし……と思ったものの、昆布出汁でも摂取可能ぽいので、それならドイツ生活でも摂れているだろうと考えました。ドイツでは、食塩にヨウ素が添加されている商品もあります。多分土地柄や食習慣からヨウ素を食事から摂りにくい生活なのだと思います。なので、妊婦向けの製品にヨウ素が添加されているものの方が普通なのだと思います。

子どもは授かりものなので、なかなか思うタイミングで授かれないものだとは思いますし、準備は思い立った日からできるよな、と思って飲み始めてみることにします。ただ、日本帰国予定のタイミングと妊娠初期や特に後期をズラしたり、帰国後、職場に復帰した際、社会人として最低1年は働いてから産休育休に入らないとと考えていたり、いつ産むか、産めるかというのはまた新たな悩み事でもあります。最終的にはその都度、最善の選択をとるくらいしかできないと思うのですけどね。笑

 

*1:

(参考・葉酸を摂取することに関して)

halproject.blogspot.de

*2:

(参考・ドイツの葉酸サプリと単語)

kocmoccc.hatenablog.com

昼寝しない作戦失敗の日と、20分昼寝の寝かしつけ

またまたお昼寝話。

  • 昼寝しない作戦失敗の日

こないだの日曜日は、昼食後に寝そうになかったので、18、19時台に寝かせる計画で動いてみたけど失敗!

午後は昼食後に旧市街(Altstadt)に散歩しに出かけてみたところ、お祭りがやってて人混みが多かったので、お散歩後半は素抱っこで過ごしたから、ではないかと思われます。

抱っこしてたらそりゃ眠くなりますわな。

夕方に1時間くらい寝ていたので、その後の寝かしつけは悪戦苦闘。親もヘトヘトに。

 

  • 20分昼寝の日の寝かしつけ

ターゲスムッター帰りの日。午後に一件予定が私にあったために普段より長めに預かってもらっていて、昼寝を20分くらいしたそう。帰宅時は素抱っこしたり、歩かせたりして眠そうなそぶりは全くなく。

17時ごろ不機嫌スイッチもよく入り、目をこすったり、目をパチパチしたり、眠そうなそぶりもたまに見せたので、早めに夕食をとることに。

17時半頃、床にゴロンと転がる様子がちょこちょこ出てきて(こう言うときは単にふざけてる場合と眠くてあやしい時の両方がある)、眠くなる前にご飯を食べさせなければとなんとか気を引きながら夕飯の支度を済ませ、食事は普通に機嫌よくモグモグ。

そのあと風呂(シャワー)と歯磨きを済ませ、寝室に連れて行くと、ゴロンとしてゆーっくりうとうと。普段なら、本を読んでと本を持ってきたり、本を開くような動作をして読んでアピールをするけど、今日はなく。すぐ目はとろーんとして20時頃すんなり就寝

寝かしつけ5分くらい。本当に。

昼寝ゼロより、ほんの少しの昼寝っていいかもしれない!と思った日でした。

 

過去の睡眠関係記事。

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昼寝をしない日の行動観察

少し前に、昼寝をしない日がでてきた我が子の話を書きました。

Tagesmutterのところでは基本的にお昼ご飯の後に昼寝の流れになっていますが、まだ昼寝のリズムができておらず、お昼ご飯を食べた少し後に迎えにいく日々ですが、お迎えに行く頃は元気はつらつです。果たして、お昼寝できるようになるのだろうか。

少し前ですが、お迎えの後に少し寄り道をしてお友達と遊んでから帰りました。今日は夕食を作らなくてもOKの日だったので、ドイツの乳幼児食品メーカーのHippの子ども用レトルト幼児食HiPP: Menüsをレンジで温めて食べさせ、昼寝をさせずに夜早寝をする計画で動いてみました。

帰り道に寝ることなく、急いでレトルトの他に牛乳やフルーツも用意し、すると夕食中に電池切れ。レトルトは2くちくらいで終わり、大好きなイチゴはちゃっかり食べきりました。私もめちゃくちゃ眠かったら同じように大好きな果物だけ食べると思います。歯磨きをさせてくれる余力はなく、せめてお水を飲んでもらいました。そんなこんなで、この日は昼寝をさせないで早寝作戦は成功したのでした。

そして、昼寝をしない日のうちの子の様子。

  • 基本的に目の前に遊べる対象があると、昼寝しない

これは、昼寝時間を少しずらしたい時にも有効。

  • 昼寝をしないが故に、夕方の不機嫌スイッチが入りやすい

昼寝しても起きぬけは不機嫌な時は不機嫌で機嫌とるのがなかなか大変ですけども笑。

  • 夜泣きが多い

ほとんど寝言泣き系ですが、私たち親が寝る前に5〜6回くらいはエンエン泣きます。トントンで寝ることが多いですが、たまに起き上がって泣きます。「パパない!」と怒って母を所望することがほとんど。(パパ不憫)

こんな感じです。

普段は、21時台に寝かしつけを始めるので、子が寝たあとにとれる時間はせいぜい2時間程度ですが、18、19時台に寝てくれると、大人だけでのんびり夜の時間をいつもより長く過ごせるのはかなり快適です。また、普段の寝かしつけの時は親もほぼ一緒に寝落ちをするので、早寝をさせると「子が寝た後に○○やろう」というのも遂行しやすい。寝落ちしてしまうと、起きるのが23時や24時だったりするので、変な時間に次寝ることになったりして、なかなか困ることが多いんですよね。

寝落ちから起きたあとは、頭も体もぼーっとしてしまって、何か作業をしようとするにも体が動くようになるのに時間がかかりますし、その後体が動くようになって、さて寝ようとすると、なかなか寝付けなかったりして、深夜2、3時に寝るなんてことになることが私の場合は多いので、困りものです。

昼寝なし早寝作戦は、夕食の支度と、夕食をなんとか食べさせるのは大変なのですが、夜泣きが多くても、快適に感じることが多いです。

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ドイツの小学校入学にSchultüte!

8月31日は、新学期の始まりだったようで、円錐型の「Schultüte(シュールテューテ)」親に抱えてもらって登下校する新一年生をたくさん見かけました。

円錐型で、キラキラ飾りがついていて、中に学用品を入れるそうです!(お菓子も入れるらしいんだけど、学校にお菓子持ってくの?みたいな気持ちw) 日本で言ったらお道具箱みたいな? 幼稚園を卒園したら、夏休みの間に親が買い揃えてあげるそうです。

最初はお菓子だけを入れる入園おめでとうのお楽しみ袋だと思ってたのですが、近所に住む新一年生になるお嬢さんを持つ知り合いに聞いてみたところ、基本的に学用品を入れるみたいで、新学期に学校へ持って行くと! また、幼稚園の先生が卒園祝いに用意してくれることもあるみたい。

7月〜8月のおもちゃ店や、デパートのこども用品売り場には、入園準備品コーナーがズラリと並んでいました。

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(Spielschiff)

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(多分Kaufhof)

 

これを持って小学校に行くのはきっとワクワクですね。ちなみに、ドイツの小学生がよく背負うランドセルはこんな感じ。

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結構大きくて、日本のランドセルの様に、スペースがきっかり確保されてる感じです。キャラものも多くて、子どもたちにはアナと雪の女王がいまでも人気ぽくて、アナ雪ランドセルも売ってます。色合いが欧米っぽい派手さがありますよね。

 

うちは小学校関係ない年齢ですが、我が家にあるドイツ語のイラスト辞典?にSchultüteが載っていて、実物をお店で見た時にこれかーと思ったものです。

 

また、上に書いた知り合いの方から聞いた話ですが、初日からちょっぴり授業があるらしい!?

あと、小学生登下校の定番と言えばキックボード! 幼稚園児は小さめで足場がプラスチック製のものをよく使ってて、大きい子は金属のガッシリ系! ガッシリ系は大人も乗れる耐荷重で、たまに大人が乗ってます。私が学生の頃も流行った時期ありました。

JD RAZOR MS-105R クリア

欧米は、安全上の理由から子どもを1人で出歩かせる発想は殆どないと思ってたのですが、デュッセルドルフは何歳頃からは分かりませんが、1人で下校してくる子どもたちを近所ではよく見かけます。(登校は私の生活時間帯と合わないのでまだ見たことない)

 

ドイツ大使館発信のブログからシュールテューテの記事を見つけました(*´ω`*) 私の今回の文章、らしいだそうばかりでなんの意味もないですね!!写真撮ったから自分の記録的に書きたかったんです_(┐「ε:)_

Schultüte(シュールテューテ) | ドイツ情報満載 − Young Germany Japan by ドイツ大使館

昼寝をしない日が出てきた!

1歳半を過ぎていくと、めきめきと体力がついてきたなと実感することが増えていました。1歳半を過ぎると急にできるようになったことが増えたので、2歳もそのように感じることが多そうです。そして、明るいドイツの夜、22時まで寝ないことをちょっぴり悩んだり(寝ないので開き直るしかないのですが)。

  • 我が家の基本昼寝設計

うちの子どもは、基本は昼食後の午後に1回お昼寝を約1時間〜2時間。長いと3時間くらい寝る寝太郎ですが、さすがに3時間は良くないと思って2時間半くらいで起こそうとします。

午前中あまり遊べていないと、入眠時間が遅くなります。眠そうにしているのに、寝ない子の寝かしつけはつらいので、できればベビーカーや抱っこ紐で移動中に寝かせたい。寝かせたい作戦でゴロゴロ移動しているのになかなか寝ないとやっぱり親が疲れます。

  • 午前睡のパターン

午前中からベビーカーや抱っこ紐ででかけていると、ゆらゆらに気持ち良くなって、午前睡がたまに入ります。その場合、昼食後にお昼寝はなし。夕方に寝ることが多い。

午前睡が入ると、午後の起きてる時間を長くできるので、早めに夜寝かせるチャンス。チャンスタイム効果なしのことももちろんある。

夕方に寝られると台無し。できれば1時間程度で起こす。移動していると移動で寝るので、このチャンスは自宅や近所のみ利用可能。抱っこ紐、ベビーカー利用時は不可。17時くらいに寝ると、このまま朝までコースになるか!?と期待するが、だいたい無理で19時20時頃に起きる。

  • 夕方寝るパターン

冒頭の昼寝基本設計の通り、昼食後寝ずに、15時16時頃に寝てしまう。あまり登場回数はありませんが、できれば1時間程度で起こさないと、22時就寝がさらに遅くなる可能性がでてくる。

  • ついに登場お昼寝なし早寝パターン!

今までも稀に、昼寝をしなかったので19時台に早めに寝かせられたことがありました。

少し前の土日は、特別遠くへ出かける予定はなく、昼食後はちっとも眠そうにせず午後を過ごしていたので、これは早めに風呂夕飯歯磨きを済ませれば早寝の大チャンス!と思って夫婦で協力して、午後はどちらかが公園へ連れて行き、もう一方は食事を用意する作戦を決行。

公園の行き帰りもベビーカーや抱っこでは行かず、歩かせて、公園の後は風呂へ直行。そして夕飯を食べさせて歯磨き! あとは眠くなるのを待つだけ笑。

土曜日は20時前近くまで粘っていましたが、19時台にに寝たのは快挙。

日曜日は、18時半頃から始めた夕食中に電池が突然切れたようにうとうとしだしたので、歯磨きを慌ててさせて、抱っこでコテンとぐっすり寝ました。

昼寝なし早寝の時は、早い時間に寝言泣きがちょこちょこ入るので、ややドキドキします。

これが噂の昼寝なし生活……!

少なくとも、特別な予定がない日でないとできないですね。

 

22時寝を書いた気まずい日記。ちなみに今は20:30くらいが日の入りになりました。

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タリンクシリヤラインで船旅・ヘルシンキ〜ストックホルム

昨日はヘルシンキ〜タリン間のわずか2時間でフィンランドからエストニアへ着いて日帰り旅行ができる「ヘルシンキ〜タリン便」のことを書きました。今回はヘルシンキストックホルム間の夜便を利用した話を書きたいと思います。

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ヘルシンキストックホルムを結ぶセレナーデ号

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(他にシンフォニー号もある模様)

今回、ヘルシンキを17:00に出発し、ストックホルムに翌日9:30に到着する夜便を利用しました。出航するオリンピアターミナル行きのトラムはスーツケースを持つ人でいっぱいで大混雑。チェックインカウンターも大混雑。機械を使ってセルフチェックインがスムーズです。時間に余裕があると良いと思いました。

船内はまるで普通のビル!

乗船すると、生演奏と大道芸人がお出迎え。エレベーターに乗って部屋に向かいました。船の真ん中のエリアは吹き抜けのプロムナード。レストランやカフェ、ギフトショップがあります。窓付きの客室は、プロムナード側と、海側の二種類があります。プロムナード側の部屋にすると、ステージのイベントが部屋から少し覗けたりできそうです。

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部屋は窓付き海側を選ぶ

一泊だけの船旅なので、最初は旅費を少し節約しようという発想で(北欧はなんでも概ね物価が高い)窓なしの部屋にしようと思いましたが、数十ユーロを載せれば窓がつくんだし、せっかくの船旅なのだから!と、海側で窓付きの一番安い部屋(A-class)を選びました。結果的には窓付きで良かったと思います。航海中からしばらくすると海しか見えないのですが、太陽のあかりが部屋に入るというのはなかなか気持ち的に嬉しいものです。また、朝、目が覚めるとスウェーデンの島々が窓から見えるのは楽しかったです。

部屋にはベッドが左右に2つずつの計4つあり、そのうち1つは動かせて、他の3つは壁からパタンとおろすタイプです。二段ベッドになっていて、取り外せるハシゴが部屋入り口にありました。ベビーベッドもリクエストして借り、下段のベッドとベッドの空きにぴったり入る幅の折りたたみベッドでした。が、結局ベビーベッドでは寝てくれなかったので笑、大人のベッドをぴったりくっつけて川の字で寝ました。幅が狭いので、寝返りも打てなくてスムーズに寝てくれる子はどのくらいいるだろうかと気になります。

窓なし部屋だと下側のデッキにおそらくなるので、船の音が結構響くのかなーとか心配です。もし私が大学生とかだったらきっと窓なし部屋を選んだと思いますが笑。

船内のエンタメも充実

一泊クルーズですが、飲食ができるのはもちろんですが、ライブステージ、カジノ、ジャグジープール&サウナ、キッズスペースなどなど充実した設備、他にもイベントが各所で行われていました。イベントのタイムテーブルは残念ながらフィンランド語とスウェーデン語の二ヶ国語併記のリーフレットのみ。キッズスペースには子供向けプログラムのリーフレットも置いてありました。こちらももちろん英語なし。せめて英語が欲しい!

バーは24時までなら子ども入れます。カジノはもちろん18歳以上。

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ジャグジープール案外楽しい

プールは有料で大人10ユーロ、1歳3ユーロ。でも入ってきました! 水温はぬるいです。悲しい。タオルはプラスの支払い無しで貸してくれ、水着もレンタルあるらしい。赤ちゃん用の水遊びパンツも1ユーロで売っていました。

ジャグジープールが3つあり、泳ぐタイプの場所ではないので、他のお客さんはゆったりプールに浸かったり、飲み物を飲んだり、サウナに入ったりとまったりしていました。サウナも男女共用と男女シャワールームから行ける男女別のものがありました。水温がぬるいので、ちょこちょこサウナであったまってきました。

我が家が泊まった部屋はA-Classと、Aがついていても、グレードは下から数えた方が多分早いので笑、多分客船業界ではフツーの部類。フツーにシャワーも狭いため(ハイクラスの客室の洗面やシャワーはどんな風貌なのか気になるわ)、せっかくだから家族三人で入ってくるか、と水着と赤ちゃん用の水遊びパンツは持っていたので、ゆっくりジャグジーと広めのシャワーを浴びてさっぱりしてきました。すべりだい付きの浅い小さい子向けのミニプールもあって、子どもは何度もじゃぶんと滑り台を滑ってかなり気に入ってくれました。

お風呂の湯船やお水を怖がる子どもだったので、この成長にはびっくりしていますが、楽しんでくれて本当に良かったです。子どものストレス発散は旅行や移動における大事な任務なので、お金払った分だけの満足はありました!

ストックホルム行きではムーミングッズはラストチャンスかも

ヘルシンキにはあちらこちらにムーミングッズを買えるお店がありますが、セレナーデ号はムーミングッズを免税価格で買えるラストチャンス!? 買おうか悩んだけどやっぱり買おう!ができるかも。かなり充実しているラインナップだとは思いますが、悩んでた商品が必ずあるとは限らないのが免税店のあれこれですよね。アラビアのムーミンマグカップ2017バージョンは売ってました。免税価格+セールで結構安かったです。定番商品は免税店が狙い目とは思いますが、絶対欲しいものはやっぱり陸地のお店がいいですよね。

ちなみに、ムーミンのそこそこ大きいぬいぐるみはタリンクシリヤライン限定販売のスカーフを巻いたムーミンスノークのおじょうさんの二種類がありました。

キッズ向けギフトショップではもっと大きいのだとムーミンパパやママがいました。小さいキーホルダータイプのぬいぐるみも少しありました。ヘルシンキ市内で買ったお土産がいくつかあったので、ここにもあったかー!という気分でしたが、ちゃんと欲しいものを買っておくのは大事です!笑 ストックホルムでもムーミングッズを取り扱う店はありましたが、ヘルシンキ程の充実感はありませんでした。

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きっと飽きないキッズスペース

タリン行きの船よりも広いキッズスペースでした! うちの子どもは飽きずによく遊んでくれました。とにかく充実していて、ある程度大きい子どもでも何かしらで楽しんでくれると思います。あったものは以下の感じ。

  • ボールプール(0〜4歳、5〜12歳エリア分け)
  • おままごとエリア
  • アイスクリーム販売コーナー
  • お絵かきスペース
  • DVD上映
  • レゴコーナー
  • PS4!!!(メガスター号と違ってちゃんと使える)
  • 抱っこ紐、ベビーカー貸し出し!

特に良いとおもったものは、ボールプールは年齢別で分けられていること。ただし、0〜4歳エリアに勝手に5歳以上の大きい子が入ったら、保護者止めてくれ!と願うばかり……。正直4歳も0・1歳にとってもだいぶ大きいとは思う笑。

ボールプールの写真は大きい子向け。よじ登れる場所があったり、小さい子向けより広くやんちゃに遊べる模様。レゴは、壁に基礎板が貼り付けてあって、とても心が躍りました。私がレゴやりたい。PS4は15分で交代と書いてありましたが、多分普通の子は交代できない。私がPS4やりたい。写真以外にもPS4エリアはありました。

驚いたのは、抱っこ紐とベビーカーの貸し出しがあること。本当に手ぶらで船に乗れるかも。

22:00までやっているので、食後の寝る前にひと暴れもオッケーです。

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食事はビュッフェを予約

夕食と朝食をビュッフェでする場合、予約が必要です。時間は決まっていて、16:45〜、19:30〜のどちらか。席が決まっているので、席を探す必要がありません! 気が楽ですね。タリン便と同様に日本人スタッフがいて、席まで案内してくれました。

19:30少し過ぎに会場へつきましたが、食べ物を取るエリアはかなり混んでいて、割り込みとかなんやらとか色々目につきました……。

でも、食べ放題、ジュースやコーヒー、ビールにワイン飲み放題!子ども向けメニューにミートボール、フライドポテト、ソーセージなど置いてありました。食べられる子にはとてもよいですね。サーモンが私はとても気に入りました。

朝ごはんは7:00〜9:30の間で可能です。こちらは席が決まっていないので、できれば混む時間帯を避けたほうがよいですね。8:00頃は一番混むので早めをオススメするポスターがエレベーターに貼ってありました。9:30は空いていますが、ストックホルムに着いているよという感じだそうです。

船楽しい

クルーズを周囲の人からすすめられてきたポイントは、「子連れに良い!」ということですが、キッズルームがあるだけでとても嬉しいし、楽でした。遊んでご飯を食べて寝たら、別の国に到着ですから、寝台列車に乗っているみたいな感じですね。寝台列車乗ってみたい)日本に帰ったら日本でも客船に乗ってみたくなりました。

A-Classの部屋で大人2人、1歳1人で合計208ユーロでした。日程によって値段はかなり変わります。食事は大人1人夕食38.50ユーロ、朝食は11.50ユーロ。タリン便と同じくFAST LANEというカフェテリアや、予約不要のレストランもあるので、食事はビュッフェでなくても良かったかもと思っていますが、ビュッフェはそれはそれでエンターテインメントなので、お金はかかるけど、ビュッフェで良かったです。f:id:ukite:20170827071441j:plain

ストックホルムの港。

船の基本情報など

タリンクシリヤラインの基本情報は以下のサイトでわかりやすくまとめてあります。日本語サイトなので安心です。我が家はチケットはタリンクシリヤラインの公式サイト(英語)からオンライン予約しました。(シリヤライン公式で日本語サイトもあるって知らんかったw)

Stockholm-Helsinki | One way cruises - Tallink & Silja Line (英語)

ツーリスト| タリンクシリヤラインでの バルト海クルーズへようこそ | - Tallink & Silja Line (日本語)

 

旅の前に読んだブログ。これを読んで、船のブッキングをする前の参考にしたり、北欧旅の気分を高めました笑。

couchpotato.hatenablog.jp

タリンクシリヤラインで船旅・ヘルシンキ〜タリン

デュッセルドルフ住まいの知り合いからは、「クルーズ、いいよ!」と、乗った人はみんな絶賛、クルーズ旅行。クルーズと言ったらなんかブルジョアなレジャーのイメージ、我が家はめっちゃ庶民だし、なんか違うような気がする……と普通に思っていました。

でもって、子連れ旅行ならクルーズは特にオススメ!と言われます。クルーズでオススメされるポイントは、「毎日何かしらのアクティビティーがあって飽きない!」「食事もコミコミで楽チン!」「子どもが遊べるスペースもあるし、子連れの旅行にめっちゃ楽!」と、そんなところです。このあたりは概ね7日間くらいのクルーズ旅行へ行った人たちの話。

我が家は、移動を主目的として、1日で終わる船旅を夏休みに利用してみました。今年の夏休みは北欧を旅する計画をしていたので、フィンランドヘルシンキスウェーデンストックホルム間、ヘルシンキエストニアのタリン間を運航する航路を利用しました。まずはヘルシンキとタリンを結ぶ船のことを書きたいと思います。

 

ヘルシンキからタリン間のメガスター

タリンは、ヘルシンキの海を挟んで南、バルト三国の一番北にあるエストニアにある都市です。港から徒歩でも行ける旧市街が人気の観光エリアになっています。わずか2時間で到着なので、午前の便で出発し、夕方や夜の便で日帰り旅行も可能の距離です。『地球の歩きかた 北欧』のヘルシンキのコーナーにタリンのことが数ページ書かれてあるくらい、メジャーな行き先だと思います。

日本人スタッフも乗船しているので、困ったら色々尋ねてみると良いかもしれません。船のターミナルで乗船を待っていたら、日本人スタッフが声をかけてきて、逆にびっくりしてしまいました。JALのなんちゃらのメンバーですかみたいなことを聞かれたので、JAL利用者は何かお得にできるのかな? 日本人もいくらか乗船していました。メガスター号、タリンの日本語マップもあり、スタッフが渡してくれましたが、船内にもありました。ターミナルはこんな感じ。かなり広く、座る場所やカフェがあり、テラスに出てビールを一杯なんてこともできます。

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運賃は片道、大人一人で54ユーロくらいだったと思います。日程や出航時間などで少し変動があると思います。

席は自由席。窓際がやっぱり人気

乗船すると、みんな各々の場所へ向かい、座ります。クロークやコインロッカーもあるので、そこに荷物を預かれば身軽に船内を過ごせます。景色の良い窓際の席から埋まっていきます。まるで新幹線のようなシートがズラッと並ぶエリアや、レストランと同じようにテーブルが並んでいたりします。カジノやバーもあります。

まずは腹ごしらえにお店は大行列

乗船してから少し、気がつくとビュッフェやバーガーキングなどなど、お店は大行列! 我が家が利用した便は、朝の10:30発で12:30着の船だったので、ブランチか、早めの昼食をとるためでしょうか。我が家は11:30頃から食事をしました。

FAST LANEというカフェテリアは、自分が食べたいものを自由に取ったり、厨房の人にアツアツご飯のメニューを頼んだりしてからお会計。気軽に何かしら食べることができるのはありがたいですね。

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大人はこれでもかというくらいお酒を飲んでのんだくれています。また、船の中は免税価格なので、ケースのお酒を大量買いをする人たちも! 乗客の中に、キャリーカートを持って乗船するひとたちが結構いました。

メガスター号のキッズルーム

子連れ船旅のいいところ。キッズルームがあるので、そこで2時間遊ばせられるということ。メガスター号のキッズルームは、すべて角が丸く、柔らかくなっている内装。すばらしい。結構大きい子も遊んでくるので、1歳台の子連れは月齢によっては見守り一層注意が必要かもしれません。1歳台後半の我が子は、他の子とぶつかることなく、うまく避けたりなんだりで幸い怪我なく遊べました。

テーブルのあるスペースではお絵かきができますが、船が出発して少しすると、キッズルーム担当のクルーのお姉さんが二人やってきて、子どもたちと工作をしたり、バルーンアートを作ってくれたりしました。

また、PS4もありましたが、残念ながら壊れて使えないという笑。

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免税店は空港と似た感じ

免税店は、化粧品・香水・お酒などが最も多く並び、食べ物を売るエリア、土産品を集めたお店など、空港と同じような様子です。ムーミングッズもありました! ヘルシンキとタリン間を往復する人は、行きで目星をつけた商品を帰りで買っても良いですね。

2時間はあっという間で楽チン

乗船してからは、夫と交代しつつ、一方は子どもの様子を見て、もう一方は免税店や船内探検をしていました。子ども自身は自由に遊び回れるプレイルームの滑り台や階段におおはしゃぎ。大きなウレタン素材?のレゴブロックや、ブルドーザーとかダンプトラックなど、建機のおもちゃもなんでもござれで、他人と一緒にまだ上手に遊べない1歳台は、他の子とおもちゃの取り合いとか、他の大きい子と押し合ったりなど、そういうところは気をつけなければなりませんが、楽な時間でした。

たっぷり遊んだおかげで、船を降りるとすぐ寝てくれました。

このプレイルームの存在だけでも、船、いいかも!と思ったのでした。

ちなみに、メガスター号は大きな客船で、乗客が過ごすデッキは船の真ん中以上で揺れや音はほぼ気になりません。下層部は駐車場で、ほとんどの人は滞在することのないエリアです。カフェテリアのあった階層でジッとしていると、ゆらゆら水の上を進んでいる感覚がわかる感じでした。ふわふわ感は確かに少し苦手に感じましたが、ほんの少しです。

 

船の基本情報

タリンクシリヤラインの基本情報は以下のサイトでわかりやすくまとめてあります。日本語サイトなので、安心です。我が家はチケットはタリンクシリヤラインの公式サイト(英語)からオンライン予約しました。

 

www.tumlare.co.jp

www.tallinksilja.com

ちなみにタリン旧市街ざっくり

タリン旧市街。城壁が残っていたり、小道が楽しかったり、民俗衣装?を着た店員がお出迎えするレストランなどあって楽しい散歩になりました。石畳のゴツゴツ感はかなり激しく、階段や坂道も。ベビーカーはやや不向きなエリアに感じましたが、歩道ならば通れる平らな舗装でした。その歩道がめちゃくちゃ狭いところや、排水用の溝がちょこちょこあるので、少し大変なところもありました。

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